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<習い事の費用>お金がかかる習い事といえば何?バレエやバイオリンはお金持ちでないと難しい!?

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勉強系やスポーツ系など、子どもの可能性を引き出してくれる習い事。今では複数の習い事をしている子どもも多いですよね。習い事は幼稚園・保育園や小学校とは違うコミュニティなので、親同士もあまり深く知り合うことはないかもしれません。そんな中ママスタコミュニティには、習い事に関する質問が寄せられました。

『テニスの体験レッスンに行ったら駐車場は高級車が多いし、ウェアもまだ4、5歳の子でもブランド物。テニスってお金持ちのスポーツではないよね?』

お子さんの習い事としてテニスの体験レッスンに行った際に、高級車やブランド物のウェアを着ている子どもが多かったという投稿者さん。テニスを習わせる親にはお金持ちが多いのかと疑問に思ったようです。このほかにもお金持ちの親が子どもに習わせる習い事を聞きました。ママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。

こんな習い事はお金がかかる!

『バイオリンやチェロ。レッスン代、楽器代、音大の学費や留学費用諸々』

『バイオリンは体の成長に合わせてちょこちょこ買い替えるからお金かかるって聞いた』

『バレエは高い。レオタードやシューズ、タイツって普段使う道具だけでも高額なのに、発表会となると月謝以外に20万円ほどが毎年一気に飛んでいく』

「お金持ちの親が子どもに習わせる習い事」のイメージとして、さまざまなコメントが寄せられた今回の投稿。その中でもバイオリンやバレエ、フィギュアスケートなどを挙げるママは多かったです。バイオリンはピアノとは違って体の成長とともに楽器を買い替えなければいけなかったり、そもそも月謝が高かったりといった理由があるようです。またバレエやフィギュアスケートは「普段から使う道具や発表会になかなかの出費があるよ」という意見がありました。

『娘3人の習い事は部活も含めて体操、テニス、ダンスで一番お金がかかったのがダンス。部活だったけど大会の度に衣装代と遠征費、合宿代、親とのお付き合いで出費が多かった』

発表会以外にも合宿や遠征があればその都度お金がかかってきますし、保護者同士の集まりやお付き合いなどが重なれば交際費も増します。ダンスは練習着やシューズの費用くらいかと思いきや、実は出費が多かったというママからの体験談もありました。実際に子どもにその習い事を習わせたことのあるママではないとわからない実情があるようです。

習い事の内容よりも住んでいる地域にもよるかも!

『テニス自体は安くできるけどテニスコートって場所が必要。土地が広い郊外はともかく、都心部だとテニスコートがあるクラブそのものが貴重なんだよね。だから郊外出身の人がテニスやってるのと都心住まいの人がテニスやってるのはかなり違うかも』

「テニスの体験レッスンに行ったらお金持ちの親が多かった」と話す投稿者さんに対して「都会だとお金はかかるよ」という意見もありました。投稿者さんの住んでいる地域がどこなのかは定かではありませんが、都心であればテニスはテニスコートの場所を確保するだけでも大変なので、運営側も月謝代を高く設定せざるを得ないかもしれません。そのため必然的に都心で子どもにテニスを習わせているという親は金銭的余裕がある可能性もありますね。

『庶民しかいない地域だからゴルフもバレエも庶民しかいなかった。確かに都会だと土地が無いから、ゴルフ場に行くまでも時間かかるし大変だし金持ちしかできなさそう』

『習い事もピンキリだからどこで習わせるかだと思う。うちの田舎だとフェンシングはスポ少にもあるし、乗馬だって安価で習えるよ』

ゴルフや乗馬も多くのママたちが「お金がかかりそう」「お金持ちが子どもに習わせていそう」としてイメージが定着している習い事でした。しかしこれらもどの地域で習わせるかによって、月謝代やその他の経費が大きく変わってくるのでしょう。その習い事が盛んな地域であれば気軽に通うことができます。しかし隣県まで通って習わせていたり、取り寄せないと道具が揃わなかったりするほどその地域に根付いていない習い事であれば、親の経済的負担は大きい可能性も。また乗馬に関しても気軽に習える地域もありますし、また自分の馬を保有しているかどうかでも違うのでは? という意見もあり……。一概に「この習い事をさせる親はお金持ち」と判断することはできないことがわかります。

どの習い事もプロを目指そうとしているならお金が必要かも

『趣味ではなくプロを目指しているならお金がないと無理なんじゃない?』

『気軽に始められないような習い事はお金かかるよね』

またその習い事に対する親や本人の本気度も、大きな指針となるかもしれません。趣味として気軽に楽しんだり「何かひとつだけでもやらせたい」という思いがあったりする場合の習い事であれば、週に1回や2回の通いで済むでしょう。しかしプロを目指すために本気で習っているものであれば、週に5回も6回も通っているケースもあります。そうなれば月謝代はもちろん上がり、遠征費や道具代なども多額にかかってくるでしょう。

どんな習い事でも親がどんな思いで習わせているか、本人がどういう気持ちで習っているかによってお金がどのくらいかかってくるかは変わってくるのではないでしょうか。一般的に「親がお金持ちの習い事は何か」という結論がなかなか出ないことがわかった今回の投稿。みなさんも子どもに習い事を習わせる際に「どのくらいお金がかかるんだろう」と悩んだら、住んでいる地域や習わせる頻度などを加味してみるといいのではないでしょうか。

文・AKI 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko

【つぎ】の記事:<お金がナイ!>「20万お礼に上乗せ」家計は火の車なのに……見栄っ張り夫に苦労する【前編まんが】

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