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スーパーより自販機のほうが割高なのに、自販機で買いたがる2歳の息子。どうすればいい?

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子どもと買い物に行くと、「途中で喉がかわいてしまいジュースを買ってあげる」なんてこともよくあるのではないでしょうか? ショッピングモールには食品売り場がある場合が多く、なかったとしても所々に自動販売機が設置されています。そんなとき子どもは目につきやすい自動販売機でジュースを買いたがることが多いと思いますが、親としては正直なところ「安ければ食品売り場で買って欲しい」などと思ってしまうことも。ママスタコミュニティに今回投稿をくれたママも、自動販売機でジュースを買いたがる子どもに手を焼いているそうです。

『子どもがショッピングモールで自動販売機のジュースを欲しがります。ジュースを飲ませること自体に問題はないです。ただ同じショッピングモール内にスーパーがあって、値段を考えると、スーパーなら同じ金額で2本買えるし、種類も多い。だから「すぐスーパーに行って買おうね」と言うのですが、全然伝わらない。2歳です。泣きわめく……。どうしたら良いの?』

自動販売機と食品売り場でジュースの価格を比較し、「割高な自動販売機では買いたくない……」と思っている投稿者さん。家計を守るママとして、安いほうで買ってほしいと思う気持ちはよくわかります。しかし一方で、泣きわめく子どもを前に人目を気にせずいることは難しい話。すぐに買ってしまおうかと思う気持ちも理解できます。ママスタコミュニティで聞いてみたところ、金額の差を知りながらも自動販売機で買ってしまうママは、投稿者さんだけではないようです。

うちも自動販売機で買ってしまう……その理由は?

『自分も面倒くさいから自販機で買っているわ。レジも混んでいるし』

『今すぐ飲みたいのに、後でなんて嫌でしょ。買ってあげれば良いのに。今すぐに飲めてレジに並ばなくて良いんだから、高くても仕方なくない? 泣く子をつれてスーパーに行ってジュースを選んでレジに並ぶなんて、安くても嫌だわ』

安いところでジュースを買いたい気持ちは十分に理解できますが、食品売り場まで行ってジュースを選び、そしてレジで並ぶとなると、手間もかかる時間も増えることになります。高くても差額を払うことで手間をなくせるのならば、その金額を許容範囲と考えるママも少なくないようです。

子どもはなぜ自動販売機にこだわるのか?推測するママたち

『自販機で買うのとスーパーに並んでいるのを買うのでは、2歳だと感覚が違うんじゃない? 自販機はお金を入れてボタンを押すと出てくるから、それが楽しいのでは?』

『押したいんだよね、ボタン』

『うちの2歳児は自動販売機を見る度に欲しがる。今は少しだけマシになったけれど。ジュースが好きなんじゃなくて、お金を入れてボタンを押して、ドーンと飲み物が落ちてくるのがたまらなく面白いみたい』

もしかしたらお子さんが自動販売機でジュースを買いたがるのは、喉がかわいてるだけでなく、ボタンを押してみたい気持ちがあるからなのではないでしょうか? 幼い子どもにとってボタンを押してジュースがガタガタと落ちてくる様子は、大人が見ている以上に楽しいものなのかもしれません。「ジュースを買うためのもの」というより、「ボタンを押すとジュースが出るおもちゃ」のような捉え方をしていることから、自動販売機の前で駄々をこねている可能性もあります。

とはいえ自動販売機の前で毎回泣かれるのはちょっと……できる対策は?

自動販売機で買う日と買わない日を決める

『根気よく「今日は買わないよ」と言い聞かせるしかないかもね。子どもは目に入ったものは何でも欲しがるからさ』

『たまにならよくない? 今日は買う日、買わない日を決めていく』

『うちは泣こうがわめこうが一切買わない。買うのは週1で、家族みんなで行く公園で1回だけと決めているよ』

自動販売機でジュースを買う日と、買わない日を決めてみてはいかがでしょうか? 買う日と買わない日を交互にしてみたり、買うのを週に1回にするなど、前もって子どもと約束しておくのもいいでしょう。そうすれば子どもは自動販売機で買う経験も、買うことを我慢する経験も、両方できるようになります。

前もってジュースを買って持参する

『あらかじめ買っておいて持っていくのはどう?』

『自動販売機で買うのが嫌なら、スーパーでまとめ買いをして、出掛けるときに持参したら?』

どうしても自動販売機で買うことに抵抗があるならば、前もって安いところで買っておき、それを持参してはいかがでしょうか? ショッピングモール内で飲食することが禁止されていないのであれば、持っていき飲ませてあげるのもひとつの手です。

親子で無理のないルール作りをすることから始めてみては?

『値段の問題だけじゃなくない? 泣いたり駄々をこねたら買ってもらえるという構図を作るのは、今後を考えても良くないよ』

自動販売機と食品売り場でジュースを買うときの価格差の積み重ねは、家計を守るママとしてはとても悩ましい問題でしょう。投稿者さんが毎回自動販売機で買うことに罪悪感をおぼえる気持ちはわからなくもありません。

しかし今回の件、無事解決して食品売り場で買うようになれば金銭面はもちろんのこと、「子どもに我慢をさせる」教育も一緒にできるようになるのではないでしょうか? 自動販売機の前で泣き叫べばジュースを買ってもらえることがわかると、もしかしたら「泣くことで全て思い通りになる」と勘違いしてしまう可能性もでてきます。その一方で自分がボタンを押してジュースを出す行為に達成感があり、きっとそれが楽しい年頃な子どもの気持ちも十分に理解できます。自主性を伸ばすのも、我慢も覚えさせるのも大切なこと。ママたちからの助言を参考にしつつ、親子で無理のないルール作りをしていくのがいいのではないかなと感じたのですが、みなさんはこの問題どのように考えますか?

文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・Ponko

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