<1万円のお年玉>義兄嫁から申し出「あなたのご両親に新年の挨拶をしたい」突然なぜ?【中編まんが】
前回からの続き。これは数年前の年末年始の話です。私(ヒカリ)の家は自営業をしており、年末は子どもたち(アカネ、ケイタ)とお手伝いをするのが毎年の恒例。帰りに子どもたちは少し早めのお年玉をもらいました。その額、それぞれ1万円。お金はそのまま私が預かり、子どもたちには「じいじとばあばから1万円をもらったよ」と金額を伝えました。その後、年越しから年始は義実家で過ごすため、家族4人で義実家へ向かいました。
料理上手な義母が作ったごちそうや華やかなお料理がテーブルを賑わせています。子どもたちはもちろん、大人も笑顔でワイワイと楽しい時間を過ごしました。しばらくしてからコップやお皿を片づけようとキッチンに立ったところ、義兄嫁のユミカさんが私のところにやってきました。
私は突然のことに理解が追い付きませんでした。ユミカさんは私の両親にいままで新年の挨拶をしたことがないどころか、会ったことすらありません。それなのになぜ急に「挨拶がしたい」などと言い出したのでしょうか。義兄夫婦が結婚して10年、今まで「ご実家に挨拶をしたい」なんて言われたことは一度もなかったのに……。
ユミカさんは困惑を隠せずにいる私に構うことなく、さらに続けます。
私はユミカさんの張り付いたような笑顔に思わず何も言えなくなってしまいました。さながら蛇ににらまれたカエル……。
その日の夜、旦那に事の顛末を話すことにしました。
旦那と私は考え込んでしまいました。
私は旦那に話すことでちょっとだけ気持ちを落ち着けることができました。とにかく明日、義兄夫婦と話し合ってみようと思います。これで事態がいい方向に向かうといいなと思いながら、私は眠りにつきました。ユミカさんとは今までいい関係だと感じていましたが……、意図のわからない行動はなかなか怖いものだなと思ったできごとでした。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ゆずぽん 編集・荻野実紀子