<励ましが地雷に>【後編】「無事に産まれるなら帝王切開でもいいでしょ」旦那さんの発言に怒り心頭!
前回からの続き。今回の相談者さんは帝王切開の可能性を医師から聞かされたプレママさん。旦那さんから言われた「無事に産まれるなら帝王切開でも良いでしょ」という言葉に、ひどく傷付き憤慨しているそうです。ママスタコミュニティにいるママたちからは、「不安なことがあるときには、“共感”を求めたくなってしまうよね……」と寄り添う言葉がありました。ただ男性目線で考えるとまた少し違った見解もあるようです。
旦那さんは励ましのつもりだったのかも!
もしかしたら旦那さんは、相談者さんがなぜ怒ったり傷ついたりしているのか、今もわかっていないのではありませんか? その態度が火に油を注ぐことだと理解できるのは、実際に出産の怖さを理解できる「女性ならでは」なのかもしれません。
『えー、じゃあなんて言われたら納得するの? 旦那さんは旦那さんなりに考えてフォロー、励ましているんでしょ。いちいちイライラしていたら身が持たないし、そんな風に意味を曲がった取り方して、モヤモヤして、無駄な体力使うだけだよ。もっと真っ直ぐに、そのままの意味で飲み込めばいいよ』
『産まれてくる子どもが大切だからこその言葉じゃない? 「痛そう! 大丈夫?」って言われるよりも「無事に産まれるなら」って言われたほうが良くない?』
相談者さんは会話のなかで共感を求めたのかもしれませんが、おそらく旦那さんは会話しながら「心配しなくても大丈夫」と言いたくて、その根拠を考えていたのでしょう。ただでさえ、旦那さんは帝王切開の当事者になれず、相談者さんの気持ちは想像するしかないのです。そんな相手には「そうではなく一緒に悩んでほしい」「こういうときはこう言ってほしい」などと話さないと、気持ちは伝わっていかないものなのかもしれませんね。
あまりマイナス思考になりすぎず、プラスのことに目を向けてみよう!
『旦那さんも励ましのつもりで言ったのに、地雷で気の毒』
『まぁまぁ。少しのことでイラつく時期よね』
『どんな出産法でも大変でそして立派! 頑張って元気な赤ちゃん産んでね』
もしかしたら今の相談者さんは、旦那さんやまわりからの些細な言葉に、一喜一憂してしまう時期なのかもしれません。しかしそれははじめて出産を経験するのだから当たり前のこと。旦那さんもはじめて産まれる子どもを心配するあまり、奥さんの本当の気持ちにまで気が回らなかったのかもしれません。
旦那さんは相談者さんと赤ちゃんの無事を考えて言ったのでしょうし、かといって決して相談者さんが悪いわけでもありません。はじめてのことがたくさん始まる夫婦同士、「どうしてほしいのか」「どう思っているのか」など我慢せず伝え合うのも、絆を深めるための大切な手段なのではないでしょうか? 今のうちに、夫婦でいろんなことをたくさん話してくださいね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・藤森スズメ
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- 無事に産まれるなら帝王切開でも良いじゃんって言われた