＜怖い話＞謎の女性から。電話の理由「妊娠が本当か確かめなきゃ」予想とは違う気持ち【第4話まんが】

【第1話】から読む。

前回からの続き。数年前の話です。私は31歳の沙織です。ある日知らない番号からの着信があり、女性が私に「妊娠されていますか？」と聞いてきました。私の名前や電話番号、友人関係まで知っているようで、気味が悪くてたまりません。夫は相手の声を聞き、正体が「大学時代のサークル仲間の大崎さん」だと確信したようです。その後、サークル内で相談したところ、女性のリーダー格である蟹江さんが情報をくれました。

もし大崎さんがサークル仲間と家に来たときに私の友人関係などを知ったなら、寝室に入ったかもしれません。勝手に引き出しなどを開けた可能性もあります。蟹江さんが「兼田くんの奥さんも怖いだろうから、まずは私から聞いてみるね」と言ってくれたので、ひとまずお任せすることにしました。そして1週間後、蟹江さんが家にやって来ました。

大崎さんはだんだんサークル仲間が集まれなくなってきたことに言い知れぬ不安を感じていたようです。みんな結婚したり子どもを産んだり、仕事が忙しくなったり……。「もし奥さんが妊娠したなら、兼田くんとももう会えなくなるかもしれない」そう思った大崎さんは、妊娠が本当かどうか確かめなくてはという衝動に駆られたようです。大崎さんの行動の裏には「仲間たちとの関係性を失いたくない」という思いがあったのでした。

【第5話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ　脚本・rollingdell　作画・うーにゃ　編集・井伊テレ子

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