<バツイチ兄の新彼女は、50代>ひとり2万円のコース料理を母が負担!?おかしい!【中編まんが】
前回からの続き。5年くらい前の話です。ある日、バツイチの兄(42歳)から「彼女ができたんだ」と連絡がありました。兄の彼女は54歳で、なぜか食事の支払いはいつも母がしているのだとか。心配になった私は、母に確認することにしました。すると……。
支払いの際に、一応兄も彼女も遠慮する素振りは見せるそうですが、「じゃあご馳走になります!」と結局は母が支払うことになり、その支払額はいつも万を超えるといいます。
母:「またケンカしないでよ。もしかして(彼女は)私を将来の親だと思って甘えてるのかもしれないし。どんな彼女でも誰かいてくれると安心だから……」
母の気持ちもわかります。ずっと独り身かもしれない兄の行く末を案じているのでしょう。でも母(66歳)と兄(42歳)は2まわりちがい、なので彼女はちょうど母と兄の間です。私は兄にひとこと言わないと気がすみませんでした。
「ズルい!」だなんて、わが兄ながらなんて小さなオトコだろうと思いました。彼女の誕生日を母に支払わせるなんて、ありえない! 私は「あんたにつける薬はないわ」と兄との電話を切りました。
母には「もう(兄と)縁を切ったら?」と言いましたが、「息子がこうなってしまったのは私にも責任がある」と言って聞きません。その後、料亭に行ったか行ってないかは知りませんが、兄は彼女と別れたと聞きました。母が毎回ご馳走していたことから、実家にお金があると思っていたようですが、母が支払わなくなると自然と会う回数も減り、別れてしまったそうです。兄然り、彼女然り……歳をとっても大人になりきれない稚拙な言動をとる人もいるのだとあらためて感じたできごとでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よし田 編集・荻野実紀子