＜介護は嫁の務め？＞離婚しマイホーム売却。俺が守りたかったものは【第10話まんが：長男の気持ち】

前回からの続き。これは3年前の話。俺たち家族は両親と同じ町内の近距離に暮らしていた。うちには小学生の子どもが二人おり、嫁のレイコはパート。ある日、母さんの認知症がはじまったと父さんから連絡があった。俺は三兄弟の長男だし、近くに住んでいるし、いろいろサポートしていくつもりだ。しかしレイコは渋い顔ばかりしていてなぜか協力的ではない。「介護は長男の嫁の務めだ」と話をするも、レイコは家を出て行ってしまった……。今後のことを話すため、俺たち三兄弟は実家へと集まった。

その後、俺たちは父さんを交えて散々話し合い、最終的に母さんを老人ホームに入所させることにした。俺は足の悪い父さんをひとりにできないので、自宅を売却して実家に戻った。離婚は成立し、自宅を売却した分の金はレイコに渡した。

自分の家族を失ってまで、俺が守りたかったものは何だったんだろう……。残された実家と年老いた父親を見つめながら考えさせられてしまう毎日だ。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・渡辺多絵　作画・りますけ　編集・荻野実紀子
【つぎ】の記事：＜家族のカタチ＞理解不能！実家に入り浸る妹の元旦那。許容する父「養育費のため」？【第1話まんが】

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