<ショック!>【前編】高学歴を目指していたはずが不登校に。つらくて泣きそう……なのは親!?
親は子どもに対して、「こういう人になってもらいたい」という願いを多かれ少なかれ持つものでしょう。ひょっとしたらもっと具体的に「この大学に入って、将来はこういう仕事に就いて……」と野心を抱く方もいるでしょう。「高学歴になってほしい」と考えるママたちは少なくないのかもしれません。
『泣きたい。子どもが高学歴になるのを目指していたのにまさかの中学生で不登校……。小さいときから習いごとをたくさんさせて、小学生からは塾にも通わせて、オール国公立で高学歴になるはずだった。それなのに不登校なんて。高校は通信制を考えているけれどちゃんと卒業できるかどうか。何でこうなっちゃったんだろう……本当につらすぎて泣きたい』
投稿者さんはお子さんが高学歴になるのを願い、小さいころから塾や習いごとなどに通わせていました。しかし中学生になるとともにお子さんは不登校に……。ご自身の計画が狂ってしまったことに投稿者さんは「つらい、泣きたい」と本音を漏らします。しかしママたちからはやや辛辣な意見が寄せられました。
本当につらいのは……
『不登校の原因はわからないけれど、いじめにせよ勉強についていけないにせよ、何かしら今の学校がつらいから不登校なんでしょ? そしてこのままでは自分の思い描いた進路に影響が出るから投稿者さんは泣きたいんでしょ? 泣いているのはお子さんだよ。どうして「不登校になって苦しむ子どもを助けるにはどうしたらいいか」を悩まず、「学歴がダメになること」に悲しむのか理解ができないよ』
『どんな親でも子どもにはいい学校に行っていい会社で働いてほしいと思うものだよ。でもそれは本人が望まないなら単なる拷問でしかないの。不登校になるくらい苦しんでいるのだから「違う道もあるよ」と手を差し伸べるのが本当の親だよ。早く気づいてあげて』
『お子さんの心が壊れちゃうよ……。本当につらすぎて泣きたいのはお子さんのほうなのに、そういう意識すらないなんて』
『高学歴を目指していたのはお子さんではなく親でしょ。親のエゴに付き合わされて疲れてしまったのでは?』
「つらい、泣きたい」とこぼした投稿者さん。文から読み取る限り「わが子が不登校になってしまってかわいそうでつらい」というよりは「わが子を高学歴に育てるつもりだったのに計画通りにならなくてつらい」という意味合いのようですね……。投稿者さんの意図を汲み取ったママたちからは「本当に泣きたいのはお子さんのほうでは」と冷静な意見が寄せられました。もちろんわが子が小さいときから目標を掲げて頑張ってきた投稿者さんも、今の状況に思うところはあるかもしれません。しかし今それ以上に考えるべきことは、不登校になったお子さんの気持ちにいかに寄り添うかではないでしょうか。
お子さんには負担が大きかったのかも……
『頑張らせすぎたんじゃない? 「高学歴! 高学歴!」ってうるさく言われ続けて嫌になったんだよ』
『期待が重かったんじゃない? 自分の意思で行動させてこなかったでしょ? どうせ習いごとも「どれがいい?」と聞きながらも、やらない選択肢は与えてないでしょ? 子どもが何か選んでも「こっちがいいよ」と最終的に誘導してきたでしょ』
『高学歴だから幸せなの? 高学歴じゃないと恥ずかしいの? なんでこうなっちゃったんだろうって、あれもこれもやらせすぎて逃げ場がなかったんじゃないの?』
お子さんが小さいころから将来を見据えて塾や習いごとなどに通わせていた投稿者さん。お子さんのためを思ってしていたこの行動が、ひょっとしたらお子さん本人には重荷に感じられていたのかもしれません。今までずっと期待に応えようと頑張っていたお子さんは、中学生になって疲れてしまったのではないでしょうか。
子どもの幸せは子どもが決めるもの
『子どもの幸せは、親が決めるものじゃない』
『子どもの人生であって親の人生じゃないよ』
わが子の将来に大きな野心を抱いていた投稿者さんに対して、諭すような意見も寄せられました。子どもの生き方や幸せは子ども自身が決めるものであって、親が決めるものではない……頭ではわかっているはずなのに忘れがちなことではないでしょうか。「わが子には幸せになってほしい」と願うのは親としては当然の感情です。しかしそれが行き過ぎるとお子さんにとって負担になってしまうことも……。子どもの人生に希望を持つのは悪いことではないでしょう。しかしそこに子ども自身の希望がともなっていないと幸せには繋がらないのかもしれません。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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