<ネガティブの悩み>「気にしすぎ!」って言われても……悩みやすい性格との付き合い方
みなさんは自分の性格は好きですか? おそらく気に入っているところ、キライなところ、それぞれあるでしょう。ある投稿者さんから自身の性格に関する悩みが寄せられました。
『私は物事を考えすぎてしまう性格です。人からは「気にしすぎ」と言われますが、どうすれば気にせずにいられるのか本気で悩んでいます』
投稿者さんは、自身の「気にしすぎ、考えすぎ」な性格をどうにかしたいと思っているようです。例えば、
『部屋の電気をつけたときに限って、隣人がシャッターを勢いよく閉める気がします。そのたび「私が何か悪いことをしたのか」と考えてしまい、電気をつけるのが怖くなります』
と例をあげてくれました。気にしすぎる性格のせいで、日々の暮らしに影響が出ている様子。ママたちからは経験にもとづくアドバイスがいくつも寄せられました。
何かに熱中して気をそらしてみては?
趣味や好きなことに没頭する
『お酒を飲む』
『パンダの写真集を見る』
『趣味や楽しいことをみつける』
気にするヒマもないくらい忙しくする!
『私も主さんと同じタイプ。1つのことでクヨクヨするときは、別の気になることに心をもっていく。わざと忙しくするといいよ』
『自分のやるべきことに集中する。人のことなんて考えるヒマないくらい忙しくする』
「気にしないようにしなければ」と思えば思うほど、気になってしまうものかもしれません。別のことをして気をそらし、気になる対象から心理的に距離を置くのはいいですね。ネガティブな感情のとき、没頭できる趣味や好きなことがあると助けになる機会は多いでしょう。
身体を動かし気分を高める
『負荷の高いヨガをして瞑想する』
『不安になりそうになったらスクワット』
運動をすると、汗とともに気にしていたことが流れていくかも? 達成感も得られて前向きな気持ちにもなれるかもしれません。筆者も負荷の高いスポーツを定期的にするようになり、気持ちの切り替えがうまくできるようになった気がしています。運動中は悩むヒマがないほど疲れるので、一旦「気になること」と強制的に距離をおけます。そのおかげで「たいした悩みじゃなかった」と思えるときも。運動習慣がない人も、ウォーキングやランニングなら手軽にできるのでオススメです。
悩みたいから悩んでいると割り切る
『自分があれこれ考えるのって、自分が勝手にやっていること。同じように、他人があれこれ考えるのは、その人が勝手にやっていること。そう思うと気にしたり悩んだりは、誰の責任でもないと思えるから気にならないかも』
たしかに、何かの事象に対して自分のなかで問題化しているだけというのは一理ある気がします。相手はまったく気にしていなかったり、客観的にみると悩みではなかったりするのはよくあること。筆者は知人に相談ごとをしたとき「あなたは悩みたいから悩んでいる」と言われて、納得した経験があります。「悩む」は「考える」とも言い換えられますよね。もしかしたら、考える過程で生まれる視点や学びの獲得が好きなのかもしれません。
起きていないことで悩まない
『気にしても解決しないと開き直る』
『相手の気持ちや行動の理由は、考えても正解はなく、あくまで自分の推測。答えの出ないことを考えない』
『私が1歳のころに高熱を出し、母は医師から「障害が出るかもしれない」と言われたらしい。母が泣き続けていたら、父が「どうにもならないことで悩むな。障害が出たらこの子を捨てるのか」と一喝したとのこと。この話を聞いて私は悩みすぎなくなった。今考えるべきことと、問題が起きてから対処したらいいことを区別したらいいと思う』
「もし●●になったら」と不安になる気持ちもわかります。でも「起きてからどうすべきか考えよう」と切り替えることができれば、悩みは小さくなるかもしれません。あれだけ心配だったのに、実際は「思っていたほどじゃなかった」と物事の結果に拍子抜けした経験は誰もがあるはず。もしかしたら心配ごとは起きない方が多いのかもしれませんよね。
大きな視点で捉えてみて
『どんなに考えても他人の気持ちなんてわからない』
『100年後はみんな死んでる。他人のことなんて気にしてるヒマはお互いにない』
『いま自分が関わってる人、あと何年かしたらもう会わなくなる人も多い気がする。だからどう思われてもいいかと思っている』
つい相手の気持ちを推し量って悩んでしまうものですが、いくら考えても相手の気持ちは想像の域を超えません。相手に聞いたところで本当の気持ちを言うとも限りませんよね。自分が思うほど、相手は自分のことを気にしていない、というのはよく聞く話。いつも人の目を気にしながら生活するのは、とても窮屈ではないでしょうか? 気にしたり悩んだりしているときは、自分を中心として物事を考えがちになります。しかし少しスケールの大きい視点で悩みを捉えてみると、悩みが「ちっぽけなこと」に思えるようになるかもしれませんね。
気にしないようにするのではなく……
性格は簡単に変えられるものではないかもしれません。でも考え方や受け止め方は、その都度変えられそうです。気にする性格はある種、物事を慎重に、注意深く考えられるとも言えそうではありませんか? 他人にどう言われようと、自分の性格をポジティブに捉える視点も大切でしょう。また自分の気持ちはずっと続くわけではなく、いつでも変えることができると思えれば、気がラクになりそうです。「気にしないようにする」のではなく、気にしてもいいから、その後切り替える術を身につけるのがよさそうですね。ママたちの意見、ぜひ参考にしてみてください。
文・rollingdell 編集・Natsu イラスト・Ponko
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- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 「気にしない」ってどうしたらできる?