【後編】母の日のプレゼントを選んでいたら「ウチの親には?」と旦那。カチンとくる私は薄情な嫁?
前回からの続き。実母に母の日のプレゼントを選んでいたところ、旦那さんからの「うちの親には?」という一言にイラつきを覚えてしまった投稿者さん。「自分の親への贈り物の準備は自分でしてよ」という気持ちも分かりますが、ママスタコミュニティに寄せられたコメントは意外と手厳しいものでした。
贈り物を買うお金は家計のどこから支払う?
『その母の日のやつは投稿者さんのお金から出すの? 旦那の稼ぎからだとまた話は変わってくるよ』
『実家に関することは自分で払うってスタンスでルールになってるよ。介護も、最初からそれぞれの親が自分で払う約束してる』
『投稿者さんが働いたお金から出してるなら「知らんがな」だけど、家計からなら義両親のも頼むわ』
『うちは2人のお金からは出さない。それぞれ別財産の独身時代貯金か、小遣いからそれぞれが自分の親に買うことにしている』
『お互い、自分の親に何かするのはそれぞれ。私は自分の貯金やお小遣いで、両親の誕生日、クリスマス、結婚記念日、父母の日、年始のディナーに連れ出しご馳走する。
旦那はほとんどしてないけど、年1くらい親と外食に。これだとお互い文句無しだよ』
そもそも両家へ贈るプレゼントの支払いはどうなっているの? とママスタコミュニティに集まったママたちは疑問に思います。投稿者さんの母へのプレゼントの支払い元が旦那さんであった場合、投稿者さんは自分の親の贈り物だけ選ぶのではなく義両親への気遣いも必要になってくるのでは? ということのようですね。一方で支払い元が夫と妻でキッチリと分かれているのであれば、プレゼント選びも各々がやるべきだというコメントに思わず頷いてしまいます。
もし逆の立場だったらどう思う?
『私ももし旦那が旦那の親のものばかり選んでたらモヤモヤする。うちの親のも考えてくれとは思わないけどそっちはどうするとか、自分はこれを送るよと何か言ってくれたらいいのにと思う』
『そりゃ自分の親ばかりじゃ言われても仕方ないかと。逆に旦那さんがそれをしたら、投稿者さんは何も言わないの?』
一方で、旦那さんが自分の親にばかり贈り物を選んでいたら、投稿者さんだってモヤモヤするのでは? というコメントも寄せられました。もちろん積極的に実親へのプレゼントを選んでもらって構わないのですが、「そっち(妻側)の親にはどうするの?」という気遣いの一言があっても良いのに……と思うものかもしれません。そうなると旦那さんが何気なく言った「ウチの親には?」の一言にも、そこまでの悪気があったわけではないとも考えられそうです。
旦那さんの「言い方」にもよるのかな
『「うちの親のもお願いしていいかな」ぐらいの言い方なら、快く引き受けるけど、自分は何もしないのに妻がやって当たり前みたいな言い方されるとイラつくよね』
『旦那さんの言い方がね。「うちの母にも贈りたいんだけど、選んでくれる?」なら、いいかな』
『「うちの親は?」って言うなら自分で何かしたらいいのに……と思わなくもないね。「俺も母親に送りたいし、せっかくだから一緒に頼んでよ」とかならわかるけど』
事の発端は旦那さんの言い方に、投稿者さんがカチンときたところからでした。旦那さんがもう少し配慮ある言い方をしていたら投稿者さんの印象も変わってきたのかもしれません。どんなに善意でおこなっていることであっても、それを「当たり前」に思われてしまうと、快く思えなくなってしまう場合もありますよね。つくづく生活とは、日々の一言一言のうえに成り立っているのだな……と感じます。
気遣いの「一言」はお互いに大事
『実母のを調べてるなら義母にも探して「こんなのどう?」とかやるけどな。せっかく結婚して夫婦になったんだからさ』
『こういうことって話し合って決めないの? 結婚したばっかりなら仕方ないけれど、何年も経過したなら毎年のことだし今更だよね。どうしていくのか最初のうちに話し合って決めたらいいのに』
親への贈り物にまつわる考え方はご夫婦によってかなり違うようですね。しかし贈り物に限らず、これから親の面倒や介護の問題など、夫と妻のどちらか一方が負担を背負ってしまう場面が出てくるかもしれません。そんなとき夫婦として大切にしなくてはいけないのは、相手にやってもらっていることを「当たり前」と思わず、相手を思いやる気遣いの言葉をかけあうことなのかもしれないな……と、勉強になる投稿でした。
【つぎ】の記事:【前編】なんでも「旦那に聞いてみるね」と答えるママ友。その言葉に隠される本当の胸の内とは……?