<お金で後悔>子どもに多額のお金を使ったのに。正直、無駄だったと思うことはある?
子どもが生まれると、親は子どものために、成長に伴っていろいろな経験をさせたくなるものですよね。そのときは良かれと思っていても、後になって振り返るとため息が出てしまうこともあるかもしれません。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問が寄せられています。
『子どもにかけたお金で、無駄だったと思うものはありますか?』
他のママたちも、子どもにはたくさんお金を使ってきたことでしょう。場合によっては長期にわたるので、金額が大きくなることがあるかもしれません。何に使ったのでしょうか。
妊娠中に買うのが楽しい授乳グッズ
『哺乳瓶や哺乳瓶の消毒グッズ、粉ミルク、哺乳瓶ケース等一式。3~4万円くらいかな。妊娠中に用意したけれど、完母だったから結局一度も使わず新品未開封』
妊娠がわかると出産や育児に使うグッズを買いそろえることも少なくありません。実際に使うかどうかわからないのですが、子どものことを想いながら買いそろえるのが楽しいものですよね。ついつい買いすぎてしまうことも……。授乳グッズもその1つのようで、ママもワクワクしながら購入したのでしょう。しかしいざ子どもが産まれてみると母乳だけで育てることができたそうです。せっかく子どものために買った授乳グッズも出番がなく残念だったようですね。
子どものために買った大量のおもちゃ
『おもちゃ。ミニカーは、大袈裟ではなくて何百台もあった。貰い物も含めて。そんなに遊びもしないおもちゃが山のようにあったから無駄だったと思う。お金に換算したら何十万だろう』
『意思疎通ができないくらい小さいときに買って遊んでくれなかったおもちゃ。2人目は2歳半までサブスクにした』
『ヨーヨー、カードゲームなど。いずれも何度も大会に出て、ある程度強かったので県外の大会にまで連れていった。全部そろえるのにかなりの金をつぎ込んだ』
子どもが小さいうちに買ったおもちゃは、気づけば驚くほどの数になっていることもあります。特にシリーズ化されているものは、コンプリートしようとすると数も増えてしまいますね。1個1個はそれほど高価ではないかもしれませんが、買いそろえていくと相当な金額に……。子どもが喜んでくれたり遊んでくれたりしたなら良いのですが、親の判断で買うと子どもが興味を示さないこともあるようです。これも経験です。
卒業式や入学式のフォーマルな服
『フォーマルなものは無駄が多かった。ファーストシューズは5千円くらい。いざ履かせようとしたらもう小さかった。小学校入学式用のスーツと革靴。合計2万円くらい。幼稚園卒園前の12月に海外赴任となり、すべて不要に。大学入学式用にスーツと靴。5万円くらい。結局感染症拡大の影響で式は行われず無駄に』
子どもが卒業や入学を迎えるときには、フォーマルなスーツや靴をそろえることが多いですよね。決して安価なものではないのですが、使えなかったママもいます。またこれらの洋服は使う回数が1、2回ですから、金額を考えると割に合わないと感じてしまうかもしれません。大学入学式のためにスーツを買ったけれど、感染症の影響で使わなかったケースも。実は筆者の子どももスーツを買ったのですが、入学式は行われなかったのでスーツは使いませんでした。ただし就職活動で使えるタイプを選んでいたので、この先出番はありそうです。今後使うこともできるものだと思うので、スーツを買ったママも無駄にならないといいですね。
ちょっと笑える!?親もびっくりの事態に!
『前歯矯正に120万円かけたのに、18歳でプロ格闘家デビュー。上下前歯抜いてきたよ。金返せ(笑)!』
前歯の矯正をしていた頃は、子どもが将来格闘家になるとは思ってもいなかったのでは? 18歳でプロになり、せっかく矯正をした前歯がなくなってしまうなんて、親としてはびっくりしますよね。子どもが夢を実現させたことに喜びがあったとしても、120万円……気持ちはわかります。
子どものためを思っての習い事
『剣道の防具と道着で十数万円。1年間通ってやっと防具と道着をつけるとこまできた。でも道着は数回着たけど防具は1度もつけずにやめた……』
スポーツ系の習い事は、道具をそろえるだけでもお金がかかります。長く続けると思って買っても、結局ほとんど使わずにやめてしまうケースもあるようですね。下の子がいて使えれば良いかもしれませんが、親としてはせっかく買ったのだから本人が使ってほしい……と思ってしまいますね。
『ピアノ教室。合計で数十万円。向いていなかったよう。他の習い事もしたけれど、ピアノ教室だけは何も身につかず無駄だった』
ピアノ教室は毎月の月謝もかかりますが、場合によってはピアノを買った家庭もあるのではないでしょうか。決して安い買い物ではないので、子どもが習い事をやめた後、ピアノを見るたびに複雑な気持ちになってしまうかもしれませんね。
『幼稚園時代の英会話。総額20万円近くかけたけれど、中学生の今、英語が大嫌いになっている』
『通信教育。塾と違って、自分から課題に取り組まないといけないけれど、向いていなかった。子ども3人で200万円くらい』
『英会話や塾代、700万円くらいかな。親の自己満足だから、そういう意味では無駄ではないけれど、結果だけ見ると捨てたようなものだ』
『音大の学費。そのためのおけいこ費用。今は全然関係ない職業に就いている。たぶん2000万円くらいかかっているはず。仕送りもしていたから』
家庭学習用教材や英会話など、学校以外の教育にお金を使うママも少なくないようです。子どもの勉強のためならと思ってお金を払いますが、結果が出ないこともあるのでしょう。勉強の仕方は向き不向きがあります。また高額な学費を払って大学を卒業しても、全く関係ない仕事に就く場合も。子どもが選んだ道とはいえ、金額が大きいだけにため息が出てしまうこともあるようです。ただ全く無駄かといえば、きっとそうではないはずです。
親が思っている以上に、子どもには役立っているかもしれない
『無駄だったと思うことはないかな。それで成果がなくても、何かの役に立つと思っているから』
『身にならなかったことはいくつかあるけれど、やらせなかったらわからなかったし、それはしょうがないかな』
親は子どものためを思って必要なものを買ったり、習い事にお金を使ったりするものです。親の思惑とは違って、子どもが興味を持たなかったり、身につかなかったりすることもあるのでしょう。親としてはガッカリしますし、ときに怒りたくもなってしまいますよね。しかしながら実際にやってみないと、子どもに合うのかどうかわかりません。またやってみたからこそ、子どもに合わないことがわかったと考えることもできそうです。
親が無駄だと思っていることでも、実は子どもはしっかりと記憶していたり、人知れず能力を身につけたりしているかもしれません。子どもの頃の経験で、自分の好きなことや得手不得手に気づいて学校選びや仕事選びの参考にしていることもあるかもしれないですよ。無駄な経験はないと思いたいですね。
すぐに成果がわからずもったいないと嘆きたくなることもあるでしょうけれど、何か学びにつながる可能性もあるのではないでしょうか。「長い目で見る」ことも大切かもしれませんね。
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