＜女性同士の結婚式＞憧れの先輩が突然カミングアウト！心の偏見に気づき学びを得た日【前編】まんが

私が広告会社に勤めていたときの話です。会社の先輩Aさんは私の憧れの女性でした。彼女のいいところをあげるとキリがありません。

配属された部署は、化粧品や美容品を担当していたので女性が多く、Aさん含めて部署のみんなと公私共に交流がありました。私は憧れのAさんに金魚のフンのようにくっつき、休日はエステをハシゴしたり、部署でBBQをしたり、ときには旅行に行ったこともありました。私は、Aさんを含めた部署のみんなと過ごす日々に「学生時代につぐ第二の青春時代だ！」と思いながら毎日を謳歌していました。
20～30代の女性が集まれば、やはり話題は恋愛や結婚にのぼることも多かったです。私はちょうどその頃、お付き合いしていた男性（今の夫）との結婚に悩んでいました。
「もうすぐ家の更新なんですけど、いつもどちらかの家にいる状態だから同棲したくって……」そんな悩みをA先輩にも持ちかけたことがありました。
いつもはどんな悩みにも絶妙な答えを出してくれる先輩が、「うーん、私にはちょっとわからないな」と歯切れが悪く。（いくら仲良くなっても、恋愛相談を会社の先輩や上司にするのは違うのかな……）そのときはそう思っていました。

後編へ続く。
脚本・rollingdell　作画・イチエ　編集・秋澄乃

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