<ワーキングママの苦悩>【後編】子どもの体調不良で仕事を休むのは仕方ない?いえ、まだ手はある!
前回からの続き。投稿者さんは働きながら園児2人を育てているワーキングママです。お子さん2人はまだ小さいこともあり体調を崩すことも多いのだそう。そのたびに投稿者さんは仕事を早退したり休んだりしないといけません。ご両親にも頼れず旦那さんもあまり育児に積極的ではないため、お子さんの体調不良となると投稿者さんが動くほかないのだそうです。しかし上司からは「もう少し休まないようにできない?」「周りから不満出てるよ」と苦言を呈されるようになり、投稿者さんとしては「子どもが小さいんだから仕方ないでしょ」とイライラしている模様ですね。
同じような境遇のママたちからは「仕方ないもんね」と共感するような声が集まりましたが、一方で「気持ちはわかるけど、”仕方ない”は違うよね」との声も。「代わりに仕事をしてくれている人がいることを忘れちゃいけないと思う」と諫めるようなコメントも寄せられました。
旦那さんに協力してもらおう
休みすぎていることを上司に咎められた投稿者さん。「上司の言う通り、旦那さんの協力をもっと仰いでみては?」とのアドバイスが寄せられました。
『旦那さんも同じく親なんだから、例えば2~3日休みが続くとしたらどこかで1回は休んでもらおう』
『保育園の緊急連絡先を旦那にしてもらったら?』
投稿者さんがお子さんたちのママであると同時に、当然ながら旦那さんはパパであるはずです。それならば育児の半分を担ってもらうのは、なんらおかしい話ではありませんよね。お子さんたちが体調不良のときには同じ日数だけ休んでもらう、緊急連絡先を旦那さんの携帯にしてもらうなど、協力の姿勢を見せてもらってもいいかもしれません。
子どもを預けられる機関を利用したら?
とはいえ、旦那さんのお仕事の都合もあり休めないこともあるでしょう。そんなときにはシッターさんやファミリーサポートなどの機関を利用するのもいいのではないでしょうか。
『確かに子どもがいると仕方ない面もあるんだけど、シッターさんとか病児保育とか、お金を払って解決する方法もあると思う』
『私は子どもが幼稚園の頃までは託児所がある職場にしてたよ』
『ファミリーサポートや一時保育があるよ』
シッターさんや病児保育、ファミリーサポートなどの機関を利用すればお子さんが体調不良のときに任せられることも。機関によってはお子さんが体調不良のときには利用できないこともあるので、事前に調べておく必要があるでしょう。体調不良の子どもを預けられる先がひとつでもあれば、パパとママの気持ちにも余裕ができるかもしれません。
自分に大切なものを取捨選択しよう
「体調不良の子どもを他人に預けてまで仕事するなんて……」と難色を示すママたちもいるかもしれません。そんなママたちに対してもコメントが寄せられました。
『「そこまでして働かなきゃいけないの」って思うならそんなことはない。辞めるのは自由。そういう働き方を選ぶのは自分だよ。私はそこまでしてしがみついて良かったと思っている』
『うちの職場は休んだ分は残業と休日出勤でカバーだよ。子どもが元気で旦那いる日は終電、土日も朝から終電まで仕事! 自分に必要なものを考えて取捨選択しないと』
『正直なところもはや何かしら諦めるしかないというか、世間はみんな取捨選択して生きてると思うよ』
自分の大切なものをすべて抱えていきたいのはみんな同じでしょう。しかし時には取捨選択が必要となることもあるかもしれません。週末に子どもと一緒にいる時間を少しだけ仕事の時間に回したり、子どもを預ける機関のためにお金を使ったり……少しずつ何かを犠牲にしながら毎日を過ごしている人も少なくないのではないでしょうか。
いつか後輩を庇ってあげて
板挟みになって苦しい思いをしている投稿者さん。そんな投稿者さんにママたちからは優しいアドバイスが寄せられました。
『正社員なら辞めるのはもったいないし、頑張ったら? 投稿者さんが上司になるころには今の投稿者さんみたいな立場の人を助けてあげてよ』
『私も肩身狭かったけど、子どもが大きくなった今、やっと庇える立場になったよ。投稿者さんも今はつらいだろうけど耐えるしかない。女の立場を守れるのは女だから、いつか庇える立場になって若い子を助けてあげたらいい』
「今自分がつらい思いをしている分、投稿者さんに部下や後輩ができたときには庇ってあげてね」と話すママたち。恐らく今後も同じような状況に陥って、悩むママたちが現れることでしょう。ひょっとしたらそんなママたちに苦言を呈する人も出てくるかもしれません。そんなときにはつらさをよく理解している投稿者さんが「まあまあ、みんな事情があるから」と庇ってあげられたらいいですね。
上司から「休みすぎじゃない?」と苦言を呈されて悩んでいる投稿者さん。まずは旦那さんにもっと協力をしてくれるように話をしてみるのがいいでしょう。また体調不良のときにも、お子さんたちを預けられる機関を調べておくのもいいかもしれません。できるだけうまく育児と仕事を両立しながら、毎日を過ごせるよう工夫が必要ではないでしょうか。
【つぎ】の記事:<真実の愛じゃなかったの?>「別れてくれ……」私はお金の支払いに利用されただけ?【第1話まんが】
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