<介護の問題>「うるさい」声荒げる義母。優しいお義母さんに戻って……義姉から連絡【第3話まんが】
前回からの続き。
数年前の出来事。ある日、転倒事故で骨折、入院を経て、わが家で同居することになった義母。当初はリハビリにも積極的でしたが、感染症の影響で思うように通えなくなりボンヤリと過ごすことが増えました。さらに認知症を疑うような言動も。しかし医療関係の仕事で多忙な夫や義姉に相談することもできません。
以前から義両親の介護をするつもりだった私は、「義母に恩返しするため」と1人でお世話をする覚悟を決めたのです。ところが……。
私は義母に恩返ししたい一心で関わってきました。しかし、義母はもう昔の優しい義母ではなくなってしまったのです。
誰にも頼れず、義母の暴言を受け止める日々。私の心も身体もボロボロでした。義母とどうやって接していいのか、わからなくなってしまいました。
義母の暴力・暴言に、日々心がすり減っていきます。徘徊も心配で常に気を張っていなければならず、身体も休まりません。
そんなある日、隣県で看護師として働く義姉から電話がありました。
仕事が大変な義姉に、義母のことを話すつもりはありませんでした。しかし、察しのいい義姉から話を切り出されました。
私はついに我慢しきれなくなって、全て話してしまいました。もう、1人で義母の問題を抱えるのは限界だったようです。
私は泣きながら、義母がおそらく認知症だということ、暴言がひどいことを話しました。
義姉はひどく驚いた様子で、私の気持ちに寄り添ってくれました。私も気持ちを吐き出せたことで徐々に落ち着いてきました。
1人で頑張らなきゃと思っていた私にとって、義姉の言葉は本当に嬉しかったです。もう1人で抱えるのはやめよう、助けを求めようと素直に思えました。
義姉から話を聞いた夫はすぐ連絡をくれました。ひどく慌てていて、夫が申し訳なく思っていることが伝わってきます。
義母を専門家に診てもらったところ、予想通りの結果が出ました。
感染症の心配があったせいもあるけれど、もっと早く専門家に診てもらえばよかった……いいえ、義母の様子がおかしいと気づいたときに、すぐに夫や義姉に知らせるべきだったのです。私1人で抱えることが、はたして義母のためになったのだろうか。反省することばかりでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・よしはな 編集・Natsu