言われていた性別と生まれてきた性別が違ったママはいる？心配するプレママさんへ贈る大切な話
妊娠をしてお腹の中で赤ちゃんが育っていくにつれ、性別が気になってくるのはよくあること。実際のところ性別は生まれてくるまでわからない話なのですが、エコーの写り方によってはなんとなく判断できることもあるでしょう。あるママも性別を産婦人科の先生に診てもらったらしいのですが、こんな疑問がでてきたようです。
『現在妊娠5ヶ月です。先日の検診で、「よく見えないけれど、なんとなく女の子みたい」と性別判定を受けました。男の子だと、「おちんちんみたいなものがあった→男の子っぽい→おちんちんだと思ったがへその緒だった→実は女の子だった」というパターンがあるかと思いますが、その逆「女の子っぽい→実は男の子だった」というパターンはあるのですか？』
今回の投稿者さんは検診を受けた際、エコー写真を確認した先生に、「女の子のようだ」と診断を受けたそうです。しかしまだまだ妊娠5ヶ月、それにたった1回の見解、確実だと言い切ることはできません。そのため投稿者さんは「もしかしたら男の子が生まれるのではないか」とも考えているようですが、ママスタコミュニティのママたちのなかに、性別予測が違った経験をもつママはいるのでしょうか？
医師の判断と違った性別で生まれてくることもある！
『女の子と言われて生まれてきた子が男ということはあるし、その逆もある』
『うちの息子がまさにそう。7ヶ月くらいまで女児判定だったけれど、8ヶ月検診で「100パーセント男だね」と先生に教えてもらった』
『男の子、いや女の子、いややっぱり男の子、ん？ 女の子？ うーん多分男。このような流れで男が生まれたよ』
ママたちからのコメントを見てみると、「予測した性別と違った子どもが生まれる」というのが決してめずらしい話でないことがわかりました。筆者のまわりにも同じような経験をもつママが何人かいて、「妊娠6〜7ヶ月で女の子だと言われていたのに、実際生まれてきたら男の子だった」という話を何回か聞いたことがあります。もちろん性別が逆のパターンでも何人かいて、そのうちの1人のママが産後、「性別の判断って難しいんだね！」と笑っていたのをよく憶えています。
どうして性別の判断は難しい？
『姉の子がずっと女の子だと言われていたけれど、産まれたら男の子だった。エコーのときにいつも、おまたを隠してしまって良く見えなかったらしい』
性別の判断をする材料として、エコーでおまたのチェックをすることがよくあります。そのときの赤ちゃんの位置や足の角度、影の有無などによっては、うまく判別できないことも少なくありません。お腹のなかの赤ちゃんに見せてと頼んで見せてもらうのは不可能、写真や動画から判断することになってくるので、たとえ信頼できる先生の診断だったとしても、必ずしも確実だと言い切れないことを心得ておきましょう。
医師側も絶対的な自信は持っていない
『うちの先生は性別を教えてくれた後で絶対に、「でも産まれるまではわからないからね」と釘をさす先生だったわ』
また、産婦人科の先生も「絶対」「確実」という言葉を使わないことが多いようです。筆者が赤ちゃん産むときも、性別がわかりづらかったらしく、先生が「絶対とは言い切れない」とよく付け加えていました。ママたちに過度の期待をさせないために「確実でない」と含みを持たせていることもよくあるので、教えられた性別についてだけでなく、先生の話し方にもしっかりと耳を傾けておくとよさそうですね。
実際のところ生まれてきたら、性別関係なくかわいく思えてしまうもの
『まさにうちがそう。後期の検診でチンがあることが発覚。私は女の子が欲しかったから、その日は落ち込んだよ。今となっては、わが子が愛おしすぎる。どちらにしても、わが子は愛せるから大丈夫よ』
生まれてくる赤ちゃんのことを具体的に想像していけばしていくほど、自分たち親のなかに性別の希望がでてくるのは当然のことだと思います。検診のときに性別を伝えられ、それに合わせて赤ちゃんグッズを揃えたり、名前を考えることだってもちろんあるでしょう。そんな最中に性別が違うことがわかれば、ショックを受けてしまう気持ちもわからなくありません。
筆者の知人にも男の子3きょうだいのママがいるのですが、そのママは3人目も男の子だと途中で知ったときに、さすがにショックを受けたそうです。しかし今では1番下の子も大学生、「騒がしい子育てだったけれど、男の子3人も悪くなかった」と当時を振り返りながら、笑って筆者に話してくれていましたよ。きっと性別がどちらであったとしても、自分の子どもというのはかわいいものです。かけがえのない存在になっていくのは間違いないことなので、もし性別を知ったこと悩んでいるのならば、そのことだけに左右されず新しい生命の誕生を心待ちにしてあげてくださいね。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・天城ヨリ子