【後編】実家の父から度重なるお節介。頑固で言うことを聞かない父親の心情とは?
何度も断っても夕飯を届けに来る、実父のお節介に辟易している投稿者さん。この投稿者さんの父親の立場になって考えてくれたママスタコミュニティのママたちもたくさんいました。
成長した孫との接し方がわからない
『孫たちはすごく可愛いし心配だけれど、孫が大きくなってどう接していいかわからないゆえの行動なのでは? 投稿者さんも子どもたちも冷たいなと感じてしまう。うちの実父は亡くなっているけれど毒親だったから、うらやましいなと単純に思っちゃった』
『何もそんなに拒否しなくてもいいんじゃない? 何かしてあげたいって思ってのことかもしれないし』
『何が嫌なの? 好きなの買ってきてくれるんでしょ? ありがたくもらっておけば? 私は親へ仕送してる身だから、贅沢な悩みだなーって思った』
「ありがたく実父が届けてくれる夕飯を頂戴しては?」と考えるママたちからもコメントが寄せられました。こちらのママたちは、投稿者さんの代わりに夕飯を用意してくれる親が近くに住んでいることをうらやましく感じているようですね。たしかに何もしてくれない親よりも、家事や子育てをあれこれサポートしてくれる親は本来ありがたい存在のはずですよね。
また「実父は孫との接し方がわからないのでは?」といった意見もありました。こちらも一理ありそうです。投稿者さんの父親は孫が大きくなって接し方がわからず、夕飯なら必要だろうからと届けてくれている可能性もあります。夕飯を届ける以外に月に1回夕飯をともにするなど、孫とのかかわりを作ってあげてもいいのかもしれません。
認知症が始まっている可能性も
『前からこうだった? 少し酷くなっているなら認知(症)が入ってきているかも。認知(症)だとまともに言っても通じないよ?』
『良かれと思っていても、嫌がっていることを押し付ける人は認知症も入ってきているかもね。思い込みが激しいことや頑固になるのも症状のうちかも』
「以前にもまして聞く耳を持たないようになっているのであれば認知症を疑った方がいい」といったママの意見も寄せられました。厚生労働省によれば、認知症とは脳の病気や障害などさまざまな原因から認知機能が低下し、日常生活を送る上でも支障が出てくるような状態を指すようです。また症状としては、同じことを何度も言ったり、頑固になったりすることもあるようなので、認知症の疑いもなきにしもあらずです。もし疑いがあるのであれば、一度本人としっかり話す機会を持ち、医師などに相談してみる必要があるのではないでしょうか。
お父さんは孤独を感じている可能性も
『お父さんはプライドが高いのかも。本当は寂しくて構って欲しいのに、そう言えないから物で関わろうとする。自分のためにやっているのに相手のためにやっているようなこと言うし、ご飯を買う際も相手に構わず自分本位に買うから、お子さんたちが鬱陶しくなるのも無理もないと思う』
『お父さんに趣味や友達を作ってもらったら?』
またお父さんは孤独をかかえていて相手にしてほしいのではといった声もありました。こちらのママの意見は一理あるのではないでしょうか。投稿者さんの実父はおそらくすでにリタイアし、社会との接点も少なく孤独な生活を送っているかもしれません。だから娘や孫に必要以上に関わろうとするのかもしれませんよね。
その場合は、実父のプライドを傷つけるような直接的な断り方は控えた方がいいのではないでしょうか。本当に困る場合は感謝の念を伝えつつ、しばらくしてから月に数回夕飯を届けてもらうなど、徐々に回数を減らしてもらうといいかもしれません。まず娘が実父の存在を肯定してあげれば安心して、娘の言うことに聞く耳を持つようになるなど状況が好転することもありそうです。
それ同時に、娘や孫以外にも社会の接点を持てるよう実父のために働きかけをしてみるとよいのではないでしょうか。時間はかかるやり方ですが、親孝行の一つと丁寧に対応し円満な親子関係を築く姿勢を、投稿者さんの子どもにも見せられるといいですね。
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- 実家がしつこい