＜1歳のお祝い＞一升餅、一升パン、一升米ならどれが良い？決めるときのポイントは？
1歳の誕生日のお祝いに「一升餅」を背負わせて歩く伝統行事があります。 一升餅には、「一生食べものに困らないように」「一生すこやかに長生きできるように」という願いがこめられているそうです。
『1歳のお祝いには「一升餅」を使うけれど、最近は一升パン、一升米もある。どれが良いかな？ みんなはどうした？』
最近では、「一升餅」の他に「一升パン」や「一升米」があるとのこと。いずれも1歳の誕生日のお祝いには違いありませんが、どうやって選べば良いのかも難しいところです。ママスタコミュニティのあるママも、どれにしようかと悩んでいるようですね。すでに子どもの1歳の誕生日のお祝いをしたママからも、アドバイスが届いていますよ。
一升餅、一升パン、一升米、決めるポイントは？
食べ切れるかどうか
一升餅、一升パン、一升米の気になる点は、お祝いをした後の消費のしやすさではないでしょうか。塊の餅は分けにくく、長く保管できないものもありますよね。ママたちの経験談を見てみましょう。
『うちは上の子のときに進物屋で注文したリュックと一升餅だった。餅は小さくて個包装になっているから、少しずつ食べられて消費も楽だった。もうすぐ下の子も1歳になるから同じようにする。甥っ子は一升パンにしたけれど、消費が大変そうだった』
『切り分けて冷凍できるし､近所のパン屋さんの手作りだから美味しかったよ』
『うちは一升餅でやりました！ お餅は生でしたので半分は両親へあげて、当日焼き餅にして食べて、食べ切れなかった分はカットして小分け冷凍にしました』
お米は、ふだん食卓に並ぶ機会が多い家庭では消費しやすそうですね。パンやお餅の場合は、小分けにして冷凍保存ができます。食べるときには、冷凍のままトースターで焼くこともできますよ。
準備が大変かどうか
またお祝いやイベントの準備をすることも考えなければなりませんね。
『加工する手間がかからない一升米で良いのでは？』
『お餅屋さんで注文したら首から通して着る紅白エプロンのようなもの（サイドは紐で縛る、餅を入れる大型ポケット付き）と、頭に巻くハチマキがセットになっていましたよ』
『うちは和菓子屋さんに頼んだ紅白の一升餅を風呂敷に包んで背負わせたよ』
お米であれば、すでに自宅にストックされていることが多いでしょう。準備の可能性がありそうな一升餅や一升パンの場合は背負うためのリュックや、名入れなどのサービスを利用、同時注文をすることで準備をする手間が少なくなりそうです。
イベント後の消費や保存を考えて選んでいくのも手
長いこと1歳のお誕生日では一升餅を背負うという文化が続いた中、昨今のママたちや家族の生活スタイルや時代の流れに応じて伝統も変化しつつあります。年齢や育ってきた環境が異なる世代がそろうイベントでは“伝統を変える”行為はなかなか受け入れ難いことかもしれません。
しかしながら今回のケースでは「子どもの1歳の誕生日を祝うこと」が目的であり、何を背負うかはサブ的な要素。自分たちが納得できるなら、ママたちや家族の生活スタイルに合わせて準備しやすい、苦痛を感じづらいチョイスができればいいのではないでしょうか。
筆者の場合は、実家にお餅を作る機械があったので、母が一升餅を作ってくれました。当時お米やパンがあったなら、お餅よりも身近な食材ということもあり、きっと迷っていたかもしれません。
一升餅や一升パン、一升米の選ぶポイントは「イベント後に消費しやすいかどうか」「冷凍する際の保存スペースがあるか」あるいは、「おじいちゃん、おばあちゃんや友人へ、記念のお土産にしやすいか」などのポイントで選ぶのもよいでしょう。
文・こもも 編集・編集部
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