<旦那の趣味にストップ!>男女6人、初対面オフ会。パパが心配!リスク管理は必要です【後編まんが】
前回からの続き。数年前のお話です。私たちは40代の夫婦です。中学生になった息子たちは部活や塾で忙しく、小さいころのように土日を家族一緒に過ごすことも少なくなりました。そのため旦那は最近、休みの日を自分の趣味のために使うようになったのです。それ自体は別に悪いことではないと思うのですが……。旦那がSNSを通じて知り合った趣味の仲間と会うことになったそうです。しかも「俺しか車を持っていないから、うちの車を使ってドライブする」と言い出しました。
買い出しだって行きたいし、子どもたちの送迎にも車は必要です。私としては休日に車を使われるとすごく困るのです。それに、家の車に見ず知らずの人を乗せたくないという感覚もあります。参加者に女性がいるのにも何となく引っかかっていました。
旦那の目の前にあるものを広げました。
その用紙に、オフ会に参加する人たちの名前、住所、電話番号を記入してもらうよう旦那にお願いをします。
旦那は「え……ここまでする? 大袈裟じゃない?」と面倒くさそうにしていますが、ここまでしないと旦那に抱いている不信感はぬぐえません。
顔も知らない女性が2人参加することが一番気がかり、と何度言っても旦那は聞き入れてくれません。この用紙にすべて記入してくれるなら百歩譲って、「オフ会行ってきてもいいよ!」と言えるのに、それすら理解してくれないだなんて……。進まない話し合いにイライラしてきたところに、救いの手が!
「俺の部屋まで2人の話が聞こえてきたんだけどさ。知らない人を自分の車に乗せるってかなりやばくない? 本当に大丈夫?」私たちの話し声で目が覚めてしまった中1の長男がリビングに降りてきました。
「父さん、変な事件に巻き込まれるかもよ?」と、冷静に話す長男に旦那は動揺を隠しきれていません。私も長男の言うとおりだと思います。よく考えれば子どもでも分かることなのに、旦那はなぜこの判断できないのでしょうか。
「な、なにを言っているんだ……そんなわけないじゃないか。みんな純粋に趣味を楽しんでいる仲間なんだから」旦那は誤魔化そうとしますが、長男は話し続けます。
息子はSNSをきっかけに連れ去られた事件などを持ち出し、真顔で「父さん、山に連れていかれて埋められちゃうかもよ?」などと言い出しました。中学生の息子にさえ反対されて、さすがに旦那は思い直したようです。
その後、旦那はほかの参加者に連絡しドライブは中止。代わりにその日は遠方にいるほかの仲間も含めてオンライン飲み会で広く交流することになったそうです。
旦那の趣味を否定しているわけではありません。ただ、大事な趣味でも今の生活に支障をきたすリスクがあるのなら、今回のように楽しみ方を変えてほしいです。これからも旦那には“くれぐれも家族に迷惑をかけない範囲で……”と念押ししたいと思います(笑)。
原案・ママスタコミュニティ 文、作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子