<ちょっと待って>【後編】義実家の墓じまいに1,000万円かかるのに義妹が負担してくれない!
前回からの続き。跡継ぎがいないことから、義実家の墓を”墓じまい”することにした今回の相談者さん。費用に1,000万円かかると言われたことから旦那さんの妹さんに折半で負担するよう提案してみたのですが、半額である500万円を「支払いたくない」と断られてしまったそうです。憤慨している相談者さんですが、ママスタコミュニティには妹さんに賛成する声の方が多く届きました。ママたちは「そもそも……」とこのような疑問ももっているようです。
そもそも墓じまいに「1,000万円」は妥当?
もしかしたら妹さんは、墓じまいの費用を出すことに同意していながらも、その金額を妥当でないと感じているのかもしれません。墓じまいに「1,000万円」という金額は妥当なのでしょうか?
『ごねているんじゃなくて、妥当じゃないと思っているんだと思うよ。普通は出さない』
『えっ! 本当に1,000万円? そりゃ妹さん出さないと思うよ。常識的に考えて1,000万円はおかしい。どれだけ大きい墓なの? 私なら両親の大切な遺産を墓じまいのために500万円も使いたくない』
株式会社エイチームライフスタイルの「墓じまいに関する意識調査」によると、墓じまいをしたことがある20代~70代男女のうち26.3%が墓じまいとその後の供養でかかった費用を「50万円未満」と答えています。「100万円未満」と答えた人は17.1%、「150万円未満」は18.4%、「200万円未満」は10.5%という結果になっており、「1,000万円」という金額が比較的高額だということがわかります。
必ずしも全ての費用がこの金額の範囲内とは限りません。散骨・永代供養墓に納骨するなどの違いによっても相場に差がでてくるでしょうし、供養する体数によっても金額が変わってくる可能性があります。しかし一般的な相場とかけ離れていることを考えると、全てを決めてから報告するのでなく、あらかじめ妹さんに相談しておく必要があったのではないでしょうか?
方法:インターネット調査
期間:2019年12月19日~12月23日
地域:全国
対象:家族のお墓があり、お墓の管理を考える立場にある20代~70代の男女
サンプル数:764名
共同でやりたいならば、まずは妹さんの希望も確認しよう
もしどうしても妹さんと一緒に墓じまいをしたいのであれば、内訳の見直しと予算の相談、この2つをクリアしなければ解決に至らないのかもしれません。
『そんな高額な墓じまい聞いたことないよ! 明細を細かく出してもらって、よそと比べてみた方がいいよ。高すぎる!』
『墓じまいの代行をやっているところもあるから、見積もりお願いしてみれば』
『その金額が本当に正しいのか、相場確認したほうがいいよ』
また必ずしも費用を抑えられるとは限りませんが、このような案も届いていますよ。
『十数体ってことは、かなり古い祖先の方の遺骨もあるんだよね? 全部を永代供養しなくてもいいんじゃない? ある程度の代までで区切って、あとを共同墓地にしたら? かなり金額変わると思うよ』
妹さんは墓じまいの費用を出す意思はあるのか、あるとしたらどれくらいの金額なら出せるのか。妹さんに強要するのでなく、まずは相談してみることが必要になってくるのではないでしょうか? 話し合って決めた予算をもとに、墓じまいをどのようなかたちで解決させるのか、互いに意見を出し合いながら検討してみてくださいね。
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