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<作品整理>「お願い!捨てさせて」手作り工作をためこむ小学生。変化のきっかけ【後編】まんが

前回からの続き。小学生の息子が工作を決して捨てさせてくれません。どんどん溜まる一方で私は頭を抱えていました。その週末、私たちは亡くなった義母の家を片付けに向かったのです。几帳面だった義母は旦那の子どもの頃の思い出の品をたくさん保管していました。
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息子がノートを手に取ると半分がぼろっと剥がれて落ちてしまいました。私がヒモで綴じられた紙の束を持ち上げようとすると、綴じヒモはぷっつりと切れてバラバラとたくさんの紙が床に散らばりました。さらに古びた箱のすき間からは……。

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おそらく義母が存命だった頃はきれいに掃除され、虫除けなどの管理もされていたのでしょう。しかし半年のあいだ誰も住んでいなかった家からは、さまざまな大きさの虫が這い出てきました。そのたびに「うわっ」「ぎゃっ」と驚いていた息子。帰宅した後、突然こんなことを言いだしたのです。

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息子は紙やテープで作った工作は「永遠に同じ状態で取っておけるわけではない」と学んだようです。
その後息子と相談しながら、納戸のなかの工作を減らすことに成功しました。学校から持ち帰った作品はしばらく飾った後、お気に入りのもの以外は処分することに。せっかく作った努力の証としてカメラで撮影し、画像に保存することで納得してもらいました。思いがけない経験が、子どもの成長のきっかけになることもあるのだなと感じています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・編集部 作画・きたがわなつみ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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