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<世の中捨てたもんじゃない>【後編】見知らぬ人が恩人に!ピンチを救われたエピソード

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前回からの続き。見ず知らずの人から手助けしてもらった経験はありますか? ピンチを救済してくれた恩人のやさしさに、深い感銘を受けたことがあるママもいるのではないでしょうか。一生忘れられないやさしさの数々がママスタコミュニティに寄せられました。ママたちが体験した温かいエピソード、ご紹介します!

子どもに困り果てていたときに

ギャン泣きするわが子を見て

『スーパーで買い物を済ませた後、1歳半の子どもがひっくり返ってギャン泣き。荷物も多くて抱えられなくて途方に暮れていたら、近くの若い女性が「荷物を持ちますので一緒に駐車場行きましょう」と助けてくれた』

「いろいろと育児で追い詰められていた時期だったから思わず号泣しそうになった」とママ。思いがけぬタイミングで救いの手を差し伸べてもらったのですが、涙をこらえたため絞り出すようにしかお礼が言えなかったのだとか。共感しすぎてもらい泣きしそう!

『スーパーで会計中、2歳の上の子が「抱っこー!」と号泣し始めた。抱っこ紐で下の子を抱っこしているし、買ったものを袋詰めしていてこちらもイライラ。すると私の後ろに並んでいたおばさまが「袋詰めしておくから、上の子の相手をしてあげて」と言ってくれた』

袋詰めを手伝ってくれた方には、コメントを寄せてくれたママと同じくらいの年齢のお孫さんを持つ方だったそう。おばさまは「ありがた迷惑かも?」と迷いながらもコメントを寄せてくれたママと自身の娘さんの姿が重なり、声をかけたのだとか。こんなふうに歳を重ねたいと感じさせられます。

おじいさんからのエールに心救われる

『習い事の帰り道、急に子どもがグズり出した。教材は重いし子どもは歩かない。早く帰ってご飯も作らなきゃいけないしもう限界。そしたら「偉い偉い! お母さんはみんな偉い! 子どもも偉い! 頑張れ頑張れ」と知らないおじいさんからの応援が聞こえてきた』

子育てをしていると「こっちが泣きたいよ」という場面によく出くわしますよね。ギャーギャー騒ぐ子どもを横目にメンタル崩壊寸前のママ。そこに現れたおじいさんからのエールに、ママの心は軽くなったそう。「子どもにキレそうだったけれど、すんでのところで我慢できた」のだとか。

車のトラブルで頭が真っ白に

雪が降った日の出来事

『まだ初心者マークだったころ、通勤中雪道でスリップして雪の壁に突っ込んだ。車外に出ることもできずあたふたしていたら、通りがかったお兄さんが除雪してくれた』

雪がめったに降らない地域に住んでいる場合、チェーンやスタッドレスタイヤで雪の対策を行っていたとしても雪道の運転はさけたいはず。寒いうえ車は動かないし仕事には遅刻してしまいそう……。1人ではどうすることもできない状況に手を差し伸べてくれた方々には、感謝の気持ちでいっぱいでしょう。

見た目は怖そうな人なのに……

『子どもたちとスーパーで買い物後、車のエンジンがかからなくなった。困っていたら、見た目がヤンキーのお兄さんが近づいてきて「ブースターケーブル持ってくるからちょっと待ってて」と、近くの自宅からわざわざ持ってきてくれた。無事エンジンがかかり、お礼を言ってお金を渡そうとしたら「いいよ。俺も子どもいるからさ。寒いから早く帰りな」と言ってくれた』

寒い冬に車のトラブル、お子さんも寒さでブルブル震えていたかもしれませんし、ママは「どうしよう」「どうにかしなきゃ」と必死だったはず。見た目こそ派手なお兄さんですが、子どもを持つ父親として見て見ぬフリはできない状況だったのでしょうね。

『狭い道なのに路駐している車がいて、すれ違いも困難で途方に暮れていたら、対向車からイカついお兄さんが降りてきて運転を代わってくれた』

狭い道でのすれ違い運転。「なんとか通れそう!」と挑むも「やっぱり無理かも……」「無理に進んでぶつかっても嫌だな……」という経験、ありませんか? イカついお兄さんがママに近づいてきたときには「怒鳴られる!」と身構えたそうですが、お兄さんの第一声は「運転代わりましょうか?」とのこと。そして「シート下げてますからね!」と笑顔で車に戻っていったそうな。怖そうな人でも、見た目で判断してはいけませんね!

