<車を買って!義両親>100万は出さない!義母の代案にひらめいた「条件があります」【後編まんが】
前回からの続き。最近の話です。敷地内同居している義両親から、車を買い替えてほしいと申し出がありました。なんと100万の新車がいいそうです。私たちに貯金があると知って言ってきたようでした。義両親は退職金も年金もあったはずです。しかし義父のがんに保険の効かない治療もしているようで「貯蓄がほぼない」というのです。旦那は私に独身時代の貯蓄があるとにらみ、私に出せと言ってきます。断固拒否したら「嫁としてありえない」とまで言われたのです。旦那が断りの連絡を義両親にすると、義両親がうちに来ることになってしまいました。
私は車を買え! ばかりで話を聞かない義両親と旦那にガッカリしました。「車検や税金・維持費は払い続けられるのか」と聞くと、何も答えられなくなった義両親。
もうイヤになってしまい、旦那と話してくれと言って部屋を出ました。結局、旦那は自由に持ち出せるお金はないし、私がかたくなに出費を拒むので、義両親も旦那も諦めたようにみえました。
その後も敷地内同居なので、義両親と顔を合わせる機会がどうしてもあります。義母の顔には私に対して「裏切り者」と書いてあるようです。それに私たちが車を買ってくれるのを見越して、もう前の車は廃車にしていました。買い物は、旦那が会社帰りに買ってくるなどで間に合わせていましたが、やはり不便そうです。見かねた私は、買い物の同行や代行をしてくれるサービスやタクシー会社などの一覧「軽自動車のリース」などを教えてあげました。義母も「へー今はこんな便利なのがあるのね」と感心していました。が、次に出た「おねだり」は……?
そう言って、電動自転車のプレゼントと引き換えに、免許を返納する約束を取り付けることができました。これまであまりにも義両親にはノータッチだったので「電動自転車ぐらいはいいだろう」と思ったのです。
旦那は義母と話し、主治医と相談して義父の治療は民間療法をやめるなど、出費の見直しをしました。付き合いで入っていた義母の保険など、他にもムダが発見できたようです。敷地内同居をしておいて「車を買ってあげないなんて……」と言う人もいるでしょう。でも私はお金のことで子どもの選択肢を狭めたくありません。それにたとえケチだと言われても、義両親に100万をポンッとあげるほどの気持ちはないのです。今後もムリはせず、私ができる範囲の付き合いにとどめたいと思っています。義母は生まれてはじめての電動自転車を、毎日うれしそうに乗り回しています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・秋澄乃
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