2021/04/04

【後編】義妹の引っ越しの手伝いで旦那の貴重な休みを奪われてしまった！妻と子どもは放置でガッカリ

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「既婚者の実兄を引っ越しの手伝いに呼ぶ独身の妹をどう思うか」というのが今回のご相談。相談者さんのご友人が兄嫁の立場らしく、同じ子育てをするママとして、その状況をかわいそうに思ったのだとか。しかしママスタコミュニティでは「1日くらいいいじゃない」「業者に頼まないなら当然のことでは？」といった妹さん擁護の意見が目立ちました。もちろんその一方で、「兄嫁さんの立場だったら嫌な気持ちになるかな」と共感するコメントもありました。もしかしたらこれらの見解は、どちらの目線で考えるのかによって正解が変わってくる「答えのない話」なのかもしれませんね。

子どもも大事だけれど、妹のことも助けてあげたかったのでは？

前編では妹さんと兄嫁さん、それぞれの立場になって考えてみました。今度はお兄さんである旦那さんの立場になって考えてみましょう。せっかくの休みに妹さんの引っ越しの手伝いをしたということは、きっと「助けてあげたい」という気持ちのほうが強かったからですよね。旦那さんだって休みはゆっくり、家族団らんをして過ごしたいと思っているはず。けれども引っ越しはそう頻繁にあることでもないし、困っている家族を助けたいという善意から、今回の選択をしたのではないでしょうか。

『兄嫁からしてみれば他人でも、旦那にとっては実の妹なわけでありまして』

『嫁からしたら気分は良くないかもしれないけど、いくつになってもきょうだいなんだしいいんじゃない？』

『本人がいいならいいんじゃないの？　うちの引越しも男手ほしいから義兄に手伝ってもらったし、姉の引越しの手伝いをうちの家族で手伝ったよ』

旦那さんはさまざまな事情を考慮して義妹さんのお願いにOKを出したはず。その話を兄嫁さんが引きずるとなれば、もはや義妹さんは関係なく、夫婦間の問題になってしまうのかもしれませんね。

気持ちを切り替えて、パパの家族サービスはまた次の機会に

今回、兄嫁さんががっかりしたのは、家族サービスの日がなくなってしまったからです。想像しかできませんが、きっと旦那さんは激務であまりお休みがとれないのでしょう。そのため貴重な休みを妹さんに取られたとなれば、やり場のない気持ちになってしまっても自然なことではないでしょうか。

けれども今回ばかりは家族のピンチを救いたかった旦那さんを立てて、「その分次回のお休みは家族サービスをたくさんしてもらおう」とプラス思考で考えてみてはいかがでしょうか？　そうすることで気持ちを上手く切り替えられるのかもしれません。きっと旦那さんも心の底では家族と一緒の時間を過ごしたいと思っているはず。その気持ちを理解してあげられると良いですね。

相談者さんにできることは兄嫁の立場であるご友人の気持ちに寄り添ってあげること。しかし旦那さんや妹さんの気持ちを共に考えてみることで、きっとご友人も気持ちを切り替えやすく、救われるところもあるかもしれませんよ。

文・物江窓香　編集・古川純奈　イラスト・Ponko

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