<生活ギリギリ>「子どもが小さいのに働きすぎ」パート先の店長からの一言で働く意欲がなくなった……
「子どもが小さいうちは働かず、少し大きくなって落ち着いてから仕事を始める」と考えているママもいるのではないでしょうか。6歳と2歳のお子さんを持つママから、「子どもが小さいのに働きすぎなのかな」としてこんな悩ましい投稿がありました。
『貯金が満足にできず、旦那の給料もそんなに高くない。働かなくても生活はできるけど我慢が多い。深夜に働いたり、単発のパートをかけもちしたりしてたけど、パート先の店長に「子どもが小さいのになんでそこまで働くの? もっとそばにいてあげたら? 子どもがある程度成長すればいくらでも働けるよ」って言われて、なんか燃え尽きた。小さい子がいるのに働きすぎなのかな?』
投稿者さんは家計のために毎月頑張って働き、10万円以上の収入を得ていたそうです。しかしパート先の店長から上記の言葉をかけられ、「自分は働きすぎなのか」と思い悩んでしまいました。仕事のモチベーションが燃え尽きてしまったという投稿者さんに対して、ママたちからはどのような意見が寄せられたのでしょうか。
一回休んで元気になってからまた頑張ったら?
『働くにしても少し休んで心身ともに元気になってから、また頑張ってみたらどうかな?』
『燃え尽きたのは、頑張りすぎた代償かな。休みが必要なのでは』
下の子が保育園に入っていないという投稿者さん。平日は深夜にコンビニや仕分けの仕事で働き、昼間はお子さんと一緒に昼寝しているそうです。この働き方を知ったママたちからは「少し休んで!」と心配の声が相次いでいました。週末の昼間にも旦那さんにお子さんたちを見てもらって働きに行っているそうで、投稿者さんが燃え尽きてしまったのは仕事を頑張りすぎて疲弊しているからでは? という意見がありました。
『他人に言われたからって変える必要はないと思う。うちはうち、よそはよそだよ』
またパート先の店長さんの「もっと子どものそばにいてあげたら?」という言葉を批判するママも。どんな事情があるにせよ、他人の家庭の事情に勝手に口を出すことはご法度とも言えます。店長さんの言葉については「気にしなくていいよ」と温かいエールが送られていました。
「働くことを選んでよかった!」というママたちの体験談
『子どもが大きくなってから働くっていう選択肢もありだけど、その頃には自分も老いてるってこと忘れないで。体力も落ちて仕事が限られてくる』
『私も家計ケチってでも子どもと一緒にいたい派。下の子が年少になるまでは。でも今時はそんなこと言う人珍しい気がする』
そんな店長さんの言葉に同意見だというママもいれば、「体力も仕事もあるうちに働いておいたほうが後からラクなのでは?」というママもいました。たしかに昼夜問わず頑張って働けるのも、若くて体力がある今だからこそできること。もしも今仕事を辞めて子どもと一緒に過ごすことを選択する場合には、復職したときの自分の状況を見据えておくことも大事になってくるでしょう。
『私も10万くらいで働いてる。生活できないわけじゃないけど、将来の不安と社会に出たい自分がいて働いているよ。正社員になるより融通は効くし、逆に子どもが小さいからこそ今の働き方があっているなと思ってる』
『「小さいうちに働かないと」って先輩ママたちに言われて、障害児を抱えながら深夜に働いてたことも4年ほどあったよ。今は上の子が中1だけど働いててよかったよ。たぶん働く意味を見出すのは子どもがもっと大きくなってからだと思う』
投稿者さんと同じように、子どもがまだ小さいうちから今まさに働いているママや、かつて働いてきたママたちも少なくありませんでした。彼女たちのコメントからは、働くことを選択したことを誇りに思っている様子がうかがえました。収入が増えたり貯金ができるようになったりといった経済的な側面だけでなく、自分の社会参加ややりがいなどを感じているママがいました。今すぐには働く意味を見出せなくても、後になって「やっぱり辞めずに働き続けてよかった」と思えるタイミングは来るかもしれませんね。
働くのも正解、働かないのも正解!
『何が正解で何が不正解なのかわからない。お金がたくさんあるのは幸せだけどなくても幸せはある。子どもにかまって一緒に過ごすのはいいことだけど、その時間が短いといい子に育たないかと言えばそうとは限らない。これまで幸せの元と思ってたものがいらなくなったのなら、それは今のあなたには必要ないものなんだと思う。また新たな幸せの元を見つけよう』
子どもと一緒にいるか、子どもと離れて働くか。世の中のママたちにずっと突き付けられているこの究極の2択は、どちらを選んでも正解ではないでしょうか。働いて子どもと一緒にいる時間が減ったからと言って必ずしも子どもに寂しい思いをさせるわけではありませんし、ある数年間だけ働かずにお金が心配だとしてもまたタイミングを見て復職すればいいこと。働き方も子どもとの過ごし方も、他人が正解を押し付けていいはずがありません。自分と子どもの幸せの形は、自分たちで作っていけばいいでしょう。今の働き方に悩んでいる投稿者さんですが、心身を壊さないことをなによりも気を付けつつ、自分なりの正解を見つけてほしいですね。
文・AKI 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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