<嫌われる義母>「私が一番!」承認欲求の強い母がずっと苦手だった【第2話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。昔から、母が苦手だった。母は「自分が正しい! 自分が一番!」という、揺るぎない自信を持っていて、それを一歩も譲ろうとしない人。母親じゃなければ絶対に関わりたくない苦手なタイプだ。
結婚してから、母は「息子ばっかりだった私に、やっと娘ができたわ~!」と大喜び。ハルカに連絡しては、食事や買い物に誘っているらしい。聞けば、最近結婚した弟の奥さんにもそうしているのだとか。俺も弟も、正直母とはそんなに仲がよくないので、ハルカや弟の奥さんが母の相手をしてくれているのなら正直ありがたい。そう思う一方で、あのキツい母のことだ。ハルカが傷つくようなことをしていないか、心のどこかでいつも引っかかっていた。でもハルカがニコニコして、俺に弱音を吐いたりしないから、どこかで甘えてしまっていた。ある日……その甘えがツケとなって返ってきた。双方の両親を招いての食事会の後、ハルカは俺に言った。
正直、自分から積極的にあの母親と話したくない。何を言ってもムダに終わるから、俺から母に注意することは……正直、したくない。上手く説得できる気もしないし。だから俺は……少しずるい方へ逃げてしまったのだ。するとハルカは怒りと悲しみが入り混じったような表情になった。
俺が予想していた以上にハルカは傷ついていて、事態は深刻だった。心の底から反省した。
「ごめん……本当にごめん! わかった、はっきりと母さんに言うよ!」
俺はハルカの心を守るために、あの母親に立ち向かうことを決めた。ハルカを守れるのは自分だけだと、やっと気づくことが出来た。遅くなってごめん、ハルカ。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・よし田 編集・荻野実紀子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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