保護者会での親同士の自己紹介って不要じゃない?こんな人は煙たがられる、親の顔がわかっていいなど賛否両論!
園や学校の保護者会に出席すると自己紹介を求められることがありますよね。保護者同士、互いの顔と名前を知るいい機会ではありますが、ちょっと抵抗を感じてしまうなんて人もいるかもしれません。ママたちが意見交換をするママスタコミュニティに、こんな投稿がありました。
『保護者会のときの自己紹介は必要ないよね』
自己紹介はしなくてもいいのでは? という問題提起ですね。筆者も子どもの年度はじめの保護者会に参加してきましたが、進学や進級のタイミングでクラスのメンバーが変わったこともあり、全員が順に自己紹介をする時間が設けられていました。でもふだん人前で話す機会があまりない、話すのが苦手という人にとっては、それを苦痛に感じる場合もありますね。
保護者会などでの自己紹介でどんなことを話している?
『名前と「1年間よろしくお願いします」で終わり』
『私は「○○の母です。よろしくお願いします」しか言わないけれど、いらないなぁと思う』
どの子の親であるかを知ってもらうことを優先し、あとは「よろしくお願いします」など簡単な挨拶程度で済ませているという人は少なくないのでは? 筆者の経験からすると、小学校入学後初めての保護者会では幼稚園の名前、中学校入学時は出身小学校の名前、高校入学時は出身中学校の名前も添えていましたよ。
聞く側としても自己紹介はシンプルにしてほしい!
『「うちの子、おてんばで~、お調子者で~」と紹介する保護者はムリ!』
『「時間に限りがあるのでお子さんの名前だけでお願いします」と担任が言っているのに、ベラベラ5分くらいスピーチする人、なんなのあれ』
『きょうだいが何人いて、こんな子ですとかいらない。仲良くするのは子ども同士だし』
『子ども同士が仲良くすればそれでいいと思っているし、そこに保護者は関係あるの? と思う』
『どんなお子さんかも話してくださいと言われるけれど、その場で言っても誰だかわからないし、誰も覚えていないよね』
『知ってどうするの? 子どもが仲良くなれば自然と知ったり連絡交換するんだから、必要ない』
コミュニティには、情報をつめ込みすぎて時間を要するような自己紹介は避けておくべきという意見が多く届けられました。仲良くするのはあくまで子ども同士、そこに親が関与する機会がそう多くなければ、親同士が深く知り合う必要もないのかもしれません。またとくに生徒数(=保護者数)が多いクラスの場合、1人の持ち時間を短くしないと保護者会が長引いてしまいます。そういったことに先生が配慮する場合もあるようです。筆者の場合、小学校では親が協力する行事が多かったこともあって、親同士がある程度知り合っておいた方が便利かもしれないなと思っていました。でも中学、高校に上がってからはそういった行事もなく、それにともなって親同士が顔を合わせる必要性をほとんど感じなくなりました。子どもの年齢に応じて、自己紹介の内容を変えていくのも手かもしれませんね。
「保護者会での自己紹介は嫌いじゃない」その理由は?
『短いなりにも個性が出て面白いけれどなぁ。自分自身は、特に語る面白エピソードもないから覚えてもらえるとも思っていないけれど』
『私は自己紹介を聞くのが好きだな。お母さんやお家の雰囲気もちょっと伝わったりして、子どもからお友達の名前が出たときにイメージしやすくなる』
『2年生からは自己紹介あると「あの子のお母さんかぁ~」と思って聞いているよ』
『仲良くしている子たちの保護者のお顔が分かるから、自己紹介があって良かった』
反対に自己紹介に好意的な意見も見られます。子どもとの会話の中で頻繁に名前の挙がるお友達と保護者が一致して、親近感を覚えるなんてこともありますよね。会の後で声をかけて、それをきっかけに保護者同士の距離も縮まる場合も。筆者も自己紹介の後で、子どもが仲良くしている友達のお母さんに挨拶をしたことがありました。そのお母さんも互いの子どもたちが仲良くしていることを知っていたので、話は早かったです。そのうちスーパーなどで偶然に一緒になっても、情報交換できたりしましたよ。
こんな風にしてみたら自己紹介の時間が楽しくなるかも……
ここであるママが教えてくれた、自己紹介にまつわるユニークな取り組みを紹介します。
『子どもが2人います。今まで20回くらい自己紹介してきたけれど、今年の担任が初めて教室のモニターに子どもの写真を1人ずつ映して、モニターに映った子の親が「○の母です。よろしくお願いします」と自己紹介するシステムになった。これはいいなと思ったよ。子どもの名前を聞いても、顔がわからない子もたくさんいるからね~』
直接的ではないものの、少しでもママたちみんなに知ってもらいたいという先生の願いが伝わるエピソードですね。なんとなくでも顔を覚え、その子の家での様子を少しでも知ってからなら、わが子が‟学校情報”を伝えてくれるときに、これまで以上に盛り上がることができるかもしれません。また小学校時代などまだ子どもが幼いうちは、「見覚えがある」程度でも子どもたちの顔を知っておくと防犯上役に立つこともあるでしょう。地域外に1人でいるのを見かけた、暗くなってもまだ公園で遊んでいたから帰るように声をかけたといった目配りもしやすくなるのではないでしょうか。せっかくの自己紹介の時間なので、もっと有意義に使うために、このようなやり方を先生に提案していくのもいいかもしれませんね。
文・こもも イラスト・Ponko 編集・blackcat
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