2021/04/29

旦那さんが5万円のスニーカーを買ってきたら許す？許さない？

201016使用_017_旦那_マメ美
ファッションにこだわりがあると、とくに思い入れの強いアイテムにお金をかけすぎてしまう旦那さんもいるようです。あるママの旦那さんの場合はスニーカー愛が強すぎるらしく、ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。

『旦那がスニーカーに5万円もお金を使ったら、みんなならどうする？　これだけはゆずれないと言われるんだけれど……』

スニーカーにこだわるあまり、1足に5万円払っても平然としている旦那さん。投稿者さんとしては納得できない様子です。できればその5万円を食費やその他の生活費、子どもの教育費に回したい……などと考え出したら、こちらはもう止まりませんよね。でもスニーカーに大金をはたいてしまう旦那さん、どうもけっこういるみたいです。

靴にこだわる旦那さん、実は多い？

『うちもスニーカー大好き。5万円ならまだいいわ。履ききれないだろう！　というくらい集めたスニーカーがある』

『うちの夫は5万ではおさまらないよ。しかも1足2足でもない』

いったいどんなデザインのスニーカーなのか見たくなってしまいますが、5万円どころか、1足にそれ以上かけるケースも報告されました。コレクターレベルなのか、高価なスニーカーが家に溢れかえっているふうな報告もあります。そうなると「これまで総額いくら使ったの？」と計算したくなりそうなものですが、一方でスニーカーに5万円を使うとしても許せるというママもいます。

旦那が5万円でスニーカー買ってきても許せる。その理由は？

家計とは別、自分のお小遣いの範囲内で買っているから

『我が家の場合は、旦那は自分のお金で買い物をするので、自由にどうぞ～だよ』

『自分で購入しているから何も言わない』

『小遣いの中からやっているなら問題ないよねー？　買ってくれって言うなら別だけれど』

旦那さんが自身のお小遣いで買ってくるなら、ママたちも文句はないみたいですね。なかには高価なスニーカーを買うために、毎月少しずつお金を貯めている旦那さんもいるのではないでしょうか。そのような努力をしてまで買いたいのであれば、ママも許してあげるかという気持ちになるのかも……？　生活費や教育費にシワ寄せがこなければ、ママたちも口出しする必要はないと判断するようです。

長く履くことになるだろうから

『大切に綺麗に靴を履いてくれる方が私は嬉しい』

旦那さんが納得して買った靴ならば、大切に使うでしょうし、その後のメンテナンスもしっかりとすることでしょう。たとえ購入代金は高くても、何年も履き続けるのならば、結果的にコスパがよくなることもあるかもしれません。

自分（ママ）の方がお金を使っているから

『うちの場合は構わない。洋服に無頓着な人だから、スニーカーに5万円かけても大丈夫。私の方が洋服や化粧品にお金を使いまくっているから、欲しければ買ったらいいと思う』

『別に良いと思う。自分も欲しいものができたとき、気持ちよく買いたいし』

『推しのコンサートグッズに、内緒で10万とか使ってしまうからなんも言えない』

『私もヒール靴が好きで集めちゃうから言えない』

旦那さんが高価なスニーカーを買ったとしても、何も言えない……。そうつぶやくのは、自分も同じようにけっこうな大金を趣味などに投じているママたちです。旦那さんがスニーカーに使う金額以上の額を使ってしまうというママもいれば、こっそりと裏で買い物をしてしまうというママもいます。自分がお金を使いたい時に後ろ髪を引かれないためにも、旦那さんの買い物には文句を言わないでおこうという心理が働くのかもしれませんね。

どんな理由であっても、5万円は許せない

『絶対無理。許さない。よくて2万円』

『私は嫌だな。収入があっても嫌』

いっぽうで理由に関係なく、5万円のスニーカーを買うのは許せないという声も届いています。たしかに高額ですものね……。ただ金額を下げればOKかもしれないという意見もありますので、収入とのバランス、タイミング……とケースバイケースとも言えそうです。だからこそまずは購入前に声をかけてといったところではないでしょうか。

こだわるのはスニーカーだけなの？

『本当に「スニーカーだけ」なのかな？　スニーカーだけが5万で服はファストファッションでも良いなら、年に何足(若しくはいくらまで)と決めて、その中でやってもらう』

スニーカーに5万円も使うほどこだわりがあるならば、ファッション全般にも興味がある旦那さんなのかもしれません。そのせいで万が一5万円のスニーカーだけにとどまらないようなことになってくると、話は変わってきますよね。そういう旦那さんの場合、もちろん収入にもよるでしょうけれど、ファッションに使っていい額をある程度決めておくほうが安心かもしれません。

価値観を尊重してあげつつ、お金にまつわる疑問は解消しよう

『こればかりは、身の丈と価値観じゃないの』

スニーカーに5万円を使うのは旦那さんにとってはふつうのことでも、投稿者さんは疑問を感じずにはいられません。これは価値観の違いも関係してきますよね。

ちなみに筆者の夫は釣り好きです。気づいたら家の中に新しい釣竿があったりして「また買ったんだな」と思うことがあるのですが、筆者からはとくに何も言いません。それは夫が自身のお小遣いのなかでやりくりしているからです。夫が趣味にお金を使うことで家計が苦しくなったり、子どもの教育費を捻出しづらくなったりするようなことがあれば問題ですが、そうではないので夫の価値観を尊重したいと考えているのです。もちろん家計の均衡がくずれればストップをかけることになりますが……。

投稿者さんの場合も、まずはもう一度、旦那さんに5万円のスニーカーの必要性を確認してみてはいかがでしょうか？　それを履くのか飾っておきたいだけのか、履くのならどのくらいの頻度で履くつもりなのかなど、気になることをある程度たしかめた上で判断してもいいかもしれません。夫婦とはいえ、一方がもう一方の価値観を尊重していいようにも思いますが、生活に支障が出ることになるなら本末転倒です。家族内でお金にまつわる疑問や不明点もない方がいいでしょう。どうしてもモヤモヤが解消されなかったり、この先が不安ならぜひ話し合ってみてくださいね。

文・こもも　イラスト・マメ美　編集・blackcat