子どもの奇声で近所迷惑!奇声を発する幼児の上手な対処法とは?
幼児期に子どもが奇声を発して周りに迷惑をかけるかヒヤヒヤした経験のあるママはいるでしょうか。かわいいいたずらならまだしも、奇声は周囲に迷惑をかけるため「絶対やめさせたい」と躍起になってしまうママは少なくないかもしれませんよね。今回ご紹介するのはママスタコミュニティに寄せられたあるママのお悩みです。
『2歳の子どもが「キーーーーッ!!」という奇声を発するようになった。目を見て言い聞かせても大きい声で叱っても笑いながら余計にやる。どうしようもなくてビンタしたらビックリした顔して抱きついてきた。罪悪感がすごいけれど、他に方法がなかった。みんなはこういうときどうしてるの?』
投稿者さんの場合はアパートの室内で子どもが奇声を発するため、ご近所迷惑にならないようどうしても止めさせたくてビンタをしてしまったようですね。室内での奇声はたしかに悩ましいですね。他のママたちはこのママのお悩みにどう答えたのでしょうか。
仕方がない状況もある?
『お猿さんには1回くらい仕方ない。2歳でもハッとしたのでは?』
『ビンタするよ。もちろん手加減して。ペシッと』
『奇声はダメだと理解できて良かったんじゃない?』
『その状況なら私も叩く。笑いながらやられたら無理だわ。かまってもらうために奇声を発するのならば「このやり方はだめなんだ」と覚えてもらうためにも、一旦ショックを与えるのはありだと思う。放置して叫ばせておくのは周りに迷惑だもの。謝って、わからなくても言い聞かせる』
「その状況であれば仕方ないのでは?」と考えるママたちから声が寄せられました。投稿者さんも子どもに「奇声はよくない」と言い聞かせをしたうえで、奇声を止めなかったので手加減をしつつビンタをしていますよね。ですからこの状況なら仕方がないと考えるママは多いようです。投稿者さんの子どもはまだ2歳。言葉で説明するよりも効果があることもあるかもしれませんよね。
過去に経験あるママから同情の声が集まる
『私の子どもも癇癪起こして泣き叫び続けて、なんか心の糸がブチッと切れて気づいたらビンタしちゃっていた。その後「お願いだから話を聞いて。これが続いたらあなたのことは大好きだけれど一緒にいられなくなる」と泣きながら一生懸命話をした。それからは癇癪を起こさなくなったけれど、いまだ罪悪感は消えない』
『上の子が奇声を発するタイプだった。あれめちゃくちゃ嫌だよね。下の子の昔のほっこり動画を見てたら横で「キャアー」って馬鹿でかい奇声が入っていて今聞いてもイラッとする』
奇声を発する子どもに苦労したママから同情の声が寄せられました。多くのママが奇声はツライと考えているようですね。実際、筆者の周りにも奇声を発する子どもがいました。その子は成長とともに奇声を発しなくなりましたが、ただ一時的なものとはいえ経験したママからは「当時のことを思い出すとイラつく」といったコメントも寄せられています。ママにとっては当時のストレスを一生引きずることになるかもしれませんよね。
叩くのはNGと考えるママもいる
『2歳の子どもを叩くって最悪。叩いて止めさせるのは命の危険があるときだけ。力でねじ伏せるのは自分の力不足を棚に上げて、力で誤魔化しているだけで何にも解決しない。一回叩いたらきっとこれからもずっと叩くようになる。近所にどうとか言っているけれど、自分が恥ずかしいだけですよね?』
『やってほしくないことは無視して、好意的な行動を褒める。叩くのはどうなんだろうね。親の方がエスカレートしそう。ちなみに大人が本気で子どもを叩くと死ぬことがあります。虐待で死なせてしまった大人の言い訳で多いのは「まさか死ぬとは思わなかった」』
『イライラも分かるけれど投稿者さんの子、外で友達叩いたりするのが普通になると思うよ』
また「叩くなんてありえない」といった声も多数寄せられました。投稿者さんは本気でビンタしたわけではなく手加減をしたようですが、子どもは叩かれたといった事実が印象に残り、手加減の程度はわからないかもしれませんよね。またママのまねをして友達をぶったりするリスクも考えられます。投稿者さんもビンタをしたことに罪悪感を抱いているので、他の方法で対応できたらベストですよね。
ドンと構えて子どもの気持ちに寄り添って
『公園とか人の少ないところで思いっきり遊ばせて、叫ばせて発散するとかは?』
『キーって言わせとく。本人には言いたくなる理由があるんだろうから。なるべくその理由を探ってみる。構って欲しいのが理由なら、別の方法で構ってみたり』
ビンタ以外に対処法を考えてくれたママもいました。投稿者さんのお子さんは笑顔で奇声を発しているようなので、不快感から奇声を発しているのではなさそうですよね。ですから叱責せずに、奇声の理由を聞いてみるのはいいかもしれません。そしてハードルが高いかもしれませんが、近隣には顔を合わせたときに子どもの状況を説明しておくとママの気もラクになるのではないでしょうか。
また投稿者さんのお子さんは「ママが周囲に気を遣い、自分を見ていない」ことを察している可能性もあります。子どもって意外とママの気持ちに敏感な生き物。ですから投稿者さんはまず「奇声をあげるならやってもいいよ」とドンと構えてみてはいかがでしょうか。家にいる際には窓を閉め切るなどして、なるべく音が外に漏れないようにすると気持ちもラクになりそうです。そして子どもの奇声を発する気持ちに「楽しいね」などと寄り添い、その上で「楽しいけれど、大きい声は公園で出そうね」と伝えて公園に行くと効果があるかもしれません。ついママは周りに目が行きがちですが、「第一は子どもの気持ち」といったスタンスでいると、きっと子どもにも伝わり、ママの嫌がることはしなくなるかもしれませんよ。
文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ イラスト・水戸さゆこ
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