<育ちが出る?>子どもがいても出かけようとしない旦那。なぜ?休日のお出かけは普通でしょ?
日々子育てをしていると、幼い頃に自分自身が両親から言われてきたことや、やってもらって嬉しかったことなどをなぞっていることはありませんか? ママスタコミュニティにも旦那さんを見て「子育てって自分がどう育ったのかが出るよね」と感じている投稿者さんからこんな投稿が。
『旦那は夏休みやゴールデンウィークとかの大型連休でも全く家族旅行に行かない家庭で育ったから、本人も小学生の子どもがいてもお構いなし。「夏休みだから、連休だからどこか行くか!」っていうのがない。こういうところ交際期間に気がつけなかった』
旦那さんの言動について嘆く投稿者さん。旦那さんはせっかくの休みの日にも、小学生のお子さんを連れてどこかに出かけるという習慣がないんだとか。投稿者さんとしては休みの日に家族で一緒にお出かけするのは普通のこととして育ったため、現状に不満を持っているようです。ママスタコミュニティのママたちからは、この投稿にどのような意見が寄せられたのか見ていきましょう。
育ちではなく性格では?
『私も旅行とか行かない家庭で育った。だから連休に出かけたら人が多いし疲れるから行きたくないよ、家にいたい。夏休みくらいは子どものために我慢していくけど』
『夏休みやゴールデンウィークに私は親にあちこち連れてってもらったよ。でも私は「出かけるなんて人を見に行くみたい」と子どもを連れてかないわ』
『うちの実家は夏はキャンプ、冬はスキーやスケート、温泉に行きまくる家だったけど、私は出不精で「家でダラダラしたい」って言う。夫はあまりレジャーに行った記憶ないって言うけど、休みの日は子どもたちを近くの公園に遊びに連れて行ってくれるよ』
多くのママが自分の育った環境と現在の子育てを、夏休みやゴールデンウィークのお出かけというテーマで比較していた今回の投稿。コメントを見てみると、投稿者さんの旦那さんのようなママもいれば、自分はいろいろと連れて行ってもらえたけれども、逆に今はあまり出かけていないというママまでさまざまな投稿が見られました。
『私の場合は環境じゃなくただ単に性格だな。外出より家にいたい。旅行後の家事がとてつもなくダルく感じる。人の多い所が好きじゃない。旦那と子どもが喜ぶから頑張ってるだけ。あなたの旦那さんが「実家がそうだったから」と言ってるなら、実家を言い訳にしてるんじゃない?』
『「自分のような惨めな思いはさせたくない」ってのもあるんだと思う。旦那さんはお出かけしなくても惨めな子ども時代ではなかったんだろうね』
投稿者さん自身は大型連休の際はお子さんと一緒にお出かけしたいと考えています。出かけようとしない旦那さんを、育ちが原因だと考えていますが、この点について「育ちは関係ないのでは?」という意見も見られました。旦那さんにとっては幼少期に家族でお出かけしなかったことが特にネガティブな思い出になっていないかもしれませんし、単純に仕事で疲れているだけかもしれません。旦那さんの行動をすべて「育ちのせい」と早合点してしまうことに懐疑的なママもいました。
自分がしてほしかったことを子どもにしてあげたらいい
『毒親育ちだからどう育てるのがいいかわかんない。育児書を読んだって体に身に染みついたものは容易ではない』
『うちは夫婦ともに親から愛情を受けずに育ったから子どもにも同じ思いさせてる。まさに負の連鎖』
今回の投稿ではお出かけに限らず、幼少期を振り返って「親から愛情深く育てられなかった」と自負するママからのコメントも多かったです。自分がきちんと子育てできていないのは自分の育ちのせいではないか、と考えるママもいました。愛情をかけてもらえなかったから、わが子にも愛情のかけ方がわからないと悩むママは少なくありませんでした。
『関係ないと思うよ。うちの旦那も私も毒親で育ったけど、だからわが子達には愛情が1番大切だと知ってるから愛情たっぷりに育てたよ』
『「子どもにも同じ思いさせてる」って気づいてるなら自分で変えられると思う』
『自分が子どもの頃に親に「こうしてほしい」って思ったことをしてあげるといいよ。小さい頃の自分にもしてあげてる気持ちでやってると、だんだん自分の傷も癒えていくらしいよ』
そんなママたちに対して、「親を反面教師にしていけば大丈夫だよ!」というメッセージがたくさん投稿されていました。自分が親にされて嫌だったことは子どもにもしなければいいですし、逆に自分が親にしてほしかったのにしてもらえなかったことは子どもにしてあげたらいいのではないでしょうか。
うまくいかないことを親のせいにしても気持ちが辛くなるだけ。親からの愛情がほしかったあの頃の自分をなぐさめるように、わが子にたっぷりの愛情を与えてあげることの大切さを説く意見には共感するママも多いのではないでしょうか。
親の子育てをなぞるのも反面教師にするのも自分次第!子育てを旦那さんと話し合って
『私はネグレクト家庭で育ったけど、季節の行事はマメにするし子どものことで頭いっぱい。自分が子どもの頃にしてもらいたかったことをしてるんだなって最近思ってる』
『自分がされてきたことや見てきたことが基本になるからそうだろうね。でもそれをどう意思疎通して子育てしていくか、それで家族になっていくのだと思うよ』
自分が育った環境が今の子育てに大きな影響を及ぼしていることを実感している人も多いでしょう。しかし親から愛されずに育った人が、必ず自分の子どもを愛さないとは限りません。自分の子育てのやり方は自分で決めていけるもの。親からされて嫌だったことを反面教師にして、自分の子どもにはそう思わせないような子育てをして、未来を切り開いているママもたくさんいることがわかりました。投稿者さんも旦那さんの不満な点を「育ちのせい」と諦めるのではなく、今後のお出かけや子育ての方向性を話し合うことが必要ではないでしょうか。
文・AKI 編集・山内ウェンディ イラスト・善哉あん
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