子どもの誕生日メニュー。主役のリクエストを最優先しますか?
お子さんの誕生日に「腕によりをかけて食事を用意しよう!」と張り切るママも少なくないでしょう。わが家もそうですが、まずはお誕生日の主役に「何が食べたい?」と聞くこと、ありますよね?
『明日は子どもの誕生日。ケーキは予約済み。子どもの好きなものにしようと思って「ご飯何がいい?」って聞いたら、オムライスとフライドポテトだってー。「他には?」って聞いたら、たらこパスタ(笑)。そんなので良いのかなあ。もっと手のこんだものを作ろうかと思ってたんだけど、子どもの食べたいもので良いよね?』
投稿者さんは、お子さんの「オムライスとフライドポテト」の返答に、少々戸惑っているようです。この質問を読んだママたちはどう答えるのでしょうか。
主役の希望が1番
『リクエストの内容が可愛い。お子さんの望みを叶えてあげるのが1番だと思います!』
『子どもの食べたいものでいい!』
『良いんだよ~。じゅうぶんステキなパーティになりそう!』
『子どもが食べたいものを作るのが1番ですよ! うちの子もオムライスって言ってた! ちなみにたらこパスタも大好き』
『たらこパスタなんて大人だねえ。うちは毎年同じリクエストで、唐揚げとポテト。本人の好きなものが1番だよ』
多くのママが「主役の食べたいもの」を作るのが1番だよ、と答えています。お誕生日は年に1回の特別な日ですよね。ママが張り切りたい気持ちは少し我慢して「本人の希望を聞いてあげるべし」というママたちのコメントにもうなずけます。
ママのひと工夫でスペシャル感をプラス
『本人のリクエストがいいに決まってるよー。オムライスでも、おめでとうとかハートとかケチャップで書いてあげたら2倍増しだしね』
お子さんのリクエストに応えつつママのアイデアも加わった、まさに一石二鳥のメニューです。筆者のママ友も「息子6歳のお誕生日のリクエストが定番のラーメンだったよ」と嘆き、普通のラーメンでは悔しいからと「野菜と肉たっぷりの煮込みラーメンにしてやった」そう。お誕生日はスペシャルで! と張り切りたいママの気持ちを何とかカタチにしたようです。どうしても腕をふるいたい! と考えるのであれば、お子さんのリクエストにプラスαする、いつもとは違う飾りつけにするなどといった工夫で「スペシャル感」を出すのも良いかもしれませんね。
親の心、子知らず……
そうは言っても「わが子のために張り切りたい!」と思うママたち。そんな気持ちを打ち砕かれた経験のあるママは少なくないようです。
『親はそんなんでいいの? って思うもの食べたがるよね』
『子どもって意外といつも食べてるものをリクエストするよねー。うち、去年は鍋って言われて鍋にした(笑)』
なるほど、ママとしてはがっかりする気持ちも分かりますが……。子どもとしては食べ慣れた味が安心、ということもあるのかもしれません。
『うちの娘なんて3歳のとき、誕生日何が食べたいか聞いたら「おじや」って言ったからね。家族4人で「おじや」食べたの。風邪をひいたときに食べた「おじや」が美味しかったみたい』
娘さんにとってママの作る「おじや」は最高の味だったに違いありません!
『うちは聞いたらヤバイから聞かないよ。テイクアウトのお寿司と唐揚げやエビフライを大皿に盛っちゃう』
お子さんにリクエストを聞くことを恐れて、先手を打つママもいます。どの経験談も、まさに「親の心、子知らず」ですね。
素敵なお母さんだと思うよ
投稿を読んで、あなたはステキなママだと思う! と励ます声も寄せられています。
『悩む時点で、いいお母さんじゃん!』
『お母さんの手料理がいいなんて、投稿者さんはいいお母さんだよ』
『いいと思う! いいお母さんだ~。楽しいお誕生日になりますように』
『頑張ってね』
「こんなメニューで良いのだろうか……」と迷う投稿者さん。どんなにお子さんのことを思っているかが伝わってきます。「悩む時点で良いお母さんに違いない!」というコメントには納得です。
どんな形であっても素敵なお誕生日でありますように
『手がこんでるかどうかは子どもには関係ないよ』
そういう考え方もあるかもしれませんね。ママが張り切って作る「よそゆき」の料理よりも、普段の手料理の方が喜ばれた、という経験をもつママもいるのかもしれません。
『うちは外食がいいとか言うだろうな……』
筆者の友人にも「いつも自分のお誕生日はお家ごはんでつまらない。ばぁばのお誕生日はレストランなのに。と言われたから、今年はステーキ屋に連れて行った」とこれまた少々不満そうに語るママがいました。ママの手作り料理で子どものお祝いをしたいという気持ち、よくわかります。けれど筆者は「外食だっていいじゃない! 本人の希望を叶えたスペシャルディナーよ!」と話したことがあります。
お誕生日は1年にたった1度のこと。主役のお子さんにとっても嬉しい日ですが、親としても成長を感じる特別な1日ですよね。そんな大切な日に料理に腕をふるうのも楽しいものですが、もし料理に気をとられて、てんてこ舞いになるようであれば、お子さんとじっくりゆったり過ごすことを大事にしてもいいのかもしれません。お子さんのリクエストに応えたママの手料理であっても、外食であっても、大切なのは家族との時間。どんな形であっても素敵なお誕生日になると良いですよね。
文・すずらん 編集・Natsu イラスト・Ponko
関連記事
※【前編】義弟夫婦の叱らない育児「子どものしたことでしょ?」娘の誕生日ケーキを勝手に食べないで!- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 明日、子どもの誕生日なんだけど