<子どもの成長の隠れた悩み>6畳の子ども部屋は狭い?快適な空間を作り出すには?
子どもにはのびのびと暮らしてほしい! けれども住宅環境によっては広い子ども部屋を確保できずにお悩みのママもいるのではないでしょうか。
『中学生の子ども部屋に6畳は狭すぎますか? みなさんの子ども部屋はどれくらいですか?』
こちらはママスタコミュニティに寄せられたあるママの投稿です。投稿者さんは中学生のお子さんに「6畳の子ども部屋は狭いのでは?」と心配して投稿したようですね。6畳が狭いか広いか、感じ方はそれぞれ異なるかもしれませんが、ママスタコミュニティのママたちはどうでしょう。子ども部屋の間取りについて、さまざまな声が寄せられたので紹介します。
子ども部屋はどんな用途で使うかで広さの感じ方は異なる
『6畳。家具としては勉強用の机とベッド置いて、小さな漫画用の棚があって、ハンガーかけるポールがある。筋トレができるヨガマットを敷いているスペースはあるから、高校生の今でもそれなりに余裕はあるよ』
『高校息子6畳だよ。ベッド置いて机置いて、本棚置いて終わり』
『中高生、それぞれ6畳。一人暮らしの学生でも1DK6畳とか普通にいるから無難といえば無難なんじゃないの?』
『うちも6畳だけどめちゃくちゃ大きいクローゼットがあるから狭すぎる感じはないよ』
子ども部屋の広さが6畳の家庭は多いようで、続々と声が寄せられました。6畳の場合、ベッドや勉強机、収納、本棚を置くと空きスペースがなくなるようですね。一方、収納を広めに確保しているママは6畳でも問題ないと感じているようです。また部屋を子どもの寝室と割り切っているママも、6畳で十分と感じているようでした。
子ども部屋には、遊び空間や勉強空間、寝室空間、収納スペースといった用途がありますが、用途を限定することで狭い部屋も快適に過ごせそうですね。
6畳未満の子ども部屋を有効利用するには?
さらに子ども部屋が6畳未満のご家庭も多いようで、狭い子ども部屋をどう広くみせるか工夫を教えてくれたママもいました。どんな工夫をしているのでしょうか。
狭い部屋は布団、ウォークインクローゼットがいい
『うちはもっとコンパクトで5.5畳だよ。クローゼットはウォークインで、服類とバッグ類、本棚もすべてクローゼットに収納しているから部屋には机とちょっとしたキャビネットだけ。ベッドのスペースあるけど布団が良いとの本人希望。ベッド置いてしまったら圧迫感がある』
こちらのママはベッドは置かずに布団にし、人がすっぽり入るウォークインクローゼットにしています。狭い部屋では極力ものを置かないと覚悟すれば問題なさそうですね。
ロフト付きベッドで部屋を有効活用する人も
『うちもっと狭い4.5畳。ウォークインクローゼットにロフト付き。ロフトで寝ているから部屋自体には机と本棚しかない』
『上の子の部屋が5.5畳でロフトが3.5畳。下の子の部屋が5畳でロフトが3畳。下の子の部屋の方が全体的に狭いけど、日当たりが良いのとロフトに上がるのが梯子じゃなくて階段だから、上の子も下の子も満足している』
『都内マンション、うちの中1は5畳半だよ。ロフトベッドに勉強机とゲーミングデスク置いている。クローゼットが小さめだから、ロフトベッドの下にタンスと本棚置いている。狭いけど、ほぼ寝るかゲームするか勉強するかだから間に合っている』
『階段のロフトいいなぁ。うちは梯子だから荷物を上げるときに怖い』
またロフト付きベッドを置き、上部空間を有効利用しているママも多くいました。「ロフトはいいね! 家を建てる前に知りたかった」といった後悔の声もあったので、ロフトは、後付けよりも事前に組み込んだほうが便利なのかもしれません。
その際梯子ではなく、階段が便利といったアドバイスも。寝具を運ぶのに、梯子は不便のようですね。地味な選択かもしれませんが、日々の生活ではストレスにつながる場合もあるので、注意を払っておきたいところです。ぜひ今後リフォーム、注文住宅の機会があるママは参考にしてみてください。
ヌックを作ってキッズスペースにする
『注文住宅のときにヌックを作った。中に本の収納棚と造作机。本を読んだり昼寝したり、子どもは基地のような空間が気に入っていてそこで勉強もしている。リビングのソファで寛ぐのもいいけど、あえて狭い空間にクッションを置いてボーッとすると妙に落ち着くよ』
『秘密の小部屋憧れる。本棚を動かすと入り口が現れる、みたいなやつ!』
『ヌックあるよ! 2階にラグ敷いて図書室にしている』
ヌックという空間をご存じのママはいるでしょうか。ヌックは3畳ほどのこじんまりした穴蔵のような空間で、子ども部屋を確保できない場合はヌックを使って子どもの秘密基地を作るのもありでしょう。実際ヌックを作ったママたちは、子どもの勉強部屋にしたり、図書館のような空間にしたりしているようで、遊び心がありますね。ヌックは子どもの成長に合わせて、初めは遊び場、その後は勉強部屋や書斎に、そして子どもが巣立ったら、大人の趣味部屋に……と用途を変更できるところも魅力ですよね。もし子ども部屋の確保も難しい場合はぜひ参考にしてみてください。
子ども部屋は十分な広さが確保できずとも工夫ひとつで快適に過ごせるようです。もし子どもがある程度成長したら、親が決めるのではなく、子ども自ら限られたスペースをどう工夫するか考えてもらうといいでしょう。子どもの自立を促す意味でも子ども部屋は最適な材料になりそうです。
文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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