<義家族からの一撃!>【後編】「あなた使えない」と暴言を吐かれた私。本当に使えないのは誰?
前回からの続き。旦那さんの実家で催されたバーベキューのときに、義家族から暴言を吐かれたというママからの投稿です。焼きそばを楽しもうと鉄板を囲むなか、義姉の旦那から問題を起こす一言が発せられました。「紅しょうがあるかな?」……。義姉から紅しょうがの有無を確認された投稿者さんが、「ない」と伝えたところ義家族から投稿者さんに対し、「使えない」と一言があったのだそう! こちらの話に、ママスタコミュニティのママたちは怒りののろしを上げました。
本当に「使えない」のは誰?
バーベキューは旦那さんの実家で行われました。いわば旦那さんにとってはホーム、お嫁さんにとってはアウェイです。そのなかで、自分の母親や姉から「使えない」と暴言を吐かれた投稿者さんを前に、いったい旦那さんはどんな反応を見せたのでしょうか? 旦那さんは無反応だったのでしょうか? それとも投稿者さんをかばってくれたのでしょうか?
ママたちは、投稿者さんの旦那さんの態度も気になっているようです。
「使えない」なんて言われたら黙ってない!
「使えない」なんて言われたら、黙っていないという旦那さんたちもいるよう。ママに暴言を浴びさせた義家族に「そんな言い方はないだろう」と旦那さんがきちんと言って欲しいところです。
『使えない。なんて言われた瞬間から帰る。二度と会わない。旦那さんは聞いていた? 何か言ってくれた? うちなら旦那が激怒だわ』
『ウチの旦那はBBQ奉行だから、そういう企画のときは、1ヶ月くらい前からメニューや必要もの品の書き出しから始める。食材調達はもちろん、物品、サイドメニューの下ごしらえまでバッチリ完璧にして持ち込み参加。調理から配膳まで、すべて仕切りまくって、皆に偏りなく食べものが行き渡っているのか常に気配りするから、誰も文句が言えない。ちなみに前回のデザートはバウムクーヘン。子どもたちも目を丸くしながら旦那が作っているのを眺めていた』
自分の妻が「使えない」なんて言われても、ママさえ我慢すればいいと旦那さんが思っていたとしたら言語道断です。ママが反発できない分、旦那さんにはママの思いをしっかりはっきりと伝えてもらいたいところです。義家族でのイベントで、旦那さんが率先して動くというのも、ママを守るいい方法かもしれません。バーベキューでできる料理は数多あります。みんなで知恵を出し合えば、より美味しい料理ができるというもの。ママだけでなく、パパにも張り切って欲しいところです。
ここにもいた!「使えない」人
投稿者さんが「使えない」と暴言を吐かれたきっかけは、お義姉さんの旦那さんからの「紅しょうがは?」の一言。その場をいさめない投稿者さんの旦那さんにはイライラしますが、ママスタコミュニティのママたちは義姉の旦那さんにもイラつきを覚えたようです。
『義理姉の旦那も、テーブルの上をぐるっと一周見て、なかったらないんだよ。紅しょうがくらいでいちいちうるさい男』
『ほんとに、焼きそばに紅しょうがって思っているなら事前に確認して用意しとけよな。使えない義姉婿だこと』
そもそもお義姉さんの旦那さんのお世話をする必要が、投稿者さんにあるのでしょうか。お義姉さんの旦那さんもなんだか無礼とも思える態度ですね。食材を焼いたり子どもの世話をしたり、せわしなく働く投稿者さんを気づかう様子がない大人たちが目に浮かぶようです。
文句を言うなら自ら動く!
焼きそばに添える紅しょうを用意していなかったことに対し、投稿者さんは「使えない」と暴言を吐かれました。義家族みんなが楽しむ料理の準備は、お嫁さんだけの責任なのでしょうか? 慣れない家の台所は、お嫁さんにとって使いづらいものです。毎日使っているお義母さんや、子どもの頃から慣れているお義姉さんのほうが、どこに何があるか熟知しているはず。投稿者の旦那さんはもちろん、お義父さんや義姉の旦那さんも積極的に動いてもいいのでは……とママたちは考えているようです。
『じゃあ義姉婿に買ってきてって言う』
『今後はBBQの準備は義姉に任せることだな。私は使えないのでって食べる専門になればいいよ』
『「あ、買い忘れたので、食べたい人で買ってきてもらっていいですか?」って、聞いちゃったりして』
『ここは義父が「しょうがねぇなぁー」って言いながら買いに行くべき』
『焼きそばに紅しょうがは絶対の人となくてもいい人、いらない人、好みでわかれるじゃん。紅しょうがが必要な人が自分で用意して来ればいいんだよ。人をあてにすんなと思う。焼きそばするなら、買い出し担当の人に紅しょうがも買ってきてって頼むとかさ』
『私もこういう場面にであったことあるけど、素で「え? いるの?」ってつい口から出ちゃったよ』
それにしても大勢の大人がいるのに、投稿者さんに「使えない」なんて暴言を吐いた人を、いさめる人はいなかったのでしょうか。もし暴言に家族全員が目をつむったのだとしたら、それはおかしいとママたちは思っているようです。「そんな集まりには二度と行かなくてもいい」と激怒するママもみられました。なかには「今度のお中元に、紅しょうがだけ送っておく」となかなか秀逸なことを考えるママもいました。
ママを守るのはパパの役目では?
せっかくの家族みんなでのバーベキュー。みんなで笑い合って、誰かの失敗はお酒のつまみにでもしたほうが楽しいはずです。しかし投稿者さんのように、義家族の間で行われるイベントで孤軍奮闘するママも少なからずいるようですね。そんなママには、パパのフォローが必要。自分の実家とママの間をうまく取り持っていただきたいものです。そのためには日ごろからママとパパの考え方をすり合わせておく必要もありそうです。旦那さんの実家への不安や疑問があったら、すぐに話し合える夫婦関係を作ることが大切なのかもしれませんね。
文・岡さきの イラスト・193 編集・Natsu
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