<産後の嫁姑問題>育児ストレスで夫とケンカ、義母ともモメてしまった【第5話まんが:嫁の気持ち】
前回からの続き。今から1年ほど前のことです。里帰り出産を断念した私カナコは、夫セイジの提案で義実家にお世話になることにしました。はじめての育児はうまくいかないことばかり。次第に思い詰めるようになりました。セイジに助けを求めても、どこか他人事。ついにイライラが抑えきれなくなりーー。
こうして夫が夜中のお世話をしました。とはいえ、息子が泣くと私ももちろん目が覚めます。しかしここで起きてしまえば夫は私を頼りにしてしまうでしょう。
セイジ:「どうした~? オムツか~? それともミルクか~?」
と言いながら起きて息子の世話をする夫の隣で、寝たふりをしながら様子をうかがっていました。
昨晩はセイジがお世話をしてくれて、少し気持ちが楽になりました。
(でもセイジは眠たそうだったな……。本当にこれでいいのかな……?)
息子をあやしながら考えていると――。
(いいなぁ……セイジは。寝不足で心配してくれる人がいるんだ。義母はとっても優しいけれど、やっぱり一番心配なのは実の息子のことだよね。そうだよね……。私の孤独よりも、息子の体調だよね……)
私の心は真っ黒な感情でいっぱいになってしまいました。こんなに私が必死で育児をしているのに、それを唯一分かち合えるのは夫しかいないのに、それを奪う義母に嫌悪感すら抱いてしまい……。
カナコ:「えっ? この子は2人の子どもですよ? 私はセイジさんが帰ってくるまで1人で育児しているんです。セイジさんが帰ってきたら、今度はセイジさんが面倒を見ないと、いったい“父親”はいつ面倒をみるんですか? 帰宅したら面倒を見るのは当然ですよ。今時の子育てってこんなもんです。昔と今では子育ての仕方も変わっていますから」
と言い切ると、義母は驚いたような顔をしていました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・Ponko 編集・秋澄乃