<死産の経験>死産した子が忘れられない。男の子が欲しいのに性別は女の子……【後編】
第一子の息子さんを死産された投稿者さん。同じ男の子を育てたくて4人目を妊娠中ですが、女の子とわかりショックを受けています。このママのお悩みに、同じ経験をしているママたちからも声が寄せられました。
死産を経験したママのリアルな声
『男の子を生後2ヶ月で亡くし、その後やはり男の子に執着して男の子を産みました。私も心の隙間を埋められるかと思っていたけれど、全然埋まりませんよ。やはり別の子なので。男の子でも女の子でも埋まらないと思います。「育ててあげたかったな」とむしろ隙間は広がった気がします。もちろん赤ちゃんは可愛いくて大切で癒されますが』
『死産は大変辛い記憶だと思います。でもお腹の子は誰かの代わりではありませんよね? 亡くなった子にしてやれなかったことを、今いるお子さん達にしてあげられることが供養にもなると思います。私も辛い想いをしましたが、気持ちを引きずるのは決していいことではないと思います』
同じ死産を経験したママからリアルな声が寄せられました。前者のママは希望通り、死産した子と同じ性別の子を産みましたが、余計心の隙間は広がったようです。たしかに性別が一緒だと余計、死産した子と比べてしまいつらくなりそうですよね。希望通りになると現実との落差に愕然としてしまうこともあるかもしれません。
人生は思い通りにいかないもの
『死産した男の子が次に産まれる子だとは思えないのかな? そもそも子どもは投稿者さんの心の隙間を埋めるために産まれてくるわけでもないし、人生って思うようにいかないもんだよ』
『投稿者さんの場合、女の子で良かった気がする。これで男の子が生まれたら、亡くなった子の生まれ変わりだと思って育てそう。亡くなった子は帰ってこないよ』
『新たに生まれる子は新しい命だし、流産してしまった子はその子ひとりなんだよ。かわりにされたくないから、男の子が産まれて来なかったのかもしれないよ。それに流産してしまった子から目を背けようとしているんだよ。その子が存在していたことを認めてあげられていないってことだから。その方が可哀想じゃない?』
死産を経験した投稿者さんの声を皮切りに、次々他のママからも叱咤激励の声が寄せられました。みなさん「投稿者さんの心の隙間を埋めるために子どもを産むのは子どもがかわいそう」と感じているようです。投稿者さんは折り合いをつけるために子どもを産んでいるなら、なおさら辛いかもしれませんよね。
ですから、無事生まれてきた子どもたちをしっかり育ていくことが心の折り合いになるのではないでしょうか。決して死はマイナスだけではないはずです。娘さんたちが成長して「本当はあなたたちにお兄さんがいた」と娘さんたちに告げる日がきたら、娘さんたちは「お兄さんが亡くなったからこそ私は生まれた」とお兄さんに感謝する日がくるかもしれません。ママと一緒に供養してくれるそんな娘さんたちに育ってくれるといいですね。
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