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カプセル入りおもちゃをどのくらいの頻度で買っている?ママたちの切実な事情とは

スーパーの店頭や階段の踊り場などで見かけることがある、カプセル入りおもちゃの自動販売機。子どもたちにとっては素通りしたくない魅力的な場所のひとつかもしれません。おもちゃ屋さんで買うおもちゃに比べれば、値段がそこまで高くないかも? と感じられるのも親子ともども購入のハードルが下がる要因でしょう。しかし購入の回数が増えればカプセル入りおもちゃの“総購入額”は当然上がっていくわけで……。カプセル入りおもちゃに対するママたちの切実な事情を伺いました。

『子どもにカプセル入りおもちゃ買ってあげる? うち2歳。たまに見かけてやりたがったら普通にさせてあげる。200円の割に、300円の割によくできているやつに限るけど。むしろ可愛いから私が全種類欲しいのもある。だけど、実母からは「そんなのやらせちゃだめよ」と言われたり、世間的にはあまりやらせないイメージ。みんなはどう?』

カプセル入りおもちゃをどのくらいの頻度で買っている?ママたちの切実な事情とは1

やらせています!ママたちそれぞれの切実な事情とは

おもちゃの種類を限定しています

『プリキュアのものだけやらせている。他のはやらない』

『うちもたまにならカプセル入りおもちゃ買うけど、私が見てこれならいいかって思えるのだけやらせる』

カプセル入りおもちゃを買っているというママたちは、おもちゃの種類を限定しているようです。カプセル入りおもちゃとひと言で言っても種類はさまざまあるでしょう。すべてのおもちゃを買っていたのではキリがありませんね。「コレだけよ」と子どもに約束しておけば子どもも約束を守りやすいかもしれません。

買い物をスムーズにするために、つい……。

『2歳の男の子。カプセル入りおもちゃかお菓子か1つだけの約束で毎回のようにやっている。スムーズに買い物ができるから。あんまりさせたくないと思いつつもつい』

ママたちがカプセル入りおもちゃを子どもに買っている理由のひとつに「買い物をスムーズにするため」という切実な理由がありました。イヤイヤ期などあまりママの話を聞いてくれない子どもと一緒に買い物をするときには、カプセル入りおもちゃの購入が子どもの機嫌をよくしてくれることもあるのでしょう。「つい……」というママたちの言葉も納得できるものですね。

時々やらせています

カプセル入りおもちゃをどのくらいの頻度で買っている?ママたちの切実な事情とは2

『たまーにだよ。1度やらせるとまた次に見かけたときにやりたがるけど、そこは、この前やったばかりだね。と我慢させることも意識している』

『2歳児。たまーにすごくやりたがったらする。親都合の買い物が長引きそうなときとか、子どもは暇だもんね。家に帰ってからも大切に遊んでるし、他のおもちゃと組み合わせて遊んだらしてるから、いいかなーと思う』

カプセル入りおもちゃを買うママたちでも毎回買っているわけではないようです。すべてを我慢させるのではなく時々買うことで子どもたちの好奇心も満たされるでしょう。買わない機会もあるために我慢することも覚えてくれるかもしれません。”アメとムチ”をママたちは上手に使い分けているのですね。

やらせません!ママたちの理由とは

やりだすとキリがないから

『1度やったら次も、ときりがないから、うちはやらせない』

カプセル入りおもちゃを買うときのポイントのひとつに”欲しいものが出てくるわけではない”という点があります。そのため、欲しいものが出てこなかったときは「もう1回!」とねだられてしまう可能性もあるでしょう。「もう1回!」を避けるためにやらせない、というママがいました。

我慢を覚えてほしいから

『させない。我慢できない子になりそうなので』

こちらのママは「子どもに我慢を覚えてほしい」という理由からやらせていないとのことです。手の届くところにおもちゃがあり、すぐに買ってもらえる環境を当たり前と子どもが認識してしまうことはあまり子どもにとって良い環境ではないかもしれませんね。

すぐ飽きてしまうから

『やらせない。これなら良いなってのはさせるときがあるけど、大体はやってもすぐポイッてなってしまうから』

子どもの興味は次から次へと別のおもちゃや遊び方にうつっていきます。ほんの少しの興味を満たすだけなので、カプセル入りおもちゃは買わない、というママがいました。

カプセル入りおもちゃに対するママたちの考えとは

『やりたいならやらせているよ。禁止して変に執着してもイヤだし』

『自分が小さい頃、親にさせてもらってすごく嬉しかった思い出があるから自分の子にもやらせてたよー。でもお菓子かカプセル入りおもちゃどっちにする? って、選ばせていた』

カプセル入りおもちゃに対するママたちの考えは、ママ自身が子どもだったころの思い出が絡んで複雑なものになっているようです。子どもの頃にカプセル入りおもちゃを禁止されると一種の”飢え”が記憶として残ってしまう可能性もあります。大人になって自由にお金が使えるようになったときに執着してしまうかもしれない、と考えているママがいました。あるいはママ自身が子どもの頃にカプセル入りおもちゃを買ってもらって「嬉しかった」思い出を子どもにも体験させてあげたい、という考えもあるようです。

おもちゃを買うときは親子でルールを決めて。買ったからには大切にしよう

カプセル入りおもちゃに限らず、値段に関わらずおもちゃを買うときには親子でルールを決めておくとわがままを言われることが減るのではないでしょうか。子どもにも我慢をしてもらう機会が出てくるでしょう。例えば「カプセル入りおもちゃはひと月に1回だけ」「何が出ても2回目はしない」といった取り決めを購入前に親子で約束しておくのです。そして買ったからには大切に扱ってもらうこともあわせて教えたいですね。

文・しのむ  編集・Natsu イラスト・Ponko

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