<心の準備>小学校の図工や体育で使う「材料」とは?急に持ってきてと言われても無理!?
就学前のお子さんをもつママ、ご存じですか? 小学校では授業や行事のために、自宅でさまざまな「材料」を用意する必要があるそうなのです。もちろん学校によるようですが……。
『小学校に入学すると、「来週までにラップの芯を5本持ってきて」とか言われるの? 参考にしたいから、他にもどんなものを持ってくるよう学校から言われたのか教えて!』
年長のお子さんを育てるママからママスタコミュニティに寄せられたこの質問。投稿者さんはどうやら、小学生のお子さんを持つママ友から情報を得たようです。幼稚園や保育園といった未就学の時期にも、制作の時間に使用するために牛乳パックなどを準備した経験があるママもいると思います。しかし小学生になって授業が始まると、その準備がこれまで以上になるかもしれません。実際に小学生以上のお子さんを育てているママたちが、さまざまな授業で使う材料の実態を教えてくれましたので紹介いたします!
実際に学校から「持ってきて」と言われたもの
さてママたちは、どんなものをご家庭で準備するよう学校から言われたのでしょうか?
『牛乳パック』
『お菓子の空き箱』
『くだものが包んであるネット』
『ラップの芯』
『ペットボトルの容器とキャップ』
『トイレットペーパーの芯』
『ゼリーのカップ』
『乳酸菌飲料の空容器』
『新聞紙』
「牛乳パックやお菓子などの空き箱は定番!」というママもいましたよ。一見どの家にもありそうなものばかりですが、いざ「持ってきて!」と言われたら、すぐに準備できるか少し不安になってしまいますよね。慌てることがないよう、学校で使いそうな空き箱などの材料は、日ごろから一定数とっておくというママの声が複数寄せられました。「子どもはもう高校生なのに、未だにお菓子の箱とか捨てるときに一瞬悩む」というママもいるようですよ。
え!?こんなものまで準備するの?
『「虫を捕まえてきて」ということがあったよ。うちはトカゲを飼っているから、エサのコオロギを持たせた』
『「ちょうちょの卵」というキツ~イお題があった』
『青虫。無理!』
お子さんはもちろん、ママも虫がニガテならお手上げ状態。虫を学校に持っていくための虫かごも必要ですし、できれば学校で準備していただけると助かるのですが……。先生、無茶言わないで下さいよ~(涙)。
『野草の「くっつき虫」を持ってきてって言われたことある。投げたら服にくっつくアレ』
『急に松ぼっくり持ってきてと言われても……』
服などにくっつく、くっつき虫を使って、一体どんな授業をおこなうのでしょうか……? 子どもが小さい頃など、散歩の道中でよく見かけていたような気もしますが、いざ探すとなると、なかなか見つからなそうですよね。
『かまぼこ板3枚必要って言われたことがあって、家族でかまぼこをめっちゃ食べた』
『ケチャップやマヨネーズの空き容器が必要になって、オムライスとポテトサラダを何度も作った』
『インクの切れたボールペン』
日常的にかまぼこを食べているご家庭でも、「かまぼこ板」を取っておくことはあまりないのでは? またインクの切れたボールペン。ママがテレビを見ながら無心で紙の上でボールペンをグルグルとさせている姿が目に浮かびます(笑)。
だいたい何日前くらいに「お知らせ」がくるの?
ママたちが気になるのは準備期間がどれだけあるか。早ければ早いほど助かるのですが……。
『2週間前くらいにお知らせがあるよ』
『準備が必要な材料については月初めのお便りに「今月必要だから準備して」と書かれているんだけれど、具体的に何日に使うかはわからないんだよね。月の前半のときもあれば後半のときもあるし……』
『「○月○日までに持ってきてください」と1か月前に言われるからあまり困らない』
「明日までに持ってきてください」という無茶ぶりはないようですが、お子さんの学校によってまちまちの様子です。最後のママのコメントのように、1か月前にお知らせがあり、準備期間が明確だとわかりやすいですよね。
「ペットボトル」には要注意!?
『お知らせには「2リットルのペットボトルを2本」って書いてあったの。わが家は水のペットボトルをケースで買っているから余裕だと思っていたんだけれど、持っていく2日前になって「炭酸飲料が入っている底が丸いタイプ」とか言われたことがあったよ』
水が入っていた底が四角いタイプのペットボトルを準備していたママ。しかし持っていく直前になり「炭酸飲料が入っているような底が丸いペットボトルで」と、急に学校から形状の指定をされたこともあったのだとか。ペットボトルの準備が必要とわかり次第、形状の確認をしておくとよさそうですね。
どうしても準備ができないときはどうする?
学校からお知らせはきていたものの、子どもがママにプリントを見せ忘れていたり、ママ自身が準備を忘れてしまっていたり。はたまた学校から急に準備するよう言われてしまった場合など、ときには準備が難しいこともあるでしょう。ママたちの対処法を教えてもらいましょう。
購入しちゃう
『習字で使う新聞紙は、よくコンビニで買うよ』
『フリマアプリでトイレットペーパーの芯を購入したことがある』
新聞を定期購読していないご家庭もあるでしょう。その場合は、必要に応じて購入しているそうです。またフリマアプリでは授業などで使用する材料が売られていることもあるようです。これまで材料の準備に苦労をした経験者のママたちが、捨ててしまうような廃材でも需要があることを知っているため、出品しているのかもしれませんね。
代用品でも大丈夫でしょ!
『地面に水で絵を描くから、ケチャップやマヨネーズの容器を持ってきてと言われたけれど、水で絵が描ければいいから、たまたまあった食器洗剤の空容器を持たせたよ』
何のために使用するか把握できれば、代用品もアリなのではないでしょうか。念のため、何に使う材料なのかを学校に確認してみると安心ですね。
身近な人に頼んでみる
『職場の人に声をかけて、お菓子の空き箱をもらったことがある』
休憩時間にお菓子を持ち寄って食べることがある職場なら、空き箱も譲ってもらいやすいでしょう。ママ同士なら、きっと事情を分かってくれるはず!
学校にもよるかも?可能ならご近所ママに聞いてみて
授業などで使う材料の数々。日ごろから家にありそうなものから無理難題までラインナップはさまざまでしたが、どうやら学校によりそうです。
『うちの小学校はペットボトルと新聞紙くらいだったよ』
『小学校6年間で牛乳パックだけだった』
さまざまな材料が寄せられたいっぽうで、準備をすることがほとんどなかったというママの声も寄せられました。もしもご近所の小学生のお子さんのママと話す機会があれば、実際どんなものが必要だったのか聞いてみるとよさそうですね。また万が一に備えて、今回ママたちから寄せられた材料をヒントに、小学校入学前から少しずつ保管をしておくのもいいかもしれませんね。
文・吉岡可奈 編集・Natsu イラスト・天城ヨリ子
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