ママや子どものピンチ!

なんでこんなときにパンクするの!?

『8月の昼過ぎ、1番暑い時間帯。子どもを自転車に乗せて帰宅途中、自転車がパンクした。しばらくしたら車輪もはずれちゃった。子どもも当時1歳。困り果てていたら、40代くらいの男性が自分の自転車をその場において、私の重たい電動自転車を担いで自転車屋に運んでくれた』

自転車のパンク、突然起こりますよね。真夏の暑い時間帯、おまけに1歳の子どもがいる状態ならば、重たい電動自転車をその場に放置して帰宅することを何度も考えたのではないでしょうか。男性には徒歩5分ほどの場所に自転車屋さんまで担いでもらったのだとか。

急に具合が悪くなり……

『公園の滑り台で子どもがいきなりおう吐してしまった。けれど見知らぬ人に「片付けておくので子どものお世話をしてください」と、何のためらいもなくうちの子のおう吐物を掃除してくれた』

子どものおう吐、家のなかならまだしも、外出先だとパニックになりますよね。子どものおう吐処理の大変さを知っているからこそ、サッと対応してくれたのでしょう。外出先、しかも公園でのおう吐。片付けるグッズが少ないなかでの対応、ありがたいものですね。

命の恩人の存在

命からがら逃げたら……

『真冬の夜中、旦那が暴れたから、子どもを連れて外に逃げた。携帯も財布もなく、コンビニ前で途方に暮れていたら、20代の女性に「何かありましたか?」と声をかけられた。子どももいるから心配になったと。事情を話すと「うちに来てください!」と招かれ、夜中なのに食事とお風呂、お布団まで用意してくれて泊めてもらったことがある』

真冬の夜中に部屋着のまま子どもを抱えて立っている母親。もう「何かあった」としか思えない様子に、勇気を出して声をかけてくれた女性。おかげで無事に一夜を過ごすことができましたが、もしも声をかけてもらってなかったとしたら……。素敵な女性に巡り合えて、本当によかったですね。

今ここにいるのはあなたたちのおかげです

『生きていくのがイヤになり、自宅から遠く離れた真冬の青森の山道をフラフラしていた。そしたら次々に「うちにおいで」「話を聞くよ」と声をかけられ、食べ物や温かい飲み物を買ってきてくれたりした。人々のやさしさで自分の気持ちが訳わからなくなり、公園で寝転んでいたところ「これで1度家に帰りなさい」と3万円渡され帰宅を決意した』

よっぽど危ない状態に見えたのでしょうね。地元の人ではないことはすぐにわかるでしょうし、真冬ならば日本中どこにいても身一つでは過ごせないはず。たくさんの人々のやさしさのリレーによって、命拾いをしたママの姿がありました。

おせっかいでもいいじゃないか!

ママや子どものピンチを救ってくれた恩人のエピソードの数々を知ることができました。ご紹介したのはほんの一部だけとなりましたが、「人というのは誰かに支えられて生きているのだなぁ」と改めて感じました。

「おせっかいでもいい、困っている人がいたら声をかけよう」

そう思わせてくれる、心温まるトピックでした。これからもずっと、やさしさのリレーをみんなで繋いでいきたいものですね。

文・吉岡可奈 編集・横内みか イラスト・善哉あん

【つぎ】の記事:<お節介な義母>世話を焼くのが大好きな義母に、育てられた夫は家事育児に非協力的!?【前編まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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