<ママの罪悪感>【後編】子どもを預けて気がねなくランチに行けない。普通はみんな行けるの?
前回からの続き。投稿者さんは子どもを家族に預けて行くランチは、子どものことが気になってどうしても楽しめないと言います。ママスタコミュニティには投稿者さんと同じく、落ち着いてランチを楽しめないママがいる一方、思い切り楽しめるママもいるようです。
ママの大人時間への考え方をかえてみたら?
日々、子育てに奮闘しているママたち。子育てには長い時間がかかります。全力疾走すると疲れてしまうかもしれません。「ママ業」を長く楽しむためにも、ランチなどの大人時間で息を抜くことが大切との意見も寄せられました。
『普段から子どもと思いっきり遊んでおいしいものを食べているから、たまには息抜きを楽しむよ。子どもがいると行けないお店や食べられないものをゆっくり満喫する。帰ったらまたママとして頑張ればいいじゃん』
『考え方を変えたら? 今このひとり時間があるからこそ家族に優しくできる、とか。私は怒ってばかりだから、そんな感じで置き換えるかも。気になるならお土産を買って帰ったら?』
『もちろん子どもは大切だけれど、ずっと一緒だとお互い息がつまるし、私もほかの大人と話したいってなるから。子どもに優しく、穏やかに接するためにも、リフレッシュは必要だと思っている』
子どもに危険がないよう、いつも目の届くところに置いておきたいと思うママの気持ちはよくわかります。しかし常に一緒ではイライラしたり、ひとりになりたくなったりして息がつまることもありそうです。子どものためにも、ママは元気でハツラツとしていたいもの。気分をすっきりさせてくれる大人時間は、ママにとっても子どもにとっても大切なものなのかもしれません。
今のうちよ。そんな悩みもいい思い出になる
『子どもが小さいときはそう思ったよ。子どもが大きくなると子どもたちもそれぞれ楽しんでいるし、いいお店があれば別で連れていけばいいし気にしなくなった。ムリに行かなくていいけれど、気づいたら仲よくできる人が減っていることもある』
『今は投稿者さんにとってそんな時期じゃない。子どもが大きくなるまで待つ、それだけだよ。別にランチって行かなくちゃならないワケでもないし、楽しめないならムリして行かないだけだよ』
『小さい頃は泣いていないかなとか、親に預けたときは親を困らせていないかなとか、何を食べたかなとか。私を恋しがっているかなとかいろいろ考えるよね。今じゃ、高校生の子どもが早く帰ってこないかな? って私が待っている』
子どもがママとべったりしている時間は、長いようで短いもの。小さな歯が生えてきたりよちよちと歩いたり、かわいい赤ちゃんの時代はあっという間に過ぎ去ります。中学校や高校を経て背が高くなり立派になったわが子を見ながら、ママの後をついてきていた小さなころのわが子を、懐かしく思い出すようになるでしょう。ママの大人時間を確保する難しさや、子どもと離れた時間に感じた寂しさなど今感じている思いも、いずれ宝箱にしまうときがやってくるのでしょうね。
子どもが気になる投稿者さんのこれから
子どもが気になってランチを楽しめないという投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちの意見を聞いて、自分がどうしたいのか考えたようです。
『上の子は小学校、下の子は園に行っています。ランチに誘ってくれる友だちは地元の子ばかり。地元までは電車で片道1時間半かかるので、休日しか会えません。そうですね。今は会う時期じゃないんだと、もう少し心から楽しめるようになるまで待とうと思います』
投稿者さんはあえて大人時間よりも、子どもとの時間を楽しむことに決めたようです。旦那さんに「ランチを楽しんでおいで」「こちらは気にしないでね」なんて言われても、子どもが気になって素直に楽しめない思いがあるのでしょう。子どもを預けても気にせずに、友だちとランチを楽しめるようになるまで、大人時間をお預けにしたようです。それもひとつの大切な選択ですよね。
子どもを預けて肩の荷が下りたような解放感を楽しむママもいれば、それに寂しさを感じるママもいました。今しか味わえない子どもとの時間を充実させるために、大人時間を楽しむのもいいですし、あえて子どもとの時間を選んでもいいでしょう。ママだけのとびきりの時間をどのように作っていくか、ゆっくりと見つけていくことが大切なのではないでしょうか。
【つぎ】の記事:<子どもの「断り方トレーニング」>雨の日の登下校。「乗せてあげる」ママ友の誘い【前編まんが】
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