家庭訪問で訪れた先生へのおもてなし。お茶は出しますか?それとも出さない?
新入学や進級などの季節になると、幼稚園や小学校でおこなわれる「家庭訪問」。はじめて経験するママの場合は、何をどこまで準備すればいいのか悩ましい問題かもしれません。今回はそのような家庭訪問に関する疑問のなかから、先生へお出しする飲み物について注目してみましょう。
『家庭訪問のとき、先生にお茶を出さないっていう人いる? 今年の家庭訪問は先生にお茶は出さないでいいかなと思っているんだけど、どう思う? 受けとるかどうかは別として、ペットボトルのお茶をお渡しするのはやっぱりダメかな?』
家庭訪問とはいえ、先生をどのようにおもてなししたらいいかと投稿者さんは悩んでいるようです。家庭訪問で自宅を訪れた先生へのおもてなし、ママたちはどうしているのかを見てみましょう。
お茶などは出さないと答えるママたち
『すでに何件か回ってきていて、その都度お茶を出されていたら胃がチャプチャプになっているだろうし、かといってお茶を出されたら飲まなきゃいけないし……と、なりそうだからうちは出さない。先生のことを考えたらいらないんじゃない?』
『うちの子が幼稚園のときの家庭訪問は、配られたプリントに「お茶などはいりません」って書いてあった。それでも一応出したんだけど、先生は一切手をつけなくて。だから翌年からは何も出さなくなった』
1日に何軒も回る先生の負担を考えると、お茶やお菓子などは迷惑になるかもしれないと考えるママたちの声。あえてお茶などを出さないことも「気配り」としてのおもてなしかもしれませんね。
お茶を出すなら「ペットボトル」という声も目立つ
『昔からペットボトルを出していたよ。お茶を出してもどうせ飲まないから、帰りに「後で飲んでください」って渡していた』
『うちは先生が車で家庭訪問に来るから、「移動中にでも飲んでください」って言ってペットボトルのお茶を渡しているよ』
『350mlのペットボトルを出していた。その場で先生が飲むことはないから、未開封のまま渡すようにしている。先生も人間だし最初は遠慮するけど、ペットボトルをもらって内心ラッキーなんじゃないかな~とか思っている』
グラスや湯呑などでお茶を出すのではなく、最初から未開封のペットボトルのお茶を出すという声も目立ちました。たしかに未開封のペットボトルであれば、その場で飲まなくてもいいですから先生の負担も減りそうですね。しかしペットボトルそのものに対する相反した意見も寄せられていました。
ペットボトルは荷物になるのでは?
『自分が先生だったら出さないで欲しい。ペットボトルは荷物が重くなるしいらないかな』
『他の家庭にも行くだろうし、荷物になるからペットボトルは渡さない』
『ペットボトルは荷物になるから出さないよ。うちの子の学校は、家庭訪問は自転車か徒歩と決まっているから、雨だったら申し訳ないし』
地域や学校の規模によっては、かなりの数の家庭を1日で周る先生もいることでしょう。何本もペットボトルのお茶をもらってしまうと、かなりの荷物になってしまいそうですね。車やバイク移動の先生ならまだしも、徒歩の場合は荷物になってしまいかねませんので、先生の状況次第ではペットボトルでお出しすることも考えないといけないかもしれません。
学校側から不要と言われているケースも
『家の場所を確認するためだから、家のなかには入らないって学校の手紙にあったよ』
『数年前からプリントにお茶とかは受け取らないって書かれていた』
『学校からお茶とかは出さないでっていう連絡が毎年来るから、何もしないよ』
家庭訪問の時期になると、学校側から家庭訪問時のお茶は不要ですといった内容のプリントが配られるというケースもあるようです。このように学校側から不要とハッキリ明記してくれると、ママたちも助かりますよね。
家に上がらないので立ち話だけして終わるケースも
『お茶とか1度も出したことがない。玄関先でチョロっと話しておしまい』
『毎年玄関先で立って話すだけだから、お茶菓子は出さないよ。事前にプリントで「玄関先でやります」ってお知らせがくる』
『うちの子の学校は玄関先で少し立ち話をしたら終わりだから、家にあがることがない』
家のなかにあがって頂いてお話をするとなると、お茶のひとつもお出ししなくてはいけない? と考えてしまうかもしれません。しかし玄関先で立ち話程度となれば、何もお出しせずに終わっても失礼ではなさそうですよね。
感染症が流行した背景などから、他人の家に気軽に上がることが難しくなっていますし、今後の家庭訪問は玄関先で話すだけのような形式が増えていくかもしれませんね。
先生からのリアルな声
『育休中の教員です。お茶を出されて勧められてしまうと申し訳ないので口はつけますが、いらないと思います。ペットボトルを持たされることもありましたが荷物になってしまうので……。あまりものを受け取ることもしたくないと思います。生徒の話をしに行ったり、家庭の様子を見に行ったりするために行くので、お茶など気をつかわなくても大丈夫かと思います』
『出されたものを飲んでも食べてもいけない決まりがあった。アイスを出されたときは溶けてしまうので申し訳なく食べるしかなかったこともある。他には帰りに車を出発しながら挨拶をしていたら、開けていた窓からお菓子を投げ入れてくれたお母さんとかいたよ(笑)』
『教員だけど、ペットボトルを出されるご家庭がほとんどだし、そのほうが助かる』
教職をされているママたちからのリアルな声も寄せられました。気を使わなくてもいいという考えの先生もいれば、ペットボトルなら助かるという先生もいるようですので、何も出さなくても恐らく問題はないのでしょう。お出しするとすればペットボトルが喜ばれるのかもしれませんね。
気を使いすぎなくてもいいのかも
『子どもが4月から幼稚園の年少なんだけど、家庭訪問のことを聞ける身内がいなくて困っていた。だからこの話題、スゴく助かるよ。家庭訪問のときどうすればいいのかわからずにスゴく悩んでいたから』
はじめてのお子さんの場合、何が正解かわからなくて不安になることもありますよね。今回のママたちの声は、悩めるママたちを救ってくれているのかもしれませんね。
家庭訪問とはいえ、先生をわが家にお招きするわけですから、お茶やお菓子でおもてなしを……と考えるのかもしれません。しかしママたちの体験談や、実際に先生をされているママのリアルな声を見ると、あまり気を使いすぎなくてもいいのかもしれませんね。おもてなしに気を使いすぎるより、先生とお話しすることをメインに考えるほうが、子どものためにも今後のためにもなるかもしれませんよ!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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