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<離婚後の名字問題>離婚したのに旦那さんの姓を名乗るのはなぜ?旧姓に戻さない理由とは

結婚をして旦那さんの名字になったとしたら、離婚をした後は元の名字に戻すか、そのまま旦那さんの名字を名乗るかの2つの選択肢が出てきます。子どもがいるかどうかでも状況が違ってくるのでしょうけれど、ママスタコミュニティにはあるママから、このような質問が寄せられました。

『離婚をしたのに、元旦那の名字を名乗っている人はいますか? 理由は何ですか? 私は離婚したときに旧姓に戻しました。元旦那の名字を名乗りたくないからです』

<離婚後の名字問題>離婚したのに旦那さんの姓を名乗るのはなぜ?旧姓に戻さない理由とは1
離婚後、旧姓に戻したという投稿者さん。離婚となった以上、旦那さんの名字を名乗り続けることに抵抗を感じてもおかしくありません。しかしその一方で、離婚したにもかかわらず旦那さんの名字でいるママもいます。投稿者さんは、「気持ちが離れてしまったのになぜ?」と思ったようですが、一体どのような理由が考えられるのでしょうか。

旦那さんに未練があるからでは?

『私のまわりで離婚している人は、全員、元旦那の名字のままにしているよ。未練があるんだろうね』

まずは、「旦那さんへの気持ちが残っているからでは?」という推測から。旦那さんが離婚を切り出したのならば、言われた側として気持ちの整理がつかないこともあるでしょう。もし本当に離婚したくなかったのだとしたら、思い出の詰まった大切な名字、どうしても変えたくないものだったのかもしれませんね

「旧姓が好きでなかった」という理由も!

『私の友人は子どもが幼稚園くらいのときに離婚したけれど、旦那さんの姓を名乗っている。旧姓がかなり珍しく、あまり好きではなかったみたい』

『私の旧姓が珍しくてからかわれてきたし、子どもたちも同じと思った。元旦那は普通の名字だからそのまま』

続いて、実際に離婚した方々が教えてくれた理由、「旧姓が好きではない」。旧姓が珍しい名字のママは、子どもの頃にからかわれた経験をもつ場合も。そうでなくても名前が特定されやすくなってしまうなどのケースもあります。名字は自分ではどうしようもないこと、子どもに同じ経験を味合わせたくないと、元旦那さんの名字を名乗り続ける場合もあるようですね。

仕事の都合上変えないママも

『仕事上、元旦那の名字で慣れてしまっているから』

結婚してからずっと同じ職場で働いているママは、旦那さんの名字が自分の呼び名として浸透していることもあります。職場の同僚や上司だけでなく、取引先の人からもその名字で呼ばれていたとなれば、毎回訂正しなければならなくなります。その作業を面倒に思い、そのままにすることもあるようですね。

子どものことを考えた結果

<離婚後の名字問題>離婚したのに旦那さんの姓を名乗るのはなぜ?旧姓に戻さない理由とは2

『離婚したとき、子どもは小中学生だった。子どもに名字を変えたくないと言われたから変えなかったよ』

『子どもから変えたくないと言われたので、変えてない』

『子どもの卒園アルバムや友達からのお手紙は全部旦那の名字で書いてあって、当然それが本人のアイデンティティだと思う。本人がそのままが良いと思うなら、私の名字や感情なんて二の次でいいやと思った』

たとえママが旧姓に戻したかったとしても、子どもが難色を示す場合もあります。きっとこれまでずっと呼ばれてきた名字でなくなるとなれば、抵抗があったとしても不思議な話ではありませんよね。離婚の事実を突きつけられているようで悲しく感じていたり、まわりに変わったと伝えたくなさそうだったり、きっと子どもから伝わってくる様子にもさまざまなものがあるでしょう。

『小学生でも変わりたくない子はいるでしょう。いじめにあう子もいる。もしくは意地悪なクラスメイトにいじられる』

『うちは離婚して名字を変えたけれど、それが原因で子どもがいじめられたよ。いじめっ子には離婚して名字が変わったと説明したけれど、「嘘だー。嘘つきー」とか言われ続けたらしい。担任の先生に相談して、先生からクラスメイトに隠さないで説明してもらって解決した。大人が理解できないことで絡んでくる子はいるから、子どもの余計なトラブルを防ぐという意味で名字を旧姓に戻さないのはアリだと思うよ』

それ以外にも、他の子からいじめられてしまう、なんてこともあるようですね。全てを理解できる年齢ならば、自身もまわりも比較的簡単に受け入れられるのでしょう。それができない年頃の場合には、必ずしもこのようなことが起きないと言いきれません。名字が変わらなければ気付かれないこともあるため、子どもを守るうえでの選択肢とも考えられるのかもしれませんね。

みんなの気持ちを考えて、選択肢の幅を広げることは大切

『私は旧姓、子どもは学校があるし、慣れているので旦那の姓。私が育てている。いろいろなかたちがあって良いじゃない』

『子どものために名字を変えない気持ちはわかる。でも、元旦那の名字は嫌という気持ちもわかる。状況によりますね』

離婚して旦那さんへの気持ちが離れることで、「その名字を名乗るのは嫌!」という感情が出てきてしまうのは当然のこと。しかし子どもからすれば、今の名字に慣れ親しんで育っているので、違う名字にするのを受け入れられないのも理解できる話です。そのため、ママは旧姓に戻し、子どもはそのままの名字を使うといった選択をしているママもいるようですね。

今回ご紹介した理由は、ママたちの事情のほんの一部。きっとどのようなかたちも、現状や今後を考えて決めたベストな選択です。そのときのみんなの気持ちや子どもの学校のこと、自分の仕事や生活環境などを考慮しながら判断することは、名字を戻す戻さないどちらにしたとしても、きっとものすごく大切なことなのではないでしょうか?

文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
離婚したのに、元夫の姓を名乗ってる人