<「楽でいいね」は地雷?>嫁から絶交宣言を受けて孫に会えない!嫌味じゃないとわかってもらうには?
好意的に言ったことが、相手のかんに障ってしまったことってありませんか? のちに人づてに告げられて原因を探してみるものの、言い方なのか口調なのか、はたまた言葉自体なのかわからないと困ってしまいますよね。相手がその場で指摘してくれれば誤解を解くチャンスが得られますが、関係性や状況によっては難しいもの。表面化できなかった苛立ちは、人間関係の亀裂にまで発展することもあるようです。
『半年ほど前に生まれた息子の赤ちゃんに会うことができました。ベビー用品がとても便利そうだったので、お嫁さんについ「今はそんなのがあるのね。いいわね」と言ってしまいました。先日、息子から「妻が、楽をしていると嫌味を言われたからもう会わない」と、連絡がありました。便利で羨ましいなと、口調に出たのかもしれません』
投稿者さんは息子さんからお嫁さんに対するいわれのないことでとがめられ、困惑しています。
『私の言葉は嫌味でしょうか? せめて、嫌味じゃなかったと解ってほしいですが、いまは何か言うのは逆効果でしょうか』
投稿者さんは、せめて誤解を解きたいと望んでいます。ママたちのアイデアをお寄せください。
赤ちゃんのお世話で気持ちに余裕がないのかも
口調はわからないまでも、言葉からは嫌味ではないといったコメントが多数寄せられました。
『私だったら全然嫌味に感じない。お嫁さんは育児の疲れなどで少しナーバスになっているのかもね』
『生後半年で神経が過敏になっているとしたら、それもわかる。言い方が嫌味じゃなくても、受け取るほうが悪く捉えるときもあるし。相手も落ち着いて「悪かったな」と思えば、直接の謝罪はなくとも、向こうから「会ってくれませんか?」ってなるかも』
お嫁さんは初めての赤ちゃんのお世話にてこずっているのかもしれませんし、睡眠不足になったり疲労が蓄積したりすると心身ともに余裕が失われてしまうことも珍しくありません。健康なときには気にならないようなことでも、心身の疲労度が高いとマイナス思考になって悪く捉えてしまうことがあるかもしれませんね。
ずっとのちにママが勘違いしたことに気付いた体験談も届いています。
『一人目を産んで数ヶ月のころ、義姉に「子育てが大変なのに毎日きれいにお化粧をして偉いね」って言われたのを嫌味に捉えて、モヤモヤしたことを思い出した。美意識が高い義姉だからあれは嫌味じゃないといまなら思えるけど、当時の私は冷静じゃなかったんだろうなー』
配慮が足りなかったかも?「楽でいいね」は地雷か
嫌味と思わないママたちがいる一方で、少数ながらも配慮が足りないと感じる意見もありました。
『言い方や口調によっては嫌味っぽかったのかもね? それだけで会わないは過剰反応すぎると思うけれど。実母が授乳室に一緒に入ってきて、「今のお母さんたちはいいねー、何でもあって楽ができて」って言ったときにはまずいと思って追い出したわ。実の娘でも思うんだから、義母の発言だったらまずいかも』
祖母たちのなかには効率化できる家電やベビー用品などを目にし、自分の子育て時代と比較してしまう人もいるでしょう。ただ、「楽ができる」とまで言われてしまうと、複雑な気持ちになってしまいますよね。言葉の主が実母であれば対処のしようもありますが、関係性の薄い義母に抗議はしづらいもの。その場は言葉を飲み込んだとしても、結果的に「しこり」となってしまう場合もあるようです。
『私は産後2ヶ月で義母に会うたびに「そんなのがあるの! 楽ねぇ、楽ちん楽ちん!」と言われ続けたのがすごく辛くて、極力会わないようにしていました』
「楽ちん」と繰り返し言われ、手抜きととがめられるような気持ちになったのかもしれません。誤解を生みださないためには「褒める」ことだけでよいと思うママもいるようです。
『「赤ちゃんかわいいね」だけでよかったのに……。ベビー用品に口出ししないほうがよいと思います』
毎日の化粧について義理姉から褒められたことを嫌味と捉えたママもいましたが、褒める対象が赤ちゃんならば問題はなさそうです。
今後できることは?
投稿者さんは、息子さんに何と言ったら嫌味ではなかったと伝わるでしょうか。
『「ごめんね。楽をしているとは思っていない」と伝えて、あとはほっといたらいいんじゃないかな』
『嫌みを言ったつもりではないことだけは息子に伝えておいたほうがいいと思うよ。そのうえで、手伝えることがあれば……と言い添えておく』
息子さんをとおして誤解を解き、その後は静観することを勧める声が多数届きました。赤ちゃんが成長するにつれて状況が変化し、連絡が来るようになるかもしれません。一方で、次のような意見もありました。
『息子の子どもはその程度と思って、仕事と趣味と友達付き合いに生きたほうが幸せ』
自分の人生を楽しく豊かに生きることで息子さん一家のことが気にならなくなるかもしれないとは、投稿者さんにとって説得力があったようです。
『夫は私ほど孫に執着もなく、趣味に生きているので、見習おうと思います。ありがとうございました』
ふだんから誰に対しても言葉の選択や口調、言い方などに気を付けることによって誤解は生じにくくなりますが、産後まもないお嫁さんなど相手のコンディションによっては、それでも悪く受け取られてしまうことがあるのかもしれません。無理に距離を縮めず静観し、自分の人生を楽しく生きることによって新たな幸せが訪れることを期待したいですね。
文・ななみや 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
【つぎ】の記事:<学歴コンプレックス>高卒の義妹に勝つ!わが子の教育に熱を入れる私【第1話まんが:私の気持ち】
関連記事
※<嫌われる義母>「男の子を産め!」と嫁いびり「暴言を録音することにしました」【前編まんが】- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 嫌味だったでしょうか?