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<恐怖体験?>【後編】思わずゾッ……!?背筋も凍る「怖い話」選【虫・動物&人間編】

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前回からの続き。前編では、ママたちが実際に体験した恐怖の心霊現象を紹介しました。でも怖いのは霊ばかりではありません。ほら、もっと身近なアイツらが襲ってくるかもしれませんよ……。

出てくる、出てくる、アレが……

女性ならではかもしれませんが、虫や動物が苦手な人は多いはず。現れ方によっては悲鳴を上げるレベルに達してしまうようです。まずは、定番の“黒いヤツ”から。

『タバコの箱から髪の毛がピローンって飛び出すみたいにくっついてて、何気なく引っ張ってみたらゴキブリの触覚だった(泣)。あれは忘れられない』

『田舎の祖父母の家で、さあ帰ろうと靴をはこうとしたらモゾッとした感じがして、中を見たら握りこぶしくらいのクモが出てきた……。あれは怖かった』

筆者は子どもの頃、スリッパの中がモゾッとしたので脱いだらムカデが出てきました。咬まれなくてよかった……。

『玄関開けたら、上から体長2mぐらいの黒ヘビが落ちてきた』

これはもう悲鳴を上げて当然でしょう。逆に悲鳴を上げてはいけない場合もあります。

『お風呂入ってたら、窓にクマの影』

まるでパニック映画のワンシーンのようです。

『寝ようかなぁと思って寝室へ。先に寝た旦那をふと見たら、ちょうど小さなクモがイビキかいて寝てる旦那の口にイン。え! と慌てて駆け寄ったけどモグモグしてしまった……。だいぶ前の話だけど、旦那には話せていない』

このまま話さないのが優しさではないでしょうか。

『元彼の家でうどん食べ終わって、使った七味の瓶をなんとなく眺めてたら、中で無数の虫がウヨウヨ動いてた。丼の底にも、たっぷり虫が沈んでいた』

『砂浜で転んで擦り傷を作った。何日かしたらそこが痒くて、だんだん表面がデコボコしてきてた。何だかわからなくて皮膚科で切開したら、中に何かの卵がビッシリ埋まってて何匹か孵化してた』

瓶はともかく、まさか自分の皮膚の中で大量発生とは……。傷口には要注意です!

結局、一番怖いのは生身の人間!?

ここまで心霊現象や虫や動物などの「怖い話」を見ていきました。しかし「怖い話」を語るうえでやっぱり欠かせないのは、私たち人間が引き起こす恐怖なのです。

すぐ身近に戦慄の事件が!

事実を知らなかった、その後何が起きるか予想すらしてなかった……。だからこそやりすごせた瞬間というものがあります。

『朝、ゴミ捨て場が猫かカラスに荒らされてて、穴の空いた袋から肉やキッチンペーパーが大量に散乱。車に潰されたりして道路がものすごく汚れていて、臭いがすごかった。帰りにそこを通ろうとしたら、規制線が張られて回り道させられた。そのゴミ捨て場から、バラバラになった人の体の一部が見つかったって報道で知って青ざめた』

『買い物するために歩いていたら、やけに人に近づくような歩き方をする変な人がいた。すれ違うときにも私に寄ってくる素振りをしたから、じっと見たらさっと離れて行った。翌朝ニュースで、私が歩いていた場所で通り魔事件があったことと、犯人が犯行の何時間も前から現場をウロウロしてたと供述していることを知ってゾッとした』

もしかして、なりすまし?

知らない誰かが自分や家族の名前で生活している……そんなドラマのようなことが現実にあるんです。

『知らないおばさんがうちの敷地内でしゃがみ込んでて、「大丈夫ですか?」って声かけたら、「私の家族を返せ! 人の家を乗っ取りやがって! 許さないぞ! 覚悟しろ! お前に火をつけて焼き殺してやる!」って指差してきた。即通報して逮捕してもらったけど、そのおばさんは私の家族を自分の家族だと言い張ってて、おばさん自身が私の名前を名乗ってた。もちろん全く知らない他人。遠く離れた県からわざわざ電車を乗り継いで来たらしいけど、今でもまた来るんじゃないかと思ってめちゃくちゃ怖い』

『実家に病院から電話あって母が出たら、父親の名前を出して「いらっしゃいますか?」って。母が「何でしょうか」って聞いたら、父が診察に来たけど「保険証忘れた」と言ったので、「では翌日にでも持ってきてください」と言ったけど来ないと。母が「主人は20年以上前に亡くなりましたが」と言うと、相手が絶句してたって。受付で住所や電話番号をスラスラ書いたみたいだし、なんだったんだろう』

もう別れたのになぜ?元彼の執着

一度は恋愛関係になっても、ずっとその気持ちが続くとは限りません。しかも別れたあとに、その事実を受け入れられない人もいるようです。

『年末、元彼から「今夜、家の近くを通るから少し出てこれない? ◯◯と◯◯(学生時代の同級生)も一緒にいるから、久しぶりに集まって話そうよ」ってメールが来た。会えばまた「復縁しよう」としつこく言われる気がして、忘年会だからって嘘ついて断った。
年が明けて、一緒にいると言ってた男友達から連絡があった。深酒した元彼が私への恨みつらみを愚痴りはじめて、「この間、自殺しようとして、だったらあいつも殺して俺も死のうと思って包丁と睡眠薬と練炭まで用意して誘ったんだけど来なかった。来なくてよかった。もし来てたら絶対やってたから。練炭はまだ車にあるけどね」って話してた……って言われた。
付き合ってるときから病んでる感じがして逃げるように別れたけど、まさかそんなことまで考えてるとは思わなかったからゾッとした』

ほかにも、別れた後にストーカー行為を受け続け、別の男性と結婚後も出産した病院にまで押しかけられた人もいました。付き合う前に相手の「心の闇」に気付くのは難しいですし、別れた後もSNSなどで居所や行動を追跡されてしまう場合もあります。なかなか有効な対策ができないのが辛いですね。

笑えない!?ママならではの「怖い話」

前・後編を通じて、さまざまな「怖い話」をご紹介してきました。どれも「もし自分に起こったら……」と考えるとゾッとするものばかりでしたね。

そんななか、ママだからこその“恐怖”コメントもちらほら。どれも「わかる~!」と共感できるはずです。

『朝からエアコン全開でガンガン付けてたら、窓開いてた』

『23時に「おかあさぁん。明日お弁当よろしくね。ごめん、忘れてた」』

『夜中に自撮りしようとスマホを自分に向けたら老婆が!! あれ? 私か! うっそ、こんな老けた? まじ?』

どれも気づかないフリしてスルーしたい……。

最後に、嫁の”恐怖”といえばあの人!

『朝起きて、カーテン開けたら庭に姑がいた』

『深酒した翌日、記憶のない発信履歴があった。夜中3時前、通話時間は5分、発信先は姑……』

やっぱり一番怖いのは人間!? そんな思いを新たにする夏にぴったりのトピックでした。

文・千永美 編集・すずらん イラスト・Ponko

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