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<時短の何が悪い!>【前編】家事は時間と手間をかけるべき!?価値観の押し付けにウンザリ

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家庭によって家事の方法はそれぞれでしょう。毎日時間をかけて丁寧に家事をする人もいれば、時短の家事でちゃちゃっと手際よくこなす方もいますよね。今回の投稿者さんは家事のことでモヤモヤを抱えているようですよ。さて一体何があったのでしょうか?

『手間や時間をかけないと値打ちがないと考える人っていませんか? 惣菜や冷凍食品は手抜きだとか、余計なお世話でしかありません。個人的には年配の方に多い気がします。楽をしてはいけないんでしょうか?』

どうやら投稿者さんは周りの人から「手間暇をかけないのは家事だと認めない!」と言われてしまったことがあるようです。「余計なお世話」というひと言からも感じ取れるように、イライラを隠しきれていない様子ですね……。

押し付けにイライラ……家事は時間をかけるべきもの?

投稿者さんの不満に対して「自分も同じような批判を受けたことがある!」と共感の声が寄せられました。

『食洗機に対して「手で洗ったほうが早い」って言われたことはあるな』

『ママ友でもいたわ。食洗機検討してたときに「手洗いしなさいよ」と言ってきた人。苦労が美徳と思ってるのか他人の楽が許せないのか……どちらにしろおかしな感情』

「家事は時間と手間をかけるべきもの!」と非難された……と怒りをあらわにしながら話してくれたママたち。自分の家事の方法を批判されたことはもちろん、相手の価値観を無理矢理押し付けられたことにも腹が立ったのでしょう。お惣菜を買ったら「料理は手作りじゃないと」と言われたり、食洗機の購入を検討したら「手で洗わないとダメ」と言われたり。いちいち水を差されてはママたちが頭に来るのも当然ではないでしょうか。

余計なお世話!放っておいてください

「家事は手間暇をかけないと」という他人からのアドバイスに「本当に余計なお世話」と声を荒げるママたちも現れました。

『「自分と同じ苦労をしろ」という考えは大嫌い。苦労と幸せってイコールじゃないし、どうせなら不要な苦労をせずに自分の夢や目標を叶える方法を考えたほうが楽しそうなのにね。家事だって労働に変わりないから効率的に考えてもいいよね』

『苦労が美徳だと思ってるのかな。余計なお世話だよね』

『自分がした苦労を他人がしないのは許せないんだろうね。他人の得を自分の損だと考える思考にはなりたくないわ……』

「手間暇をかけないと家事とは呼べない」という意見を押し付けられて怒りを滲ませたコメント。こちらのママたちは「ひょっとしたら苦労が美徳だと思っているのかな?」と理由を推測したようです。もちろん「家事は時間をかけるべき」との考えを押し付ける理由は定かではありません。しかしママたちが言うように「自分がした苦労を相手が経験しないのは許せない」と考えている人も少なからずいるのかもしれません……。

『「子どもとの時間やほかの家事を犠牲にしてでも時間をかけなきゃいけない理由はなんですか?」とか「手作り料理に手間暇かけなきゃいけない理由は?」って聞いてみたい』

『「何でラクしたらダメなんですか?」って聞いても明確な答えは返ってこなさそう。単に自分より楽してることが気に入らないだけじゃないかな』

実際に「家事は時間と手間をかけないといけない」と考える理由が知りたい……と首を傾げるママたちもいました。もし腑に落ちそうな理由が聞けるならば相手の考えを取り入れてもいいかも、と考えているのでしょう。しかしもし「相手が自分よりも楽をするのが許せない」という理由なら、お互いの考えは平行線を辿ってしまいそうです……。

時短家事したっていいじゃない!

家事のスタイルは人それぞれですよね。だからこそ「時短家事をするのは全然悪いことじゃない」というスタンスを取るママたちもいたようですよ。

『冷凍食品、食べてみたら結構美味しいやついっぱいあるよ。「手間や時間をかけないと値打ちがない」って言う人もいるけど、働くお母さんのために企業が手間暇かけて考えて販売してると思うのよね』

『楽していいよ。何もかも完璧なんて無理なんだから。どこに注力するかは各家庭で考えて、優先度の低いものはできるだけ楽しなきゃ息が詰まるし疲れるからね。どこに力使うかなんて人それぞれよ』

「どこに時間や手間をかけるかはその人次第!」とのコメントに、なんだかホッとしたような気持ちになりますね。そもそも時短家事に使える冷凍食品や便利なアイテムなども、それこそ企業が時間や手間をかけて作ったものですよね。「時短家事をするのに罪悪感を覚える必要はない!」というのが時短家事派のママたちの結論なのでしょう。

家事のやり方は人それぞれなのに、他人から口出しをされたらちょっぴりムッとしてしまいますよね。しかもそれが「信じられない」という批判的な言い方だと余計にイライラを募らせてしまうでしょう。しかし相手には相手の価値観があります。もし相手の考えを取り入れられそうなら、価値観の理由を聞いてみるのも選択肢のひとつ。ひょっとしたら新しい気づきに繋がる考えが聞けるかもしれませんね。

後編へ続く。

文・motte 編集・みやび イラスト・マメ美

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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