2022/09/05

＜今が見直しのとき！＞忘れがちな非常用品の更新。停電や断水を経験した人は何を備えている？

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地震や台風などの自然災害が起きると、停電や断水が発生する可能性がありますよね。災害時の対応について、ママスタコミュニティのあるママからこんな質問がありました。

『みなさんは、停電や断水を一晩以上経験したことがありますか？　ある方はその経験で防災への意識変わりましたか？　これがあると便利みたいなものも教えてほしいです』

ほんの数時間の停電や断水なら、なんとかやりすごせるかもしれません。しかし一晩以上となると……。実際に災害を経験したママたちから、さまざまなアドバイスが寄せられました。

あると安心！電気系

『地震の影響で2日間停電した。非常灯みたいなものは防災用に買っていたから使ったけれど、薄暗くて暗いとすごく不安だった。キャンプで使うLEDの明るいライトを5つ買った』

『モバイルバッテリーは絶対いるよね』

『便利と思ったのはUSBでつなぐ扇風機。ハンディファンも含めて3台持っていたから、暑さしのぎに使えた』

キャンプなどアウトドアで使うライトが明るくて使いやすい、と教えてくれたママがいました。またスマホの充電に使うモバイルバッテリー、夏場は持ち歩きのできる充電式の扇風機が活躍したとのこと。冬になると電気カイロがあると、寒さを凌ぐことができそうです。

食料や飲み物は定期的にチェック

食料品

『非常食はローリングストックしている』

『自然解凍で食べられる物も便利』

「ローリングストック」とは、普段使っている食品を少し多めに買っておいて、賞味期限が近くなったら使いその使った分を補充していくことで結果、備蓄に繋がる方法だそうです。缶詰やレトルト食品、フリーズドライの食べものだけではなく、栄養バランスを考えて梅干しや漬物、日持ちをする野菜類、ドライフルーツ、果物ジュースなども用意しておくと良さそうですね。他にも電子レンジが使えなくても自然解凍で食べられる食品があると、役立つとのことでした。

参考：農林水産省｜簡単！「ローリングストック」

『東日本大地震で2週間の停電、3週間の断水を経験。水はもちろんですが、ラップ、紙皿や割り箸、生理用品は多めにストックしています』

食品があっても、食べるものによってはお箸やお皿がないと食べづらいことも。ラップやアルミ箔、食品保存袋は食品を乾燥や埃から守ってくれますから、用意しておくと便利そうです。

水やお湯

『大雪、水害（土砂災害）による停電、断水、孤立を経験しました。うちでは電気ポットは使わず、普通の魔法瓶式。冬場は寝る前に必ずお湯を詰めて就寝が習慣』

こちらのママは停電、断水を経験したことにより、寝る前にお湯を用意しておくことが習慣になったそうです。お湯は調理にも使えますし、温かい飲み物を作るときでも活躍しますよね。保温性がある魔法瓶や水筒に入れておけば、いざというとき温かいお湯が使えて便利そうです。

調理に使うカセットコンロ

『台風で停電。料理はカセットコンロで鍋をした』

『水と卓上コンロのガスは常にストック』

ガスが使えなくなることもあるので、火が必要なときのためにカセットコンロを用意しておくと良さそうです。カセットコンロは専用のガスがないと使えないので、予備のガスもしっかり用意しておきましょう。

ガソリンを給油しておく

『2日停電した。ガスは使えたから食べ物は大丈夫だったけど、充電がなくって、私も旦那もガソリン満タン近くだったのが救い。私はそれ以来半分より少なくなったら入れている』

『ガソリンが半分になったら給油している』

災害時は車のなかで過ごしたり、スマホなどを充電することもあります。ガソリンが入っていないと車が使えないので、頻繁に給油を意識しているママもいました。また災害時は物流が滞ることもあります。ガソリンも同じで、ガソリンスタンドでの給油に制限がかかる可能性も。筆者も災害を経験したことがあります。幸いにも筆者は数日前にガソリンを満タンにしていたのですが、知人はガソリンがなくなってしまい移動もできずに困っていました。

使えるのは現金だけになることも

『100均で買ったコインケースに小銭を入れています』

停電時にはクレジットカードや電子マネーなどの決済方法が使えなくなってしまいます。現金のみの取り扱いになる可能性もあるので、普段キャッシュレス決済を使っている方は災害時のために現金を用意しておくと安心かもしれませんね。

災害はいつ起きるかわからない

地震や台風といった自然災害は、いつ起きるかわかりません。実際に停電や断水を経験したママたちも、その経験をいかして備蓄をしていることがわかりました。大きな災害に見舞われた知人は、レジャーシートが役立ったと言っていました。子どもが遠足などに使っていたものが活用できたとのこと。レジャーシートがあれば汚れている場所でも座れますし、風を通さないので防寒対策にもなるのだそうです。また生理用品がなくて困った経験があるので、ストックしているとも言っていました。今まであまり災害に関して意識していなかったママも、この機会に災害グッズをそろえたり、見直しをしてみてはいかがでしょうか。

文・こもも　編集・編集部

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