2020/07/10

おしゃれにこだわってモノトーンで統一した子ども部屋をどう思う？ママたちの意見は

White dark blue minimalist bedroom design

小さな子どもを育てていると、カラフルな雑貨やおもちゃが増えていくこともあるでしょう。部屋が何となく雑然とした印象になる悩みを持つママもいるかもしれませんね。子ども部屋を作ったはいいものの、さまざまな色が目に入ってくるのでもっとすっきりさせたいと思うことも……。しかしあるママはネット上で、ゴチャゴチャしたイメージとはほど遠いモノトーンの子ども部屋の写真を見つけて驚いたそうです。

『おしゃれにこだわりすぎた子ども部屋ってどう思う？』

ママが目にしたのは部屋全体を白のイメージで統一した子ども部屋でした。床や壁は真っ白で、部屋の中央には白で塗られた木のテーブルや椅子が置かれています。家具や小物も白を基調としたものしかなく、シンプルな柄があってもグレーや黒のみ……。確かにおしゃれではあるけれど、自分が子どもだったらモノトーンの部屋は少しイヤかもと思ったそうです。果たしてママたちはどう感じるのでしょうか？

子ども部屋にモノトーンはナシかも？

モノトーンで統一されたインテリアには「シンプルで良い」「すっきりした気分になる」と好ましいイメージを持つママたちも多いよう。しかし子ども部屋がモノトーンに仕立てられているとなるとマイナスの印象を持つ人もいるようです。

『確かにイヤだよね、全部木とかモノトーンとか。おもちゃまで。小さい頃はやっぱり原色など色鮮やかなものを見たほうが感覚が刺激されるのでは』

『見た目はいいかもしれないけど、モノトーンやグレー系に統一してる部屋は私もイヤ。子どもの色彩感覚とか大丈夫なのかな？　と心の中で思ってる』

『子ども部屋じゃなくてもイヤだわー。コンクリートの中に住んでるみたいな気分になりそう！』

『落ち着かないね。服の色まで統一されてる』

白やグレーに色を統一された子ども部屋は、まるでコンクリートの中にいるよう、落ち着かないのではないかといった感想を抱くママもいるようです。「子ども部屋がモノトーンはナシかな」と考えるママたちは、子どもが身の回りでさまざまな色に触れられる方が好ましいと感じるようです。

色を限定するのは良くないのでは

もし部屋で目に入る色を白やグレー、黒に制限してしまうと、置けるものが限られてしまうでしょう。たとえ子どもが赤や黄、青などのグッズを飾りたくてもママが許してくれない……。そういった厳しいルールのある家庭の光景を想像するママもいるようです。子ども自身の好みに関わらず、色を限定してしまうことを問題と考えるコメントがありました。

『子どもが選んだのなら良いんだけど、絶対本人は「えーこれぇ？」って思ってるよね。学習机とかベッドとか。確かに大人目線だとシンプルなので統一したいけどさ……。親が支配し過ぎな雰囲気はどうもなー。とは思う』

『欲しいおもちゃがあっても色の制限がかかりそう』

『大人になったら反動で全部キャラクターものの部屋とかアニメグッズとかアイドルだらけになりそう』

『親は嫌かもしれないけど、ガチャガチャしてる方が子どもの色彩感覚的にはいいんじゃない』

自分の好みより、子どもの好みに合わせてあげたい

すっきりしたモノトーンの部屋に憧れる人の気持ちはママたちも理解できるようです。ただもし子どもがさまざまな色のあるカラフルな部屋が良いのならば、親の好みを押し付けすぎるのはどうかと思っているそう。

『自分の部屋にはいいな。子ども部屋はもっとカラフルがいい』

『自分のための家でしか無いよね。せめて子ども部屋くらいは自由にさせてあげれば良いのに……』

なかには子どもが中高生などに成長するにつれ、シンプルな部屋やモノトーンの部屋に憧れるようになったという声もありました。いずれ子どもが希望するようになったら、イメージ通りに整えてあげればいいのではと考えるようですね。

『中学生とかもっと大きくなれば、次第にシンプルな部屋に自分でするようになるのにね。小さいうちは子どもらしい部屋にしてあげればいいのになーとは思う』

『いま娘の部屋を作ってるところだけど、モノトーン風になりそう（笑）。私がいろいろ可愛いの選んでも「いや、もっとシンプルなのがいい」って言うし……まぁもう中学生だけど』

『中学生ならありでしょ～。そういうのが好きになる年頃だと思う』

『娘の部屋はナチュラルな雰囲気にしたけど、高校生になりモノトーンにしたいらしい（笑）』

自分の部屋をモノトーンで統一することは、個人の好みなので問題ないと考えるママが多いようですね。ただママが考えるおしゃれを子どもに押し付けることになるとしたら良くないという意見も見られました。インテリアの色を統一しようとするあまり、子どもの持ち物や行動を必要以上に制限することになってしまう可能性もあるかもしれません。子ども自身の置きたいものや飾りたいものなどの希望も取り入れながら、くつろいで過ごせる部屋にしてあげられるといいですね。

文・井伊テレ子　編集・山内ウェンディ