<誰にも言えない文句>【後編】うちの子はダンスが上手いのに位置は端っこ。なぜセンターじゃないの?
前回からの続き。幼稚園のダンス会で、踊りが上手なわが子がセンターになれなかったとモヤモヤする相談者さん。ママスタコミュニティでは共感とともに、「幼稚園側にも思惑があるのかもしれない」という推測も寄せられました。たしかに踊りが上手でない子がセンターで、踊りが得意な相談者さんのお子さんが毎年端にいることを考えると、園側の教育的な目的が一貫して存在しているようにも思えますね。それ以外にも納得できそうなコメントがいくつか寄せられています。
気にかけてほしいのはどの親も一緒、不得意な子の親ならなおさら!
「わが子を気にかけてほしい」と思っているのは相談者さんだけではありません。どの親も一緒のことです。ダンスの踊れない子が端っこにいると、お手本が見えにくい場合もあるでしょうし、「クラスに馴染めていない」子の場合もあります。踊りが不得意な子の親にも、先生にフォローしてもらいたい部分がたくさんあるのです。
『保育園・幼稚園は親の欲望を満たすもんじゃないよ? 普段から頑張るわが子をみんな見に来る』
『仕事じゃないからね。踊れる子は端でも目立つけど、できない子が端に行ったら先生から見えないじゃん。だからじゃない?』
きっと今回の配置も、子どもたちの性格や親への配慮、さまざまなものを先生たちが総合的に判断した結果だったのかもしれません。そう思うと相談者さんのお子さんはスポットライトを浴びる位置でないながらも、全体をまとめるためとても重要な役割を果たしていたのだと考えられそうです。
親の目線はセンター。わが子に注目していれば位置なんて関係ない
『センターって、親なんて自分の子しかみてないんだから意味ある? 脇でもセンターにいるかのように撮っていたよ』
『どの親もみんな、わが子が一番見やすい所にいてほしいんじゃない? きっとみんな思っていることだよ。当日は自分の子だけ見ていればいいじゃない。どうせ真ん中にいようが端にいようが、わが子しかみんな見ないんだから』
『どこでダンスしても変わらなくない? 端の方が写真やビデオ撮影の位置が見当がついて撮りやすい。見つけやすいし。真ん中の埋もれている位置が一番見えにくい』
センターにいようが端にいようが、わが子のアップの映像が多ければ、きっと位置の問題は後々さほど気にならなくなってくるはず。「表情豊かなダンス姿を記録としてたくさん残せた」と思えてくるかもしれません。
とはいえ相談者さんとしてはやはり残念に感じてしまうところもあるでしょう。そんなときには「うちの子は“踊りが上手”だからこそ、この位置なのだ」と解釈してみてはどうでしょう。ダンスを楽しむお子さんがさらに自信をつけられるよう、親が考えていくこともまた、大切なのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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