＜老化は進化＞【後編】これってもしや老化現象！？新入社員や若いアイドルがすごくかわいく見える……
前回からの続き。生活するなかで、ふと感じる自身の「老い」。ママたちは見た目や体感だけでなく、もっとさまざまな箇所で「老化現象」を感じているようですよ。
日々感じる「脳」の衰え
とっさに言葉が出てこない！
『俳優さんやタレントの名前がすぐに言えなくなった』
『言葉がなかなか出てこない』
『あれをそれしてー』
顔ははっきりと思い浮かぶのに、なぜか名前がちっとも思い出せない。ほら、あのドラマに出ていた、あの俳優さん。最終的にはスマホで検索してスッキリする人いませんか？
薄れる記憶にあいまいな記憶
『昨日の晩ご飯が思い出せない』
『あらゆることを秒で忘れる』
『「ついこの前」と思っていた出来事は2年前のことでした』
『きちんと確かめたはずなのに、コンディショナーを買い忘れ、シャンプー2個買って帰ったとき』
昨日の晩ご飯が思い出せないのはよくある話。筆者は双子の男児たちの洗濯物を畳んでいるとき、「この服は上の子ので……」などと服に書いてある子どもの名前を確認しながら畳むのですが、確認したそばから失念し、畳んだ洗濯物を広げて名前を確認するということを毎日繰り返しています。同じサイズの同じ服が2枚あるのだから仕方ない。そう言い聞かせてはみるのですが……。
理解が追いつかないんです！
『最近の曲の歌詞が聞き取れない』
『話をきちんと聞いているつもりなのに、ちっとも頭に入ってこない』
自分の理解の範囲を越えた途端「ナンテイッテイルカワカラナイ」と思考が停止しがちに。すみません、少し時間をください！ あともう少しゆっくりお話してもらえると助かります。
好きなものの変化
食べ物の好みや適量が変わった！
『コンビニのシュークリームの量。おなかいっぱいとかではなく、美味しいと感じる量として、私には多すぎると感じた』
『カップアイスが1度に全部食べられなくなった』
『肉よりも魚を選ぶようになった』
『最近は洋菓子よりも和菓子に目覚めた』
大好きなデザート。多ければ多いほど嬉しかった頃もあったでしょう。年齢とともに味の好みや適量が変わってしまったママ。もしかすると今後、新たなジャンルの食べ物が好きになるかもしれませんよ？
テレビ番組の好みまで変わった！
『キャピキャピした甲高い声のリポーターが無理になった』
『大相撲や朝ドラが楽しみになった』
『最近は旅番組ばっかり見るように』
ワイワイガヤガヤとした番組よりも、落ち着いた番組を見るようになったというママたち。筆者も家に居るときには、見ていなくとも必ずテレビをつけていましたが、最近では静かな無音を好むように。ラジオをつけることも増えました。
ヒトに対する考え方や感じ方の変化も
若い子との歳の差ゆえに
『新入社員、全員可愛く感じる』
『テレビに映る若い子がみんな同じに見える』
『ミニスカートを履いている若い子を見かけると「寒くないのかな」と心配になる』
『パート先のハタチくらいの子の若さがまぶしすぎる』
『子どもの学校の先生が23歳と聞いて「まだ子どもじゃないか！」と感じてしまった』
「若い子を見ていると母親気分になる」というママも。可愛いと感じたり心配してしまったりと、わが子を眺めるときのように、ちょくちょく母としての顔が見え隠れしてしまうようですよ。
他人に興味がなくなった！
『バツイチだけど、もう新たに恋愛する気とかないわ』
『他人に興味が無くなった。よそはよそ、うちはうちの精神』
『たまたま元カレの現在を知る機会があったけど、何の感情もわかなかった。30代のころは「どこかでばったり会ったら泣いちゃうかも」と思うくらい気にしていたのに』
これまでのさまざまな経験が、いい意味でママを吹っ切れさせてくれたのでしょう。他人を気にしながら生きていくと息苦しさを感じることもあります。今がいちばん「自分らしい姿」かもしれませんね。
ママたちから寄せられた老化現象を感じる瞬間。物忘れが増えるなど困った一面があるいっぽう、年齢を重ねたことにより人間としてレベルアップしている一面も垣間見えたような気がします。「老いることが一概に悪いことでもなさそうだな」そんな気持ちにさせてくれるトピックでした！
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- 老いを感じた瞬間