まんが【後編】私だけ「完全無視」のママ友「私何かしたかな!?」トラブルの当事者になって気づくこと
前回からの続き。もう「Aママ」と顔を合わせたくない私。送りも迎えの際も、バス停から少し離れた場所からバスが来るのを待って、バスが来たら走ってバス停に到着するということを数日繰り返してみました。
しかし娘はお友達に会いたがるし、自分を客観視したら「いい歳の大人が何をやっているんだろう……」と情けなく、バカらしくも思えました。
「親同士にトラブルはなくとも、子ども同士で何かあったかも?」と思った私は、幼稚園の先生に確認しましたが、先生には思い当たるようなことはないとのことでした。
今回みたいに自分のことを完全無視するとわかっている相手に、挨拶をし続けるほど私のメンタルは強くないことがわかり、自分の弱い部分を目の当たりにすることになりました。
「この気持ち、誰かに聞いて欲しい!」と思いましたが、夫に話しても「くだらない」と一笑されて終わりそうです。同じ幼稚園や近所のママ友に相談するのは控えた方がいいと思い、長年来の友人に話してみました。友人は小学生2人のママでもあります。
友人に言われて、気づいたことがあります。ママになるまでの私の交友関係は学生時代の友人や仕事仲間です。自然と、どこか「自分と似た価値観のコミュニティ」に身を置いていた気がします。
ママ友は単に子どもを介してたまたま知り合った人。自分と似た価値観じゃない人だっていて当然です。ただの顔見知り程度の人だと思うと気が楽になりました。
この日まで、「幼稚園で何か噂されるかも?」とママ友たちからの目を気にして、踏ん切りがつきませんでしたが、思い切って幼稚園に隣のバス停に変えてもらうことにしました。毎朝のストレスがなくなってスッキリ! 今回イヤな思いをしましたが、自分の幼稚さに気付けたり、ママ友との関係を考え直せたり、良いこともあったと思うことにします。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・イチエ 編集・秋澄乃