<ママ友、週末は育児放棄!?>「うちの教育方針に口を出さないで」子育ての考え方【後編まんが】
前回からの続き。数年前の話です。近所に住むママ友のAさん夫婦はスポーツ好き。週末はいつも夫婦でスポーツをする予定が入っているようです。
夫婦がスポーツをしているあいだはAさんの実母が子どもを預かっていたようです。しかし、Aさんの実母が体調不良となったことを機に、年長の娘と同級生であるAさんの長男(和樹くん)をたびたびわが家で預かることになりました。
家族で行く予定だった水族館に和樹くんも一緒に出かけると、思いがけず「僕も家族で過ごしたい、スポーツの習いごともしたくない」と泣き出してしまいます。そのことをAさんに伝えると、「うちのことに口を出さないで!」と激怒。そのまま和樹くんを連れて帰ってしまいました。
Aさんのことは、強引で身勝手なところがあると薄々感じてはいましたが、学歴で人を差別し思い込みだけでバカにするような考えを聞いてビックリしました。もうAさんと付き合うのはムリです。ますます和樹くんのことが気になりますが、これ以上口出しできるような状況ではありません。
私は考えた挙句、幼稚園の先生に話をしておくことにしました。
ママ友同士だと角が立つことでも、教育者の立場にある人からのアドバイスなら、すんなり聞き入れるかもしれないと期待したのです。園長先生は、「わかりました。把握しておきますね」と言ってくださいました。
他人の家庭に口出しをして、いいことなどなにもないのはわかっています。とくに子育てに対する考え方は人それぞれ、家庭によってまったく異なるものであることはわかっているつもりです。
でも他人の子といえど、悲しんでいたり困ったりしている様子を見過ごすわけにもいきません。今回は出すぎた言動もありましたが、私にできうる限りのことをしたつもりです。それをどう受け止めるのかは、Aさん夫婦の決めること。少し歯がゆい気持ちも残るけれど、あとは見守るだけだと自分に言い聞かせています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ちょもす 編集・横内みか
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