<いじめられてない?>「友達と仲よくできている?」心配でたまらない。この不安はいつまで続くの?
わが子の友達関係、気になりますか? お友達と上手くやれているか、心配でたまらない。そんなママからの投稿がママスタコミュニティにありました。
わが子の友達関係が気になるママたち。でも不安は当たり前!
投稿者のお子さんふたりは、どちらも小学生だとか。園児までとは違い、ママが知らない子といつの間にか友達になっていることもありそうです。もう自力で友達関係を広げていく時期だけに、心配から解放されてよさそうなものですが……?
『「ちゃんと友達と遊べたかな?」「仲よくしているかな?」と、毎日のように心配してしまいます。本人に悩んでいる様子があればもちろんですが、そうでなくても勝手に心配してしまいます。もともと心配性なこともあり、なかなかやめられません。親はいつまで心配になるのでしょう? 同じような方はいますか?』
投稿者さんが安心できるのは、お子さんたちが放課後にお友達と遊ぶ約束をしている日と、学校であったお友達との出来事を話してくれた日。それ以外は「お友達がいないのでは?」「仲間外れにされているのでは?」と、勝手に妄想してしまうのだとか。
かなりの心配性という印象を受けますが……集まってきたコメントの多くは「私も同じ!」と共感する声でした。
『うちは小学5年生の男子がいて、普段はそれほど気にしていない。でも下の子を連れて公園に行ったときなんか、たまたま息子の姿を見かけると、いろいろ考えちゃう。親なら当たり前の感情だよ』
このコメントをくれた方が気になった例として挙げたのが、息子さんが”お友達の輪に入れないでいるような様子”、さらに”ひとりでベンチに座っている姿”……。心配のあまり帰宅後にさりげなく尋ねたところ、息子さんからは「鬼ごっこしていたんだから、当たり前。輪に入ったら、つかまるじゃん!」「疲れたから、座っていただけ」と笑顔で言われたそうです。取り越し苦労だったわけですね。
『私も同じで、毎日気になる。「○○ちゃんにこう言われた」「約束を断られた」というのは気になるし、「○○くんが、こんなことをしてきて……」と言われたら、その子に注意しに行こうかなと思ったり』
投稿者さんの心配性を驚くどころか「気持ちがわかりすぎる」「私が立てたトピックかなと思った」など、不安を吐露する声が続々と寄せられました。
高校生・大学生になっても、成人しても。心配なのは性格のせい?
投稿者さんの「いつまで心配になるもの?」という質問に対しては、「ずっと」という回答も少なくありません。
『大学に入学したけど、まだまだ心配。毎日のように「新しい友達できた?」って聞いちゃう。就職しても言い続けそう。子どもにはウザがられるけど』
『高校2年生だけど、心配だよ。今はたいして仲よくない子ともSNSでつながっているから、無駄に傷つくことも多くて大変だなと思う』
いつまでも心配が尽きないようです。中高生のお子さんを持つママからは、SNSでのお友達とのトラブルを懸念する声も……。たとえば、仲よしだと思っていた子たちが自分を誘わずどこかに出かけていたりするなど、”余計な”情報がSNSから入ってくることもあるそうです。「昔なら、他の子が誰と何をしているとか、聞かない限りわからなかったのに」と漏らす気持ちも理解できますね。
『成人した今でも心配しているよ。もちろん口には出さないけど。上の子は中学校で軽いいじめにあったし、真ん中は友達だと思っていた子にお金を無心されていたし』
以前に何かしらの友達トラブルがあった場合は、さらに心配になってしまうようです。
『私も投稿者さんとまったく同じだったよ。私は昔から友達があまりいなかったからなのかな』
子どもだけでなく、自分自身に辛い思い出があるママも同様です。
一方で、ある時期から気にならなくなったママたちもいました。
『私の場合、そんな心配は小学校に入るまでくらいだった。でもママ友は中学生になっても心配している。性格だから、仕方ないと思う』
「今は気にならない」というママたちも、「小学生になったら」「高校生になったら」など心配から解放された時期はバラバラです。やはりコレといった基準はなく、ママ自身やお子さんの性格、過去のトラブルなどの影響が大きいのかもしれません。
不安は隠して、気にしないフリ。わが子が持つ力を信じよう
「心配して聞いては、ウザがられている」というママもいましたが、みなさん不安な気持ちをどうしているのでしょうか?
『子どもの様子は観察している? 察知するのが苦手なら、もう直接聞いちゃいなよ。「今日はなんで遊ばないの?」とか「最近○○とは仲よくしている?」とか』
モヤモヤしているくらいなら、いっそ本人に聞いてしまえばいいというアドバイスです。頻繁にやってしまうと当然”ウザがられる”でしょうから、もうどうにも我慢できなくなったとき限定ですね。明るくサラリと尋ねれば、お子さんも気軽に返答してくれるのでは?
ただ、多くのママたちの意見はこうでした。
『心配はやめたくてもやめられないから、仕方ない。子どもには根掘り葉掘り聞かない、干渉しすぎないように気をつけている』
心配してしまう気持ちは、親であれば当たり前にあるもの。それでも「できるだけ尋ねない、口出ししない」と自らに言い聞かせ我慢しているようです。なかには「子どもの負担にならないように、気にしていないフリをするのも疲れる」という声もあったほど。疲れるほど心配していたとしても、ひたすら忍耐です。
友達づきあいに、こうすれば上手くいくというフォーマットはありません。ママやパパがどうにかしてあげられるものでもありません。失敗や成功を繰り返しながら、本人が頑張らなくてはいけないのです。ママはその分もどかしくもあるし、心配してしまいますが……。いくら心配したところで、どうにもならないのではないでしょうか?
『私もそう。大学生の今でも「友達できたかな?」と思うときがある。多分就職しても「よい仲間に恵まれますように」なんてお祈りすると思う』
まずは「不安で当たり前」と、腹をくくりましょう。そしてあとは祈るだけ。もちろん、いじめの兆候を察知するなどは必要です。でもそういった様子がないのであれば、子ども自身を信じて見守ってあげるしかないと割り切ってみてはいかがでしょうか?
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko
【つぎ】の記事:<嫁姑問題?>他人ペースは無視!私はテキパキ嫁!「なんでも要領よく」【第1話まんが:嫁の気持ち】
関連記事
※<親が介入したせいで>【前編】わが子をいじめたお友だちに「意地悪しないで」と言ったらトラブルに- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 子供の友達関係について親はいつまで心配ですか?