<災害に備える>無駄遣い?毎回、数万円使用!旦那の趣味は防災グッズ集め【前編まんが:私の気持ち】
私は最近結婚し、賃貸マンションに引っ越して新生活をスタートさせました。しかし夫婦で一緒に暮らしはじめると、旦那がお金をかける「ある趣味」に悩まされるようになったのです。
旦那はもともとアウトドアが趣味で、山奥へキャンプに行ったり野外ボランティアに参加したりしているとは聞いていました。しかし「災害に備えるため」という名目で購入する品物は毎回数万単位です。収納の一角を埋めつくす大量のグッズや飲料水などの備蓄品……。なるべく旦那のお小遣いから出してもらっているとはいえ、私には無駄遣いだとしか思えません。
そんなある日、私たちが住むマンションの水道設備が故障したとの連絡がありました。
二日も水道が使えないとなると食事も作れないしお風呂に入ることもできません。何より困るのがトイレです。私はすぐに近所のビジネスホテルを探しましたが、どこも満室でした。
すると帰宅した旦那はテキパキと防災グッズを運び出してきて準備をはじめたのです。トイレには非常用のトイレ袋をセット。手や顔を拭くためのウェットティッシュ、お皿を洗わなくて良いよう紙皿やラップも準備してありました。ペットボトルの飲用水も充分な量を確保してあり、手を洗うために使っても大丈夫だと言うのです。
防災グッズが役立って自慢げな顔をするかと思いきや、旦那は意外にも少し悲しそうでした。やがて災害ボランティアに参加した経験を静かに語りはじめた旦那。その経験があったからこそ「備えることの大切さ」が身にしみて分かったと言います。私はただの無駄遣いだと思っていた旦那の行動に、ちゃんと理由があったことを知ったのでした。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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